BL ハピエン(の予定)小説一覧
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さくらせいめい
※ふわっとオメガバース
のんびり更新
世界観を借りてる感じで独自設定や解釈があります。
平気な方のみ自己責任での閲覧お願いします
大学生の霰屋一寿(あられや かずとし)は
実家の花屋の店番中に、ヒートを起こしたΩの山中桂(やまなか けい)を助けた縁で懐かれてしまう。
自分は人を愛せない人間なのでは無いかという悩みを抱える一寿に、桂は特殊Ωとして生まれ、αを求めない異質な存在である悩みとバース性とどう向き合えば良いのかという葛藤を打ち明ける。
一方でβの自分には無縁と思っていたはずのフェロモンの香りを一寿は感じるようになっていた。
そして自分が知らないうちに高位のαと接種していた事を知るのだった。
攻めは溺愛の準備は万端搦手でくる自分のΩが大好きαですが当分出てきません。
うんと昔に色々仕込んでて熟成するのをじっと待ってる気の長いハンタータイプ。
なのでしばらくは奴の存在はにおわせだけです。もうしばらくお待ちくださいませ。
ダイナミクスに絡んで性的マイノリティに関する話題になる予定です。
地雷の方は踏み抜く前にブラウザバック推奨です。
どうぞ、よしなに!
文字数 38,544
最終更新日 2023.04.20
登録日 2022.04.11
主人公の西 幸利は、命の恩人の上、上司の仙石 恭一に告白してふられた。
ふられた直後、西は仙石へ襲いかかる男から仙石を庇って死にかける。
よかった。死ぬのが仙石さんじゃなくて、俺で。
よかった。
意識が朦朧とする中、俺は思い残すことのないようにもう一度伝えておくことにした。
最後にもう一度。だってもう二度と言えない。
「せん、ごく……さ」
「おい! 話すな!」
「せ、ん、さん……おれ、うらやま、し、いとおも、ったんだ……。せん、ご、さんのおくさん。へへ。だけ、ど。おれむりだ、ったから、うまれ、かわ、たら、せんご、さんの、むす、こに、うまれ、たいなぁ…・」
お腹の痛みはもう引いた。
何も痛く無い。
意識が遠のいていく。
仙石さん、好きになってすみません。
こんなタイミングで好きだなんて、性格悪くてすみません。
俺のこと、忘れないで。
「西! 生きろ!! お前が生きてたら、付き合ってやるから!! 死なないでくれ!!」
仙石さんは優しいなぁ。
そんなことを言ってまで俺に生きることを望んでくれるんですか。
「ずるい……なぁ」
だって、そんなこと言われたら、死ぬに死ねないでしょう。
タイトル変更しました。旧題 彼の左手薬指には
文字数 28,449
最終更新日 2022.03.31
登録日 2022.03.25
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