跡継ぎ争い 小説一覧
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1
天使と呼ばれた魔女は、弟のように可愛がる少年の本性を知らない
森の奥で薬を作りながら、静かに暮らすロズマリー。
ある日、彼女は庭で血まみれの少年を見つける。祖父に「決して外すな」と言われた腕輪を外し、彼女は秘めていた力で少年の命を救った。
目を覚ました少年・アレクは、彼女を「天使」と呼んだ。
事情は聞かない。ここには好きなだけいていい。そう言ってくれたロズマリーのもとで、アレクは穏やかな日々を取り戻していく。
本を読んでもらい、髪を撫でてもらい、眠れない夜には隣にいてもらう。
彼女にとっては、手のかかる可愛い弟。
けれど、彼女は知らない。
街で彼女を困らせた者たちが、なぜ次々と不運に見舞われるのか。
優しい嘘に包まれた二人暮らしの裏側で、少年はたった一つの願いのために動き続けていた。
――僕の天使を損なう者は、誰であろうと許さない。
2
真の継承者アメリアは、あやかしに守られて公爵家を再興します。
跡継ぎとしての使命を背負いながらも、父の命令で望まぬ結婚をしたアメリア。
しかし、夫となったライドとの結婚生活は、夫婦とは名ばかり。
屋敷では放置され、愛情を交わすこともない日々を送っていた。
そんなアメリアには、人には見えない「あやかし」が見えるという秘密がある。
やがて、あやかしの国に真の継承者として認められたアメリアは、公爵家当主となる。
これは、あやかしと共に領地を守り、公爵家を導いていく姫巫女の物語。
3
跡継ぎ争いで敗れた王子と幸せになる話
ルマーニ王国では、穏健派である第一王子と、過激派である第二王子との間で、跡継ぎ争いが繰り広げられていた。跡継ぎ争いに敗れた第一王子のユリスは、国王から廃嫡を言い渡され、身につけていたものすら剥奪され、ボロ一枚の姿で王城から追放されてしまった。
暗い路地裏で座り込んでいたユリスは、そこで飲食店の娘、エルサと出会う。
跡継ぎ争いで敗れた王子と、平民のエルサが幸せになるまでの話。
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