命の価値 小説一覧

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十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。

碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。 宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。 対極のような二人は姉妹。母親の違う。 お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。 そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。 天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。 生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。 両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。 だが……。運命とは残酷である。 ルビアの元に死神から知らせが届く。 十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。 美しい愛しているルビア。 失いたくない。殺されてなるものか。 それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。 生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。 これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 356 文字数 196,101 最終更新日 2026.06.04 登録日 2026.02.22
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アルカロイドに溺れる君を

アルカロイドに溺れる君を
恋人である明嵩は、ヘビースモーカーだ。 体を思って減らすようには言うが、彼は全く聞き入れようとしてない。 なぜなら、明嵩は精神を病んでいて、命に無頓着になっているからだ。 体なんてどうでもいいと彼は言う。 でも、俺はそれじゃ嫌なんだ。
BL 完結 短編
感想数 0 文字数 8,003 最終更新日 2021.10.06 登録日 2021.10.02
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