夜の図書館 小説一覧

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【完結済】夜の図書館:真鍮の鍵

――その鍵は、忘れられた物語を渡り歩く。 夜にだけ開く、不思議な図書館。 そこには“読まれなかった物語”や“置き去りにされたモノ”が静かに眠っています。 ある夜、「忘れものの棚」に現れた一つの真鍮の鍵。 川辺の夕暮れから、影の岸、懐かしい扉を経て── やがて集められたモノたちと共に、図書館の奥の“扉”を開くことになります。 これは、モノが棚を渡り歩き、物語と読者をつなげていく連作ショートショートです。 鍵の行方を追ううちに、あなたもまた“持ち主”になるかもしれません。 ◎読み方のご案内 - 初めての方へ:公開順に読むと、少しずつ謎が明かされていく楽しみがあります。 - 物語を振り返る方へ:時系列順に並べて読むと、鍵の旅の全貌を追うことができます。 ◎収録作 - 忘れものの棚より『川辺に残る鍵』 - 影の棚より『影の岸の鍵』 - 懐かしさの棚より『扉の前で止まった鍵』 - 特別展示より『寄せ集めの机』 - 特別回『扉の向こうで待つもの』 - 完結編『灯りの還る場所』 ※ほかに、【前日譚】『鍵が棚に届いた夜』と【番外編】『棚の間で見ていた』があります。
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眠れない王子様と、夜だけ素直になる令嬢

昼間の王宮では、完璧な王太子と公爵令嬢として振る舞う婚約者同士の二人。 人前では互いに一歩も譲らず、必要以上に近づくこともない。ところがある夜、公爵令嬢セレフィーナは、誰もいない王宮の図書室で、眠れずに佇む王太子レオンハルトを見つけてしまう。 普段なら決して見せない疲れた横顔に、彼女は思わず声をかけた。 それをきっかけに始まったのは、夜の図書室でだけ交わされる秘密の時間だった。 昼間には言えない弱音をこぼす王子と、夜になるとなぜか素直になってしまう令嬢。二人は少しずつ互いの知らなかった一面を知り、いつしか「眠れないから会う」のではなく、「会いたいから眠れない」ようになっていく。 けれど、そんな二人の夜の時間を、王宮の誰かが知ってしまい――。 これは、誰にも見せられない本音から始まった、二人の婚約者が本当の恋を見つける物語。
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