藍染め 小説一覧
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3件
1
藍より青い約束
祖母の死を機に故郷へ戻り、藍染め工房を閉めようとしていた紬。
そこへ、顔から首に痣を持つ少女・花音が、祖母に託した卒業式用の白いワンピースを抱えて現れる。
「この痣よりきれいな色を着たら、下を向かずに歩けるって」
――祖母が遺したのは、未完成の服と「仕上げは、あなた次第」という言葉だった。
桃色の小花を咲かせながら、葉の奥に幾千もの青を秘める藍。
染めるほど、風に触れるほど、布は新しい色へ変わっていく。
祖母の青から逃げてきた紬と、顔を隠して生きてきた花音は、染めむらの残る一着に、それぞれの明日を重ねていく。
花言葉「美しい装い」「あなた次第」から生まれた、受け継ぐ想いと再生、自分だけの色を選ぶ希望の物語。
感想数 0
文字数 4,757
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.09.13
2
『青』の作り手 失恋女子と見習い藍師
イケメンと評判の同僚と交際していることを誇らしく思っていた千草は、その恋人に浮気されていたことを知り、傷心のなかで仕事を辞め、千草は故郷の徳島県上板町に帰る。
実家は、県内で五軒しかない藍師の家。藍師とは、藍染めのための天然染料である蒅を作る職人である。家業を手伝うつもりでいたが、都会からのIターンの若者が来るからと、断られてしまう。千草と同年代の三人の若者のうち、ふたりは前職の顧客だった。思いがけぬ再会に驚く千草だったが、そのうちのひとり、松葉とは、どうやら浅からぬ縁があることがわかってきて──。徳島県を舞台に、地域産業に携わろうとする青年たちの恋と葛藤を描く青春モノ。
感想数 1
文字数 108,168
最終更新日 2022.01.30
登録日 2021.12.31
3
江戸『古道具 藍凪屋』 〜再生と縁結いの物語〜
捨てられた道具に命を吹き込め。算盤娘と天才職人が贈る、痛快再生譚!
大坂の商才 × 長崎の技術 × 庄内の祈り。
神田お玉が池の古道具屋『藍凪屋(あいなぎや)』、本日開店。
文化十四年、江戸。 泥にまみれ、捨てられたガラクタを、異国の技で「勝色(かちいろ)」へと蘇らせる天才職人・徳三。 その価値を冷徹に見抜き、江戸の「粋」へとプロデュースする算盤娘・おめい。
吹き溜まりの裏長屋から、二人の「余所者」が江戸の価値観をひっくり返す! 捨てられた道具に新しい命を吹き込み、絶たれた「縁」を再び結ぶ、再生の物語。
「うちが売ってるんは物やなくて、職人の執念と、それを持つ人の『格』なんですわ」
どん底から江戸の頂点を目指す、痛快・職人再生サクセスストーリー!
感想数 2
文字数 129,209
最終更新日 2026.03.16
登録日 2026.01.26
3件