青春 ご当地 小説一覧
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震災の半年前に東京から奥能登に引っ越してきた諸星は、あることがキッカケで震災後に美術部に入部し、真っ暗な絵を描くようになった。
そんな諸星の存在を気にしていたのはあざと女子の宮本。彼女は飄々としている諸星に対抗意識を燃やしていたが、ひょんなことが切っ掛けで仲良くなる。
しかし、夏休みの直前。
諸星は職員室に呼び出された。
その理由は二次避難中にSNSのコメントで「震災中に楽しそうにしないでください。亡くなった人もいるのに不謹慎です」と書き込まれ、ネット内で喧嘩をしてしまったからだ。
すぐに消したものの、それが誰かに見られ、時間が経った今になってから先生にチクられたらしい。
憤慨する諸星は夏休みの間に能登の良いところを探しにいこうと宮本を誘う。
乗り気でない宮本に諸星は条件をつけた。
それはより良いところを見つけたほうが負けた相手の秘密をなんでも一つだけ知ることができるというものだ。
ひたすらに真っ暗な絵を描く諸星の秘密が知れるチャンスだと思い、宮本は賭けに乗ることにした。そして二人は夏休みの間、能登の宝探しをすることになった。
地震から4ヶ月の奥能登を舞台にした青春エンタメ小説です。
文字数 30,026
最終更新日 2025.05.26
登録日 2025.04.30
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高校に入学したその日から、俺、神崎孝明は出席番号が前の川内遥が気になっている。
けれどロクに話し掛けることもできずに一年が過ぎ、二年生になってしまった。
偶然にもまた同じクラスになったのだが、やっぱり特に話をすることもなく日々は過ぎる。けれどある日、川内のほうから話し掛けてきた。
「実はね、私、園芸部なんじゃけど」
そうして、同じクラスの尾崎千夏、木下隼冬とともに園芸部に入部することになった。
一緒に行動しているうち、俺は川内と付き合うようになったが、彼女は植物と心を通わせられるようで?
四人の高校生の、青春と恋愛の物語。
※ 作中の高校にモデルはありますが、あくまでモデルなので相違点は多々あります。
文字数 100,577
最終更新日 2021.06.03
登録日 2020.04.19
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