歴史・時代 北条義時 小説一覧

6件
1

散華

謀反人として散った若者への哀悼の念 ※実朝の首、公暁の首の行方については、完全に捏造しています。ご了承ください。
2

江間義時 雪の日の奇跡

亡くなった妻が雪の日に現れた。ずっと逢いたくて、でも夢にも現れてくれたことのなかった彼女。彼女は「行くな」と言う。だが、今日は将軍の右大将拝賀の儀式のある日。 「お前、今度は俺に何をやらせるつもりだ?」 「姫の前」番外編。義時のボヤき。
3

後妻(うわなり)打ち

伊豆から鎌倉に出てきた、頼朝と北条家のホームコメディ?です。 同じ時代、同じ家族の別の人物が主役の「夢占」と合わせて読んでいただけると嬉しいです。
4

義時という父 姫の前という母

「これからじゃないか。母の想いを無駄にする気か。消えた命らにどう償いをするつもりだ」 胸倉を掴んでそう言ってやりたい。なのに父は死にかけてる。 「姫の前」の番外完結編。姫の前の産んだ北条義時の三男、北条重時のボヤき。
5

夢占

時は平安時代の終わり。 伊豆国の小豪族の家に生まれた四歳の夜叉王姫は、高熱に浮かされて、無数の人間の顔が蠢く闇の中、家族みんなが黄金の龍の背中に乗ってどこかへ向かう不思議な夢を見た。 目が覚めて、夢の話をすると、父は吉夢だと喜び、江ノ島神社に行って夢解きをした。 夢解きの内容は、夜叉王の一族が「七代に渡り権力を握り、国を動かす」というものだった。 父は、夜叉王の吉夢にちなんで新しい家紋を「三鱗」とし、家中の者に披露した。 ほどなくして、夜叉王の家族は、夢解きのとおり、鎌倉時代に向けて、歴史の表舞台へと駆け上がる。 夜叉王自身は若くして、政略結婚により武蔵国の大豪族に嫁ぐことになったが、思わぬ幸せをそこで手に入れる。 しかし、運命の奔流は容赦なく彼女をのみこんでゆくのだった。
6

たれやも通ふ萩の下道(したみち)

 平和憲法のもと、象徴天皇として即位された今上天皇(明仁)の御代、平成の世は終わろうとしている。  歴史を紐解けば、日本という国は、天皇とともに歩んで来た、と言っていい。  しかし、その天皇も、順風だけで続いてきたわけではない。  幾度となく、天皇家は苦難の時代を経験してきた。  あるいは、今の時代こそ、まさにその時かもしれない。  順徳天皇の生涯を追っていくと、そのことを考えずにはいられなかった。  いや、そう思わないでも、なんと不遇な生涯であったことか。  筆者は、第八十四代天皇、順徳院に捧げる哀悼の物語として、これを書き上げた。
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