大衆娯楽 ママ友小説一覧
近所の商店街に行ったところで、ママ友の晴香さんとバッタリ会ってしまった私。
「暑いわね、どう?息子さん、宿題は捗ってる?」
「いいえ、
文字数 1,962
最終更新日 2021.08.02
登録日 2021.08.02
令和はママ友戦国時代。専業・パート、持ち家・賃貸、子どもの学力、夫の収入ステータスを使ったカードゲームは、ずっと私のターン?!
文字数 672
最終更新日 2023.05.26
登録日 2023.05.26
ママ友とお洒落なレストランでランチを食べていた。
リーダー格の珠代さんが「あ、おトイレに行きたくなっちゃったわ。ちょっとバッグ見ててちょうだい」と言って、席を立った。
トイレから帰ってきた珠代さんはポーチをバッグの中に入れる。
「あら?バッグの中に入れておいた財布が無くなってるわ!どこにいっちゃったのかしら!?」
両手をバッグの中に突っ込みながら中をかき混ぜるようにして探す。
「財布がないんですか?」
「そうなのよ。おかしいわね。確かに、このバッグの内側のポケットの中に入れておいたんだけど」
「私たち、触ってませんよ。ねえ」
「ええ」
ママ友達は顔を合わせて首をかしげる。
「おかしいわね。さっきまで入ってたのに。ね、米田さん知らない?」
「いえ、私は知りませんけど」
「そう?あなた、あたしの真正面に座ってるから、バッグを狙うことは容易にできるわよね?」
「この位置では容易には届きませんけど」
「でも、あなたならこのバッグに手を伸ばせば届くんじゃない?」
なら、隣に座っている青木さんの方が容易に届きそうだけど。
「ね、あなた、私がトイレに行く前にこのバックをジロジロ見てたじゃない?」
「ジロジロなんて見てませんけど」
「いいえ、確か見てたわよ。あたしがトイレに行ってる間に盗ったんじゃない?」
「盗ってません」
「いいえ。あなただわ!あなたがあたしの財布を盗ったのよ」
私が財布を盗ったと決め付けてくる珠代さんに呆れてしまう。
「あの、私は人の財布を盗むような人間じゃありませんから!」
「そう?あたし、見たのよ。あなたがママ友のジャケットのポケットから物を盗むの」
「いつですか?」
「あれは確か・・・昨日よ」
ママ友に「持ってきて」と頼まれたから、車の鍵をポケットから出していただけ。
もう無理!
「あの!本当にバッグの中に財布を入れて持ってきたんですか?」
「はあ?あたしが財布をバッグの中に入れてないって言うの?」
「ええ、最初から入れてなかったんじゃないですかって」
「ふざけんじゃないわよ!それじゃあまるであたしがボケてるみたいじゃないの!」
その時、ママ友の浜口さんが「ね、あった!あったわよ!!」と、トイレから財布を持って走ってきた。
「え!?あ、あっそう」
「珠代さん、謝ってくださいよ。私を疑ったことについて」
「え、ええ。ごめんなさい・・・」
それ以来、私は珠代さんと会話をすることはなくなった。
ママ友も人を疑っておいて謝らない珠代さんにイラついて、無視する。
そんな珠代さんはママ友の会から脱退し、今は家に引きこもる毎日を送っている。
文字数 1,049
最終更新日 2021.05.09
登録日 2021.05.09
保育園に通う娘を毎日自転車で連れて行く主夫の俺。
その時に親しくなった人妻がいる。
名前は美保。
同じく自転車で保育園に息子を送り迎えしていた。
「今日もご苦労様です」
「どうも」
文字数 363
最終更新日 2021.03.30
登録日 2021.03.30
魅力的な教師はママ友から大人気。
文句を言いつつ、なにかと教師の話を取り上げる美里さんも気になってる感じが電話越しでも伝わる。
そんなモテモテの若い教師の裏切りに、お仕置きをするべく私はパートに出る・・・
文字数 885
最終更新日 2021.03.30
登録日 2021.03.30
今日も50歳のママ友の知恵さんとLINEのやり取りをしていた。
1ヶ月前から、夕食を食べた後は必ずといっていいほど、知恵さんとLINEをして楽しむ。
しかし、最初は
文字数 761
最終更新日 2022.10.07
登録日 2022.10.07
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