蘇我馬子小説一覧

2
時は600年代の飛鳥時代。 稚沙は女性皇族で初の大王となる炊屋姫の元に、女官として仕えていた。 彼女は豪族平群氏の額田部筋の生まれの娘である。 そんなある日、炊屋姫が誓願を発することになり、ここ小墾田宮には沢山の人達が集っていた。 その際に稚沙は、蘇我馬子の甥にあたる蘇我椋毘登と出会う。 だが自身が、蘇我馬子と椋毘登の会話を盗み聞きしてしまったことにより、椋毘登に刀を突きつけられてしまう。 その後厩戸皇子の助けで、何とか誤解は解けたものの、互いの印象は余り良くはなかった。 そんな中、小墾田宮では炊屋姫の倉庫が荒らさせる事件が起きてしまう。 そしてその事件後、稚沙は椋毘登の意外な姿を知る事になって…… 大和王権と蘇我氏の権力が入り交じるなか、仏教伝来を機に、この国は飛鳥という新しい時代を迎えた。 稚沙はそんな時代を、懸命に駆け巡っていくこととなる。 それは古と夢幻の世界。 7世紀の飛鳥の都を舞台にした、日本和風ファンタジー! ※推古朝時に存在したか不透明な物や事柄もありますが、話しをスムーズに進める為に使用しております。 その点、何卒ご理解下さい。m(_ _)m
24h.ポイント 21pt
小説 24,321 位 / 184,239件 歴史・時代 162 位 / 2,133件
文字数 122,612 最終更新日 2022.10.04 登録日 2022.04.30
『日本書紀』に記された崇峻天皇の暗殺事件は、日本史上唯一の弑逆であると云われる。実際には、当時はまだ古代天皇制は成立しておらず、日本という国号もない。倭王であり倭国の時代である。歴史考証に基づいて、史書の脚色をはぎとり、当時の実相を説き明かす。 ※表紙画像は Pxfuel で公開されている無料写真より加工。原画:https://www.pxfuel.com/en/free-photo-ikqtf
24h.ポイント 0pt
小説 184,239 位 / 184,239件 歴史・時代 2,133 位 / 2,133件
文字数 49,767 最終更新日 2020.06.27 登録日 2020.05.30
2