キャラ文芸 逆ハー 小説一覧
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【嫌いな曜日も好きになるかも? 実曜日連動・恋愛ファンタジー!】
(※毎朝8時×2話を更新します※)
蒼野日和(あおのひより)は二十歳になったばかりの大学生。
優柔不断で気弱だけど、結婚で苦労した母を見て育ったため「手堅い職で独身の人生を送る」ということだけは決めている。
ある夜、コンビニに行く途中で酔っ払いに絡まれていると、見たことないほど華やかな七人のイケメンたちに助けられた。戸惑う日和に、彼らは告げる。
「世界平和のために、七人のうちの誰かと結婚してほしい」
彼らは七つの神話に登場する神々だった。
断れば世界のバランスが崩れて、最悪の場合は人類滅亡──!?
「だけどわたし、結婚しないって決めてますからっ!」
唐突に始まった、人類の命運を背負う理不尽な日常。
優しい死者の神、嫉妬深い月の神、距離感ゼロの破壊の神、心をほどく知恵の神。
言葉で整える秩序の神、完璧な太陽の神、そして揺さぶる道化の神。
曜日ごとに現れる神様たちは、優しく、まぶしく、ときに無遠慮だけど。
それぞれの魅力的な個性で日和と対話し、彼女は失った自分を取り戻し始める。
これは溺愛されながら、恋・結婚・人生を見つめ直す物語。
最後に彼女が選ぶのは───。
文字数 11,307
最終更新日 2025.12.22
登録日 2025.12.21
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東京のとあるカフェに避難中の若い女がいた。三月華という彼女が逃れてきた元凶は実の家族。暴力を振るう父、娘を感情のゴミ箱として扱う母、大金を盗む妹。自身のものと間違いパソコンに差し込んだUSBに映し出された奇妙なデータに華は目を疑う。”殺害計画A”?USBを落とし物として届けようとしたとき、一人の美麗な男が話しかけてくる。「ご婦人、そのデータをどこまでご覧になりましたか?」連れていかれた先は見目麗しい五人の殺し屋が揃う”殺し屋御殿”。彼らは華が組織の秘密を守るかわりに、仕事を一つ、請け負ってくれるという。「どなたか、消したい方はいらっしゃいませんか?」。虐げられ利用される日々に終止符を。自由を求める可憐な狂詩曲が始まりを告げる―ー。
文字数 85,144
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.12.01
3
う、嘘でしょ。
こんな生き物が、こんな街の真ん中に居ていいの?!
私の目の前に現れたのは二本の角を持つ鬼だった。
バイトを首になった私、雪村深月は新たに見つけた職場『赤星探偵事務所』で面接の約束を取り付ける。
その帰り道に、とんでもない事件に巻き込まれた。
鬼が現れ戦う羽目に。
事務所の職員の拓斗に助けられ、鬼を倒したものの、この人なんであんな怖いのと普通に戦ってんの?
この事務所、表向きは『赤星探偵事務所』で、その実態は『赤星陰陽師事務所』だったことが判明し、私は慄いた。
鬼と戦うなんて絶対にイヤ!怖くて死んじゃいます!
一度は辞めようと思ったその仕事だけど、超絶イケメンの所長が現れ、ミーハーな私は彼につられて働くことに。
はじめは石を投げることしかできなかった私だけど、式神を手に入れ、徐々に陰陽師としての才能が開花していく。
文字数 342,640
最終更新日 2025.12.09
登録日 2023.03.26
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