恋愛 赤髪ヒロイン 小説一覧
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「縁を誤らぬ家」ラッセル侯爵家の始祖となった女性――
燃えるような赤い髪と、アメジストのような神秘的な紫の瞳を持ち、
人と人との結びつきを何よりも大切にしていた。
彼女には、運命の相手を示す「赤い糸」が見える力があった。
だが、それは祝福ではなく、選ばれる者と選ばれない者を等しく示すもの。
――時は流れ、現代。
ラッセル侯爵家の長女アリアドネも、その力を受け継ぐ少女。
八歳の頃から婚約者の第三王子マクシミリアンと赤い糸で結ばれていた。
学園生活が始まると、マクシミリアンは他の令嬢にふらふら目を向ける。
そして可愛い妹フローラも、知らず知らず王子に心を寄せて……。
「赤い糸で結ばれているはずなのに、どうして――?」
じれったくて、切なくて、でも胸がキュンとする――
赤い糸に翻弄される少女の、可愛くてジレジレな恋物語。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
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文字数 12,391
最終更新日 2025.12.25
登録日 2025.12.24
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銃火器と魔法、錬金術に科学といった多分野の発展した世界で、「核家族何それ、美味しいの?」と訊きたくなるくらいの大家族に長女として生まれた雨宮七音(あまみやななり)は、高校三年生という身でありながら、家事や掃除、勉学、弟妹達の面倒、祖父母の介護手伝いなどに忙殺される日々を送っていた。
家族の為だとはいえ、たまには一人になりたい…… 。
そんな細やかな願いも叶わぬ程に追い込まれ続け、彼女は徐々に体調を崩していき、ある日とうとう突然倒れてしまう。
深い深い眠りからどうにか目覚めた七音だったが、そこは全く知らぬ世界で、しかも赤い髪に猫の様な耳や尻尾の生えた美少女の姿に変貌していた。
即座に集めた情報から自分は『並行世界』に来てしまったと七音は悟ったが、『こんな知らない世界で一体どうしろと?』『自分の身に何があったの?』と多少は慌てつつも、現実主義な七音はまず今を生き残らねばと即座に考えを切り替え行動を始める。
仕事も見付け、住まいも手に入れ、さて元の世界に還る手段はないものか…… と、やっと考える余裕が出来たのも束の間——
「俺の番に」
「僕と結婚しましょう」
褐色の肌をした黒髪の獣人・クルスと、エルフの様な容姿をしたエルナトの二人から迫られ、それどころではなくなっていった。
○並行世界に引っ張られてしまった主人公が、二人の異性から迫られるお話です。
○基本的にはちょっと大人向けの恋愛小説。
○執着質・独占欲強め・獣人とエルフ系青年の二人に狙われます。
○一部【R18】のお話がありますので苦手な方はご注意下さい。
【関連作品】
『古書店の精霊』
『いつか殺し合う君と紡ぐ恋物語』
文字数 277,001
最終更新日 2022.06.26
登録日 2021.08.22
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