ライト文芸 花言葉 小説一覧

19件
1

花物語

忘れられない、昔の想い人への気持ちを花言葉で紡いだ、4つの短編作品からなる物語。 4つの独立した物語を、4人のキャラクターの視点からそれぞれ描いていきます。
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嘘を吐く貴方にさよならを

花鳥街に住む人達は皆、手から”個性の花”を出す事が出来る 花はその人自身を表すものとなるため、様々な種類が存在する。まったく同じ花を出す人も存在した。 だが、一つだけ。この世に一つだけの花が存在した。 それは、薔薇。 赤、白、黒。三色の薔薇だけは、この世に三人しかいない。そして、その薔薇には言い伝えがあった。 赤い薔薇を持つ蝶赤一華は、校舎の裏側にある花壇の整備をしていると、学校で一匹狼と呼ばれ、敬遠されている三年生、黒華優輝に告白される。 最初は断っていた一華だったが、優輝の素直な言葉や行動に徐々に惹かれていく。 共に学校生活を送っていると、白薔薇王子と呼ばれ、高根の花扱いされている一年生、白野曄途と出会った。 曄途の悩みを聞き、一華の友人である糸桐真理を含めた四人で解決しようとする。だが、途中で優輝が何の前触れもなく三人の前から姿を消してしまい――……… 個性の花によって人生を狂わされた”彼”を助けるべく、優しい嘘をつき続ける”彼”とはさよならするため。 花鳥街全体を敵に回そうとも、自分の気持ちに従い、一華は薔薇の言い伝えで聞いたある場所へと走った。 ※ノベマ・エブリスタでも公開中!
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Cherished Memories

あなたは花言葉にどんな意味が込められているか知っていますか。
4

楓は、忘れずに色を変える

祖母の死をきっかけに、十二年ぶりに故郷へ戻った柊谷緋乃。家を整理する中で見つけたのは、祖母が毎年書き続けながら、一度も送ることのなかった「かえで帳」だった。 「帰ってきてほしい。でも、あなたを縛りたくない」 遠慮から届けられなかった言葉と、十二年分の楓の葉。祖母の想いを知った緋乃は、失われた時間と向き合い、古い家に新しい命を与えることを決める。 「大切な思い出」「美しい変化」「遠慮」。 秋に鮮やかに色づき、春にはひっそり小さな花を咲かせる楓が教えてくれるのは、変わることは忘れることではないということ。 祖母と孫、故郷、そして受け継がれる記憶を描いた、静かな再生の物語。
5

月下香の咲く夜に(誕生花が紡ぐ、366日の物語 ~9月2日~)

満月の夜、月下香が甘く濃密に香る島には、一つの言い伝えがあった。 花の香りを追って浜へ行けば、いちばん会いたい者の姿をした何かが現れ、白い舟で海の向こうへ誘うという。 兄を海難事故で失った十八歳の夏乃もまた、その夜、懐かしい声に導かれて浜へ向かう。 そこに立っていたのは、三年前と変わらぬ兄・朔一だった。 これは本当に帰ってきた兄なのか。 それとも、月下香が見せる甘い幻なのか。 「危険な楽しみ」「危険な快楽」「冒険」という花言葉をモチーフに、喪失を抱えた少女が誘惑と向き合い、自らの意志で未来を選び取る、幻想的な和風短編。
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老いない花は、返事を待つ

海と山に囲まれた青凪町には、アゲラタムの花に願いを告げると、返事が届くまで色あせないという言い伝えがある。 丘の園芸店「青枝園」を手放す決断に迷う花村紬は、記憶が薄れゆく祖母・澄江のそばで、青紫の花を守っていた。 ある日、古い菓子缶から見つかったのは、五十四年前の手紙と、投函されなかった一通の返事。 そこには、若き日の祖母と育種家・有馬清一が交わした約束、奪われた名誉、そして「あなたの返答を待ちます」という切なる言葉が眠っていた。 もう遅すぎるのか、それとも今からでも届けられるのか。 長く色あせない花が、世代を越えて失われた信頼と幸せを結び直す、静かで心温まる再生の物語。
7

一輪の花

日向君の部屋に飾ってある紫色の一輪の花。“ヒヤシンス”にまつわるお話です。 水月はその話を聞きどうするのか。 この作品を読んだ皆様が今改めて、いじめについて考えてくれると、作者も嬉しいです。 ・ちなみに作品の名前は友達が考えてくれました。 ・エダマメシチューさんと月見団子の共同創作グルーブ【プラムチック】で執筆しました。 ・友達の偉大さに気付かされた作品でした。そして、学校関係者の皆様にはぜひ読んでもらいたい1作品です。 ※この作品にはいじめに関する話が出てきます。 不快になる人は読書をご遠慮ください。 ※HOTランキングの必須項目なのでとりあえず“男性向け”にしてますが、女性も読めます。 ※この物語に出てくる思考や判断、表現に関しては作者独自の考え方です。事実無根の事が多くあるかもしれません。その辺はどうか、ご理解よろしくお願いします。 ※内容的に人によっては気分が悪くなる事がありますので、その場合は急速に読む事を中止してください。 注意事項が多いですが、読者の皆様のためですので、どうかご理解ご協力をよろしくお願いいたします。 追記 続きはAmazon Kindleにて読めます。 よろしくお願いします。
8

初恋、花送り

「あなたに貰うなら、金木犀の花が良いわ」 高校時代、同じ部活の先輩だった人から、ある花束が送られてきた。 それは、その人からの最後の贈り物となった。 参列した葬儀で、生前、その人が好きだと言っていた花を、棺に供えるが、そこで、思わぬ真実を知ることに。 二つの花々と共に、二十年越しの想いが今、一つに重なり合う。
9

最後の一粒は甘くなくていい

八年前に別れた彼と、もう一度会うことになった。 きっかけは、二人で通っていた小さな菓子店の閉店。店主から預かったのは、彼が作ったチョコレートコスモスの花の型だった。 六粒のチョコレートを分け合った日曜日。言えなかった「そばにいてほしい」。仕事と母の世話の間で、互いの気持ちを確かめないまま選んだ別れ。 十月一日、店の最後の日。懐かしい作業音と甘い香りの中で、二人はようやく、あのころの本音を口にする。けれど、八年という時間は、それぞれの暮らしを変えていた。 「恋の思い出」「恋の終わり」「移り変わらぬ気持ち」。 三つの花言葉に重ねて描く、忘れられない恋と、ひとりの明日を迎えるための、ほろ苦い短編。
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花に想いをのせて

花屋を営む瑞希のもとに、親友の毅が相談を持ちかけてくる。 相談内容は、付き合っている彼女にプロポーズするための花束を作って欲しいということだった。 しかも定番のバラではない、別の花で。 花言葉に詳しい瑞希は、プロポーズに相応しい言葉を持つ花を候補で出し、彼に選ばせる。 瑞希が候補に挙げた花はどんな花か。 毅が選んだ花はどんな花か。 花に想いをのせて
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春を疑った日、杏は咲いた

十八年前、杏の花の下で交わした約束。 「医者になって戻ってきたら、話したいことがある」 そう告げて町を去った幼なじみ・久瀬朔也は、約束を果たさないまま長い歳月を過ぎて突然帰ってきた。 祖父が残した診療所と、人々が感謝の証として一本ずつ植えてきた杏林を手放そうとしていた伊吹野莉都。ところが朔也は「春まで売らないでほしい」と頼みながら、その理由を語ろうとしない。 疑い、すれ違い、信じることを怖がる二人。 やがて一冊の「杏林帳」が、十八年間隠されていた想いを明らかにしていく。 葉より先に花を咲かせる杏のように、臆病な恋がようやく春を迎える、再会と再生の物語。
12

冠の花は、まだ咲き終わらない

「完璧じゃないものを、わざわざ残す意味なんてないでしょう」 完璧な一枚を追い求める写真家・御厨璃子は、閉園を迎える故郷の植物園を記録するため、十五年ぶりに町へ戻ってきた。 そこで出会ったのは、蕾、満開の花、そして咲き終わろうとする花を一本の茎に同時に抱く、不思議な花「パイナップルリリー」。 花言葉は「完璧」「完全」。 そしてその花には、亡き祖母が残した小さな言い伝えがあった。 「昨日咲いた花も、今日咲く花も、明日咲く花も、全部合わせて一本の花なんだから」 言えなかった謝罪。 取り戻せない時間。 完璧になるまで帰れなかった自分。 一輪の花と一枚の写真が、璃子に問いかける。 本当の「完全」とは、いったい何なのか。 パイナップルリリーの花言葉から紡ぐ、後悔と記憶、そして再生の物語。
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色を分けあう葉(誕生花が紡ぐ、366日の物語 ~9月3日~)

父が遺した古い温室で、色鮮やかなカラジウムを守り続ける澄乃。 けれど温室は老朽化し、ついに手放す決意を固めようとしていた。 そんな彼女の前に現れたのは、旅をしながら絵を描く青年・真紘。 彼は、父が語っていた「喜びは分けても減らない」というカラジウムの言い伝えに心を動かされる。 やがて嵐で傷ついた温室をきっかけに、一株の植物とひとつの物語が町の人々へ広がっていく。 「喜び」「歓喜」「爽やかさ」「分かち合い」。 色とりどりの葉が教えてくれるのは、幸せも悲しみも、誰かと分けることで新しい色に変わるということ。 カラジウムが紡ぐ、優しく心に残る再生の物語。
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茜の袖を振る朝

九月十六日。 染め職人の紗和は、二十三年前に諦めた学びを取り戻すため、半年間の京都行きを決めた。 夫の圭吾は「好きにすればいい」と言うばかり。 反対されないのに、紗和の胸には寂しさが残る。 そんな折、かつての恩師・川瀬から、海外へ旅立つ娘を見送るための茜染めのハンカチを頼まれた。 言えなかった思いを、今度こそ見える形で伝えたい――。 小さな黄緑色の花を咲かせ、土の下に赤を秘めるアカネ。 染め重ねるほど深まる布の色とともに、紗和は夫に本当の気持ちを告げる。 額田王の歌と花言葉「私を思って」をモチーフに、離れても続く夫婦の時間を描く短編。 人生の後半で自分の道を選ぶ不安と喜びを、秋の朝の見送りに重ねた物語です。
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貴方に この花を。

とある病院の患者の口癖は、 「いつ死んでもおかしくない」だった。 いつもそんな不謹慎なことを屈託ない笑顔で言うのだ。 担当の看護師━━麝香唯華はいつもそんな彼女に困り果てている。 「ねぇ、看護師さん。お花は好き?」 看護師と患者の恋物語 ━━━あなたの好きな花はなんだっけ。 実在の人物・団体などとは一切関係ありません。 看護師もイメージです。 母が看護師のため夢なんてないことは重々承知です。 でも夢が見たいんだ。可愛い看護師さんが看病してくれる病院があるって信じてます。
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花喰い喫茶のティータイム

四季折々の花が溢れるその喫茶店では、花を模したスイーツが食べられるらしい。 ※第一章のみ初出ノベルアップ+
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鉱石少女に手向けの花を

原因不明の現象「寄生鉱石」。 ある日、少女の肉体を侵す。 皮膚が。筋肉が。内臓が。 少しずつ、鉱石へと変わっていく。 感染はしない。治療法もない。 発症した理由も、終わる日も、誰にも分からない。 各話で少女は違う。 鉱石の種類も、視点人物も、社会の反応も、毎回異なる。 しかし物語の終わりに、必ず一輪の花が手向けられる。 鉱石は変容を象徴する。花は、人の感情と祈りを担う。 人は何を美しいと呼ぶのか。 何を崇め、何を恐れ、何を消そうとするのか。 これは鉱石になりゆく少女たちの寓話連作であり、彼女たちを「見る」人間の物語でもある。
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藍より青い約束

祖母の死を機に故郷へ戻り、藍染め工房を閉めようとしていた紬。 そこへ、顔から首に痣を持つ少女・花音が、祖母に託した卒業式用の白いワンピースを抱えて現れる。 「この痣よりきれいな色を着たら、下を向かずに歩けるって」 ――祖母が遺したのは、未完成の服と「仕上げは、あなた次第」という言葉だった。 桃色の小花を咲かせながら、葉の奥に幾千もの青を秘める藍。 染めるほど、風に触れるほど、布は新しい色へ変わっていく。 祖母の青から逃げてきた紬と、顔を隠して生きてきた花音は、染めむらの残る一着に、それぞれの明日を重ねていく。 花言葉「美しい装い」「あなた次第」から生まれた、受け継ぐ想いと再生、自分だけの色を選ぶ希望の物語。
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【魅惑の妖香】 イベリスの香り

今宵も妖艶な香りに導かれ 御客人がいらっしゃるのです…… そんな一夜の物語
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