恋愛 敵国小説一覧
1
件
1
リューズ・エトワール、それが敵国エトワール帝国の憎き皇帝の名前だった。
まだ、戦火も蟠りすらなかった頃、私がその彼に出会ったのはとても偶然の出来事だった。
王位継承持ちとは知らなかった私は、迷子の彼をお城の舞踏会の広場まで連れ戻してあげたのだ。
それから、早、15年、私は敗北という最悪の形で彼と再会する。
文字数 19,916
最終更新日 2024.02.06
登録日 2024.02.05
1
件