恋愛 今更謝られてももう遅い小説一覧
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「エルフィ、お前に婚約破棄を告げてやる」
「貢献しているだと?結界魔法も張れない偽聖女がよくぬけぬけとそんな事をほざけるな」
「確かに、結界魔法が張れないというのは事実よ。でもそれがなんだっていうのかしら」
偽聖女扱いされました。
結界魔法は張れない聖女ですが、国を護っているのは私なのは事実です。
やれやれ。どうやらこの馬鹿王太子は結界魔法しか知らないようですね。
結界魔法を張るだけが聖女ではないのですが。
「回復魔法しか使えないお姉様より回復魔法も結界魔法も防御魔法もできる私の方が
聖女として相応しいのは当然ですわ」
「お姉様の婚約者頂いちゃいましたわざまぁ(笑)」
「俺様が悪かった。すみませんでしたぁぁぁぁ。治してくれ聖女様ぁぁぁぁ」
肝臓をモンスターに食いちぎられた馬鹿な元婚約者は私に助けを求めます。
今更謝ってももう遅い。助けてくれるわけないじゃないですか。
馬鹿な元婚約者は回復魔法しか使えない聖女の私を偽聖女呼ばわりして
必要ないと婚約破棄したので自業自得で
モンスターに生きたまま食いちぎられます。
ざまぁ(笑)
私の婚約者を奪おうとした妹は無能聖女なので兵士からも民からも憎まれました。
無能聖女の妹のせいでどれだけの人間が命を落としたのかしら。
妹は死なないように痛みを味合わされ犯され回され陰毛と排泄物を食って生きていく事になりました。
ざまぁ(笑)
死んだ方がましでしょうに。
まぁ、自業自得ですね。
今更助けてくれといってももう遅い。
絶対に助けません。
「お前のように美しく優秀な女を手放すなんて、こんな馬鹿がいるんだな」
「お前が欲しい。俺の妻としても聖女としても」
私は優秀で逞しく美しい隣国の王太子に求愛され結婚しました。
私達は互いを尊敬しあえる素晴らしい関係です。
体の相性も良く、女としての幸せもに入れました。
ハッピーエンド。
文字数 725
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.31
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