汚名返上 小説一覧
小説AI検索
2件
1
「無能だから追放」の証拠をご提出ください~冒険者ギルド追放審査官~
「無能だから追放する」
その一言で、働いてきた日々まで奪われていいはずがない。
冒険者ギルドの追放審査官ノエルは、怒鳴る隊長にも態度を変えない。
「その証拠をご提出ください」
最初の申請は、討伐数ゼロの荷物持ち。
本人さえ「自分は役立たずです」と認めていた。
けれど、彼が描いた一枚の地図には、仲間の誰も評価しなかった仕事が残されていた。
治癒を拒んだ少女。逃亡を疑われた青年。横領を告発された会計係。
新人書記官ミラとともに記録をたどるたび、追放理由の裏に隠れた事情が姿を現す。
守るべき働きもあれば、見逃せない過失もある。
同情だけでは救えない。肩書だけでは裁けない。
かつて自分も追放された冷徹な審査官が、一つずつ証拠を積み上げ、人の人生を決める言葉に向き合っていく。
「役立たず」の一言で終わらせない、異世界お仕事ミステリー。
2
卒業パーティーに『事件』が発生いたしました
王立学院では卒業式がつつがなく終了し、今まさに謝恩パーティーが始まったところだった。その雰囲気を壊すように、突如婚約破棄宣言が始まった。声を上げたのはサミュエル・ガンス侯爵令息。彼の腕にしがみつくのは包帯を巻いたユミリー・フェルト男爵令嬢。わたくしカトリーナ・メロー侯爵令嬢が、婚約者のサミュエル様と親しい彼女に嫉妬して今まで数々の非道を働き、先程ついに大階段から突き落とす罪を犯したと断定されたのだ。でもちょっと待って。わたくしはそんな事していない。なのに被害者の彼女はわたくしと同じ髪色の犯人を見た? ということは······『事件』が起きたのだわ!
容疑者となったわたくしは、汚名を雪ぐために真犯人を見つけなくてはならない。わたくしに罪を着せ、ユミリー嬢を殺したいほど憎んでいるのは誰なのか? 推理小説好きとしては胸が高鳴る状況ですが、真相解明に向けて頑張ります!!
2件