キャラ文芸 悲恋 小説一覧
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5件
1
命懸けで育てた上場企業、妻が間男を飼う金づるでした
妻の上場会見。私は最前列で彼女より緊張していた。晴香は全員に感謝した。協力企業、取締役、社員、清掃員まで――。ただ、私だけは除いて。
この会社は私がゼロから創った。彼女が「社長をやってみたい」と言うから、株を譲り、退いた。夫婦だから、彼女の成功は私の成功だ。
会見後、花束を抱えて楽屋へ向かうと、晴香が若い男のネクタイを直していた。幼なじみの水城湊だ。彼は勝者の笑みを浮かべた。
その瞬間、私は気づいた。三年の夫ではなく、ただの部外者だと。七年間、私は彼女の夜食であり、感情の逃げ場だった。でも彼女の目の光は、もうずっと私のために輝いてはいなかった。
2
異国の地で願うもの、それは
難破した船から海岸まで流れ着いた少女の目に映るもの、それは異国の地だった。
助けられた彼女は記憶喪失に陥ってしまう。そして男性から「鷹華」と名前をつけてもらった少女の物語。
アルファゲームス様の新作ゲーム「虚構少女-E.G.O-」キャラクターシナリオの原案コンテスト用になります。
※詳細(https://kyokou.alphagames.co.jp/prize/)
3
名もなき男のうた
30年前、真幌市で恐ろしい事件が起きる。 抗争状態にあった暴力団の士想会と沢田組に所属する100人近い組員が、一夜にして皆殺しにされたのだ。 事件現場となった倉庫に散らばっていたのは、北極熊に引き裂かれたかのような死体の数々。 果たして何があったのか。その真相が、フリーライターを名乗る男の前で明かされる。残酷な描写と胸糞な展開がありますので、くれぐれも注意して下さい。
4
いま、あなたに逢いたい
羊の手。
それは十六歳から十八歳の間に発症する奇病の俗称。
左手の甲に羊の頭のような黒い痣が出た者は、痣が黒から赤くなり、また黒くなった日にこの世から消滅する。
西出かな。十六歳。
バーチャルリアリティーゲームの中で出会った青年、きよはるとゲーム内で何気ない会話をして別れる、そんな日常を受験勉強の息抜きにしていた彼女の左手に、ある冬の日の朝。
羊の手が現れる。
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5
柿の実がみのるころ
長編『天帝の代言人~わけあって屁理屈を申し上げます』で書けなかった女武侠の過去エピソードを独立した短編にしたものです。
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