妖怪つぶやきシリーズ 小説一覧

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忘却(イヤイヤ)の迷い子――妖怪イヤイヤ坊主のつぶやき

忘却(イヤイヤ)の迷い子――妖怪イヤイヤ坊主のつぶやき
【ショートショート】 「そんな嫌な自分、ポイしちゃえばいいよ」 悩める人間に近づき、無邪気な笑顔で「忘却」という名の救い(毒)を与える妖怪・イヤイヤ坊主。今日もまた、誰かの悲鳴を「嫌だ」と飲み込んで、その人生を空っぽにしていく。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 827 最終更新日 2026.07.12 登録日 2026.07.12
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【モフモフに騙されるな】触るな危険ーーモフモフ妖怪ワン公のつぶやきーー

【モフモフに騙されるな】触るな危険ーーモフモフ妖怪ワン公のつぶやきーー
人混みの多い街の中、ビション・フリーゼの可愛らしいモフモフに騙されて、何人もの人間が『寂しん坊仲間』に陥ってしまっている。 一見ぬいぐるみのように見えるその姿の正体は、人間がペットを捨てたり、いじめたり、物のように扱ってきたドロドロとした醜いヘドロのような澱(おり)だった。 ハリネズミのような返しのついたその針は、一度刺さったらもう二度と抜けない。 可愛いモフモフの裏に隠された、妖怪ワン公の恐ろしくも切ないつぶやき。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 796 最終更新日 2026.08.21 登録日 2026.08.21
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【映え狙いに要注意】美しい鳥の正体は……?ーー妖怪ミロミロのつぶやきーー

【映え狙いに要注意】美しい鳥の正体は……?ーー妖怪ミロミロのつぶやきーー
人間の「かまって」と「私を認めて」の承認欲求が溢れ出して、ドロドロの澱(おり)になり、そこから生まれた『かまってちゃん、妖怪ミロミロ』一見、人間には「世界一美しい姿」のケツァールの姿に見え、囀る鳴き声は「世界一美しい声」のナイチンゲールと同じに聞こえるからフラフラと近づいてきた人間を、その魔の手にかけて、自分の糧にする。その糧にされた後はどうなるか…?妖怪つぶやきシリーズ、かまってちゃん妖怪未来ミロミロのつぶやき。その美しい鳴き声に騙されてはいけないよ。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,003 最終更新日 2026.08.28 登録日 2026.08.28
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幸福(まやかし)屋の妖怪占いばあばのつぶやき

幸福(まやかし)屋の妖怪占いばあばのつぶやき
【ショートショート】 占い師が割った水晶から生まれた、赤紫の霧のような妖怪「占いばあば」。 彼女はふっくらした優しい老婆の姿を借りて、今日も人間たちの欲望を「入れ替える」。 幸せを求めてやってくる人間たちの願いは、すべて彼女の極上のエンタメ。 「自分の人生は自分で決めなよ。……ま、その勘違いした幸せ、せいぜい楽しみな」 澱(おり)を食らい、欲望を煮詰め、不幸をばら撒く。 妖怪占いばあばの、毒気たっぷりの呟きが、今夜もどこかで聞こえてくる。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,011 最終更新日 2026.07.11 登録日 2026.07.11
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妖怪伽鬼(がき)のネアとクゥのつぶやきーー無邪気な遊び「ズイズイ・ズッコロバシ」に御用心

妖怪伽鬼(がき)のネアとクゥのつぶやきーー無邪気な遊び「ズイズイ・ズッコロバシ」に御用心
十二単衣の女の子「ネア」と、狩衣の男の子「クゥ」は、人間の消えない欲と満たされぬ乾きから生まれた伽鬼(がき)の姉弟。彼らは幸せオーラ全開の人間に近づき、お遊戯「ズイズイ・ズッコロバシ」を共に遊ぶことで、その眩しい光をすべて吸い取ってしまう。オーラを奪われた人間は二度と心が満たされなくなり……。無邪気さと残酷さが同居する、夕暮れ時の恐怖を描いた物語。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,559 最終更新日 2026.08.15 登録日 2026.08.15
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さあゲームのかいし〜――妖怪席取坊のつぶやき

さあゲームのかいし〜――妖怪席取坊のつぶやき
「その席とおーった!」 人を羨み、その座を奪いたいと願う人間の「澱」から生まれた、ヨチヨチ歩きの赤ん坊――妖怪・席取坊。 法衣と黒紫の袈裟をまとった愛らしい姿とは裏腹に、無邪気な悪意で人間の席を次々と乗っ取っていく。 「いらないなら、坊がもらうもん」 自由気ままに、そして容赦なく他人の居場所を奪う妖怪の、冷たくて楽しいゲームが始まる。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 834 最終更新日 2026.08.01 登録日 2026.08.01
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妖怪天国と地獄の双子ちゃんのつぶやき――幸福を喰らう「手渡し遊び」

妖怪天国と地獄の双子ちゃんのつぶやき――幸福を喰らう「手渡し遊び」
「ねぇ、私たちと楽しく遊びましょう?」 公園に現れる、一卵性双子の姉妹。 華やかな着物を着たあの子たちは、おかっぱの髪型が『白』と『黒』に分かれていること以外、すべてがそっくり。 彼女たちはいつもニコニコしていて、ただ無邪気に遊びたがっているだけ。 けれど、彼女たちにとっての「遊び」は、幸福の絶頂にいる人間からすべてを奪い去ること。 白い手から黒い手へ。光から闇へ。 彼女たちがあなたと「手渡し遊び」を始めたとき、あなたの人生は真っ黒に塗りつぶされる。 幸福を喰らう双子の妖怪が贈る、甘くて残酷なショートショート。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 643 最終更新日 2026.07.12 登録日 2026.07.12
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妖怪クピディタスのつぶやきーーインテリ妖怪の悪魔の計算

妖怪クピディタスのつぶやきーーインテリ妖怪の悪魔の計算
人間の強烈な欲望や執着をエネルギーとして生きる、古くからの妖怪・クピディタス。端正な顔立ちに銀縁メガネ、スーツを着こなしたインテリ風の彼は、人里離れた山奥の洞窟を完全に支配していた。 都市伝説に踊らされ、ドス黒い「澱」をまき散らしながら山を登ってくる愚かな人間たちを、冷徹かつ優雅な計算のもとで手の平の上で転がしている。現代のスマホ決済を取り入れつつも、裏では「妖怪手不足」に頭を悩ませる世知辛い一面も? 人間の欲望の果てにある「理想のおうち」を作り上げる、美しくも危険な支配者の毒ある独白。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,971 最終更新日 2026.08.05 登録日 2026.08.05
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背中にゾクッときたら、それがオラっちの合図さ。――妖怪サブブのつぶやき

背中にゾクッときたら、それがオラっちの合図さ。――妖怪サブブのつぶやき
街のあちこちに潜む、奇妙な妖怪たちの「つぶやき」。 今回の語り手は、天使のように愛らしい外見をした10歳の少年――その正体は、冷蔵庫の氷から生まれた妖怪「サブブ」だ。 サブブの趣味は、他者をコントロールすることしか頭にない「大人になれない大人たち」の背後に立ち、その心の澱(おり)を冷やすこと。 「大丈夫?」と親切を装って近づく支配欲の強い人間たちに、サブブは冷たい指先で触れ、彼らの歪んだ執着を増幅させる。 「支配」という名の甘い砂糖に溺れ、自滅へと向かう人間たちを、サブブは今日も氷の瞳で冷ややかに観察している。 ――あなたの背中がゾクッとしたら、それはオラっちが通り過ぎた合図かもしれない。 妖怪つぶやきシリーズ、凍てつくような悪意と、滑稽な人間模様を綴るショートショート。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 995 最終更新日 2026.07.16 登録日 2026.07.16
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ご馳走様。その悩み、美味しく頂戴しました。――妖怪カタルシスのつぶやき

ご馳走様。その悩み、美味しく頂戴しました。――妖怪カタルシスのつぶやき
【ショートショート】 悩みや心の澱を抱えた人だけがたどり着ける、どこか懐かしい「ひみつ茶屋」。 そこでニコニコと微笑みながら一杯のお茶を出してくれる、優しいおばあちゃん。 現代の人間であれば誰もが抱く警戒心も、彼女が得意とする妖術の前では霧のように消えてしまう。皆、何の疑いもなく、彼女の差し出すお茶を口にするのだ。 けれど、それこそが彼女の罠。 彼女の本当の正体は、人の「感情」を食らう妖怪・カタルシス。 彼女が振る舞うお茶と飴は、訪れた人の心を癒やすためではなく、彼女の好みの味に「感情を調味」するためのものだった。 「美味しいご馳走様。……さて、今日はどんな悩みが私のもとに届くのかしら?」 縁側で繰り広げられる、美食家妖怪のつぶやき。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,087 最終更新日 2026.07.10 登録日 2026.07.10
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逢魔が時の仲良しカップルには気を付けろ ーー妖怪『なかよしこよし』のつぶやきーー

逢魔が時の仲良しカップルには気を付けろ ーー妖怪『なかよしこよし』のつぶやきーー
逢魔時にふと現れる、この世のものとは思えないほど美しい男女のカップル。 ベンチで寄り添い、甘い言葉を囁き合いながらイチャイチャする姿は、周囲の目を引くほど絵になる美男美女――しかし、その正体は人間の醜い嫉妬の澱から生まれた妖怪『なかよしこよし』だった。 「あんなに仲が良くて羨ましい」「別れさせてやりたい」 そんな人間たちのドロドロとした独占欲や負の感情を糧にして生きる彼らは、自ら近づいてくる者や、面白半分で仲を引き裂こうとする者を決して逃がさない。 『なかよし』の正体は鉄紺の蛇のような冷たい霞、『こよし』の正体は老緑の蜘蛛の糸のような絡め取る霞。 甘い罠に誘われてうっかり近づき、貴重なイチャイチャタイムを邪魔してしまった愚かな人間たちは、二人の恐ろしい本性と底知れぬ魔力の前に、まとめて闇へと引きずり込まれていく……。 美しさと残酷さが背中合わせの、逢魔時の怪談。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,264 最終更新日 2026.08.17 登録日 2026.08.17
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妖怪不実のつぶやきーーありんす〜言葉を使う妖麗さで、ニタりと嗤う

妖怪不実のつぶやきーーありんす〜言葉を使う妖麗さで、ニタりと嗤う
夜の街を艶然と練り歩く、黒髪の絶世の花魁・不実(ふじつ)。両脇にはおかっぱの「禿(かむろ)」を従え、インバウンドの観光客が写真をねだれば、甘い微笑みで「良いでありんすよ」と応じる。しかし、その妖麗な姿は仮の姿にすぎない。 彼女の正体は、「所有」ではなく「何かを奪う瞬間」にしか快感を見出せない人間の黒い心(澱)から生まれた妖怪である。本体は、血の乾いた退紅(たいこう)色のボロボロの木。両脇の禿も、本体から分かれた小枝にすぎない。 不実の美しさに魅入られ、記念にとスマホで写真を撮った者たちには、数年後に恐ろしい現実が訪れる。妖術が解けたとき、そこにはボロボロの木と小枝が写り出しており、見る者の心を狂わせるのだ。さらに夜の街では、他者から何かを奪うことだけに執着する人間のどす黒い澱を、あま〜い香りで誘い出してごっそり吸い尽くしていく。 すべてを奪われた人間はアイデンティティを失い、かつての被害者たちから容赦ない仕打ちを受けることになるが——「そんなの、自業自得でありんす」。今日も不実は、欲望渦巻く夜の街で、新たな澱を待ち続けている。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,754 最終更新日 2026.08.10 登録日 2026.08.10
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