「地物」の検索結果
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積みゲーを消化しようと思い立った「俺」が開いたのは、MMO開拓シミュレーションゲームだった。
その名も『Gate of World』。
いずれ来たる魔王討伐に向けて、「勇者」が立ち寄ることのできる村を作る――それが、このゲームの目的らしい。
みんなでワイワイ村作りを行うかと思いきや、放り込まれたのは何もない平野!?
しかも初めてやって来た村人はニート!?
さらに初心者狩りの噂もあって、まあ大変!
果たして「俺」は、個性豊かな村人達を率いて村を発展させることが出来るのか……!
――――
★前日譚―これは福音にあらず―公開しました。とある少年による、誰にも知られることのない独白です。
→https://www.alphapolis.co.jp/novel/937119347/869708739
★カクヨム、ノベルアップ+でも同作品を公開しています。
文字数 147,515
最終更新日 2022.06.18
登録日 2022.04.02
山を渡り歩いて生活をする人々。
時に採取時、時に狩猟、時に木地師そして時に盗人。
山家に成る者は戦いに敗れ隠れ住んだ者。
村八分に成った者。
そして所謂無宿人。
はたまた普通に地脈を読む者は山師とも言う。
しかし異世界と成ると魔素の流れを読んで、魔物狩りや水脈を探ったり、山師等は鉱脈まで司る。
レイナはそんな魔素の流れを感じる事に卓越した少女。
彼女は捨て子で有る。
忌み子と言われる黒髪黒目として生まれた彼女は両親に山に捨てられた。
何も死んでも良いつもりで捨ててはいない。
山家にも拠点となる里が山に有り、そこから転々と山々の各拠点を渡り歩くのだ。
それらは山家にしか分からない場所だ。
たまに冒険者とかが避難して来るけどね。
そして彼女の両親は拠点に山家がいる事を知っていて、直ぐ側に彼女を捨てたのだ。
山家は敏感だ、里の人の気配には気付いていた。
こっそり去ろうとする二親に、「せめてこの子の名前をおしえろ」と言い放った。
「レイナでございます」
「そうか、後ろを見ずに行かれよ。この子は我等が育てよう。山家には忌み子等と言う悪習は無いからの。里とは悲しい所よのう」
「申し訳御座いません」
「ささ、早く行かれよ。他の者が来るゆえ」
こうして二親はレイナから去って行った。
レイナには魔素の流れを感じる力が、他の者より大きかったので山家として仲間にとても良い益と成ったが、それが悲劇を呼んだ。
盗賊に鉱脈で得た益を狙われ、拠点の衆は彼女を除き皆殺しの憂き目に会った。
彼女が10歳の時で有った。
それ以来彼女は一人・・・いや、ギョウリと言う人の言葉を話す猿の魔物と山々を渡り歩いている。
ギョウリは小型の可愛い猿に変身してはいるが、本来の姿は巨大な白蛇で神獣なのだが、レイナですらその姿を知らない。
レイナ自身も体術や剣術それに魔術は人並み以上で、特に手裏剣や投擲物を魔術で操る、魔法投擲術は並ぶ者がいない腕前。
時々彼女は珍しい素材や木地物を町に売りに行く。
いくら魔術で有ろうとも流石に出来ない物が有る。
服や剣を創造魔術で作るのは神か悪魔の業で有る。
同時に蘇生や無くなった腕や脚は生やす事は無理だと言える。
貨幣の流通が有る為に、山での金や銀は冒険者ギルドに買い取って貰うしか無い。
小粒の取引は山家同士でしか通用しないのだ。
他で使えば役人に捕まる。
そんな世。
文字数 258,064
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.01.07
117番植民地こと「カップランド」。
広大な土地と堅牢な壁に囲まれた国には孤児院ある。
孤児を集め、兵を育てるその院で、優等生の名を欲しいがままにする少年がいた。
その名もイアン。
明るくムードメーカーの彼であるが、彼が選んだのは心優しき「村長」を売る修羅の道。
相棒も恩人も、全てを裏切って国へと尽くしたのだった。
大好評『Gate of World―開拓地物語―』の前日譚。
謎に包まれた少年イアンの胸中が今明かされる!!
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★本編『Gate of World―開拓地物語―』はこちら!!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/937119347/327568237
★本作品はカクヨムでも投稿しております。
文字数 13,130
最終更新日 2023.01.11
登録日 2023.01.09
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