ライト文芸 父娘 小説一覧

4件
1

父の弁当日記

小学一年生から高校卒業まで。 父は毎日弁当を作ってくれた。 母は幼い頃に亡くなっている。 友達の母親みたいな凝った弁当ではない。 茶色ばかり。 不格好。 同じおかずばかり。 思春期になると主人公は恥ずかしくなる。 「もう作らなくていい」 「冷凍食品くらい使えよ」 何度もそんなことを言った。 父は笑うだけだった。 大学進学後。 主人公は実家を離れる。 そして数年後。 父が突然亡くなる。 遺品整理をしていた主人公は台所の引き出しから一冊のノートを見つける。 表紙には。 『弁当日記』
2

ポケットの中の手紙

【第9回ライト文芸、奨励賞をいただきました】 娘の結愛は、幼い頃から父・洸太の作業着のポケットに手紙を入れてくれていた。 「パパ大好き」 「いつもありがとう」 折り紙やメモ用紙に書かれた言葉は、洸太の宝物だった。 やがて結愛は成長し、反抗期を迎え、父娘の距離は少しずつ離れていく。 そして十八歳となり、結愛は大学進学のために家を出ることになった。 出発の日、見送りをした光汰のポケットには、久しぶりに結愛からの手紙が入った。 それは父への感謝の言葉と、もう一枚、思いがけない紙だった。 表紙イラストは写真AC様の画像をアプリで処理しています。
3

この腕が燃え尽きても、君の父になりたい〜捨てられた娘と家族を奪われた少年の、七日間の家族戦記〜

燃える右腕を使うたび、命を削られる少年・炭咲千春。 七年前の火災で家族を失い、その力を「呪い」として孤独に生きてきた。 受験当日、ガーデンズ学園で起きた異変の中、炭咲は自分を「パパ」と呼ぶ幼い少女・ステラと出会う。血の繋がりもない少女は、なぜか彼にだけ懐き、炭咲もまた見捨てることができず保護を選ぶ。 だが事件をきっかけに、炭咲の過去と能力は能力者を"収穫"する存在と結びついていることが明らかになる。ステラを守るために提示されたのは、「七日間だけの契約家族」という残酷な提案だった。 七日間。 家族になるには短すぎ、別れるにはあまりに痛い時間。 命を削りながら戦う中で、炭咲は火災の真相と、少女の正体に辿り着いていく。 「パパ」と呼ばれた瞬間、もう逃げられない。 七日後、彼は父親になるか、灰になるか。 これは、血縁ではなく選び取ることで生まれる家族と、七日間の祈りと再生の物語
4

ヒのないところに

村上友成はおよそ一年前、たばこをやめた。父親になったから、ではない。彼には中学生になる晴菜という娘がいる。一年前のあの日、出掛ける間際に家にたばこを忘れていたことに気付いた村上は、晴菜に取ってきてくれるよう頼んだ。そのことが悲劇の端緒となって、今では口をきいてくれなくなるなんて、想像できるはずもなかった。
4件

アルファポリスのライト文芸小説のご紹介

アルファポリスのライト文芸小説の一覧ページです。
一般文芸よりもライトで読みやすい青春小説や感動小説などのライト文芸が満載です。
「家族」 「ヒューマンドラマ」 「切ない」 人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。