ライト文芸 空手小説一覧

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千葉彰久は完璧超人だ。 ほりが深くて鼻筋の通った美しい顔をしている。高校二年生ながらにして全国大会への進出を決めたほどの空手の達人でもある。子供の頃から憧れている幼馴染のお姉さん、鏑木真理の手伝いをしていたから料理や家事が得意であり、期末テストでは学年3位の成績を取ってしまったほどに頭がいい。 そんな完全無欠な彼にも悩みがあった。 自分は老舗の酒屋の息子であるが、空手を生かした生計を立てるためにプロの格闘家になりたい、という夢を持っているということだ。酒屋を継ぐという責任と、自分の夢。どちらを選択するのかということと。 そしてもう一つは、思春期の少年らしく恋の悩みだ。 彰久は鏑木空手道場に通っている。彰久の家である千葉酒店と鏑木空手道場はどちらも明治時代から続く老舗であり、家族同然の関係を築いている。彰久の幼馴染千里。彼女は幼いころに母親の死を間近で見ており、たまに精神不安を起こしてしまう。そのため彰久は千里を大切な妹分として面倒を見ているのだが、その姉である真理にあこがれを抱いている。 果たして彰久は本当の自分の気持ちに気が付いて、本当に自分が進むべき道を見つけられるのか。 将来への不安を抱えた少年少女の物語、開幕します。
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小説 184,264 位 / 184,264件 ライト文芸 7,570 位 / 7,570件
文字数 142,311 最終更新日 2023.09.11 登録日 2023.07.17
空手はほんの少し齧った程度。まったく強くはない、むしろ弱い私は、好奇心から軽率にもスリランカにできたばかりの空手道場の指導員として、空手指導普及の任務を引き受けてしまいました。 しかも「もし誰かと戦うことになったら、どんな卑怯な手を使っても絶対に負けてはならない」という厳命を受けて。 腕前はからきしのインチキ空手家の私が、ハッタリと機転と卑怯な手を駆使して、バンコクのムエタイ使い、身長2mのフランス人空手家、スリランカのソルジャー、プノンペンのショットガン強盗、チェンマイ・マフィアなど数々の難敵を退け任務を果たそうとアジア各地を奔走する命がけ旅行記。 後半部では少々切ないロマンスもあります。 ※エブリスタ、カクヨムにも同時連載中です。
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文字数 215,585 最終更新日 2019.05.09 登録日 2019.04.08
 白石雅久は、中学一年の春に小学生の女の子を助けて誘拐と間違われ、補導をされた。  取り調べを行った警察官はとても傲慢で高圧的だった。  怒りが抑えられなかった雅久は、無謀にも飛びかかったが、女の子の祖父に組み伏せられる。  その後、女の子の祖父に勧められて始めた空手で雅久は頭角を現し、天狗になってしまう。  しかし大切な試合を欠場して急激に自信を失った彼は、趣味だった絵画へ逃避のために打ち込み、出展した展覧会で受賞した絵が市民病院で飾られることになった。  空手も絵も中途半端な気持ちのまま、中学生活を終えて迎えた高校一年の夏のある日、彼は幼なじみと劇的な再会を遂げる。  男だった遠山瑞樹が、目の覚める美少女になっていた。  不思議な幼なじみとの再会は、彼の止まっていた時間を急激に動かし始めた。
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文字数 100,532 最終更新日 2019.05.05 登録日 2018.03.30
空手一筋で育った数馬にはライバルといえる幼馴染がいた。 しかし年齢とともに体格で差をつけられ、幼馴染ははるか遠くにいってしまった。 あいつの顔面に、拳を撃ちこみたい。 いつしかただそれだけが、数馬の念願となっていた。 短編。
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文字数 5,133 最終更新日 2018.11.10 登録日 2018.11.10
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