ファンタジー 実力主義小説一覧
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私は、時間を努力に使ってきました。
怠ける事なく努力を続けてきました。
聖女の仕事を続けながら、時間を作っては努力をしてきました。
“時間がない”と言い訳してるゴミどもがいますが、時間は誰にでも平等にあります。
そして、努力に使うための時間とは自分で作るものなのです。
それが出来ないゴミは一生底辺で苦しんでればいいんです。
そんなゴミが文句つけてくるなら私が殺してやります。
私は努力を続けてるので、ゴミどもなんて殺せます。
私強い!!
努力のおかげ!!
「お姉様ぁ、マリーミア聖女の仕事が終わったからぁ、遊んでくるわぁ」
はぁ、妹のマリーミアは聖女の仕事が終わると遊びに行きます。
馬鹿ですねクズですね。死ねばいいのにああいう生き物は。
「はぁ、マリーミア。貴女はいつもそうね。
聖女の仕事が終わったら、せっかくの時間を遊びに使って怠けてだらだら怠惰に生きて。
それで生きてるなんて言えるのかしら。
貴重な時間を努力に使ったらどうかしら」
「お姉様ぁ。マリーミア病弱だからぁ、いつまで遊べるか分からないのよぉ。
遊べる今のうちに遊んでおくのよぉ。
貴重な時間を努力に使って遊ばない人間って馬鹿よねぇ。
そう、お姉様のような馬鹿聖女の事よぉ」
「お姉様ぁ、許してぇ。ごめんなさぁいい」
はぁ!?『許してぇ』!?許せるわけないじゃないの。
今更謝ってももう遅い!!
ざまあ(笑)
「努力を絶やさない優秀な聖女イヴォナ。俺の国に来ないか。
俺の国は実力主義だ。
お前のような優秀な聖女が虐げられる事はなく、正当な評価をしてやれる」
虐げられ蔑ろにされ正当な評価を受けてこなかった聖女は、実力主義の国で
正当な評価を受け救われました。
イケメン王太子に溺愛され、幸せな生活を送っています。
全て努力のおかげです。
文字数 1,835
最終更新日 2022.01.03
登録日 2022.01.03
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