恋愛 中学 小説一覧
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1
教室の朝
わたしの好きなものを、好きな人が他にもいるーー。小学生の時に、たまたま強く印象に残った一枚の絵。少女は、入学した中学校でもう一度その絵に出会う。そこから、少年と少女の心がゆっくりと動き出す――。
まだ恋を知らない二人が、悩みもがきながら自分の気持ちを自覚していく過程を描いたお話。
初恋は、嬉しくて楽しくて苦しくてもどかしくて、こんなにも輝いていて眩しいものだっただろうか。
2
今の恋を美味しく味付ける辛い失恋のスパイス
「なぁ柚津、春朝とは、最近、どんな感じなんだ...?」
大学院修士1年の冬、数年付き合った彼女、夏海 柚津(なつみ ゆず)とのデートも終盤に差し掛かった頃、神夏磯 梨樹人(かみがそ りきと)は浮気の事実を曖昧な言葉で確かめる。
春朝ーー春朝 慧莉(はるあさ けいり)は梨樹人と柚津の小・中学生時代からの男友人で、すらっとした塩顔の優男だ。
ある日、そんな古い友人と浮気していたという衝撃の事実を知ってしまう。
信じたくない気持ちと事実だろうことが確信できている心とに苛まれた結果、聞いてしまったんだ。
***
振られたときの心の痛みは忘れられようはずもなく、何年経っても頭の隅を鈍く刺激する。
だけど、こんなヒドい失恋の経験が、逆にその先に現れるパートナーの、何気ない日常の一幕にも素晴らしさの彩りを与えてくれる、なんてこともあるのかも。
※小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。
3
わたしを救ったあいつの話
昔、同じクラスにすごい人がいたんだよ。
わたしとたくさん喋ってくれたすごいひと。わたしを邪険にしなかったすごいひと。ぬいぐるみともたくさん喋ってくれた優しい人。
なんでいじわるされてたのかわからないくらいにいい人だったの。
顔はまんまるでね、ううん。そうじゃないの。まんまるだったんだよ。
とげとげとかつんつんがいっぱいいるあの場所で、あの人だけがまんまるだった。
ふふ、疑ってる?
ほんとにいるんだよ。
頭おかしかったアイツの話のアンサーみたいな感じです。
正直意味わからないと思います。
4
頭おかしかったアイツの話
中学時代のクラスメートに頭おかしいやついたんですよ。
いつもパペット持ってて、やたら家の事情が複雑で、学校は休みがちで、男女関係なく仲良くなってたやつ。あ、そいつ女でしたけど、なんでか性別が感じられるやつではありませんでしたね。
合わないやつは徹底的に合わなくて嫌われてたけど、それでも裏表がそんな無いやつで人をまとめるのもうまかった。
でも何かをやると別のものがおろそかになるみたいな、不器用な奴でもありました。
そんなやつの話になります。
すぐ終わるんで付き合ってやってください。
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