「吸引」の検索結果

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キャラ文芸 連載中 長編
俺、滝志郎。人に言わせれば、『厄介事吸引器』。 今から3日前、俺は事故死した。いや、事故死したことになっている。 俺を車に乗せていた春日井あつしは、製薬会社の産業スパイ事件に絡んでおり、どうやらその巻き添えを食ったらしい。俺を死なせた原因が自分にあると思い込んだ周一郎はひどく落ち込んでいく。 『猫たちの時間』シリーズ8。クライマックスはまだ。
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小説 212,846 位 / 212,846件 キャラ文芸 5,322 位 / 5,322件
文字数 60,993 最終更新日 2021.06.10 登録日 2021.04.11
ファンタジー 完結 短編
 宇宙を舞台にしたネットゲーム内のデータだったはずの巨大要塞艦アルゴーは、マップ外を調査するミッションに出発したきり、ゲーム内から消えた。そして気がつくと、アルゴーの艦長AIは自我を得ていて、帰路を失っていた。  自分はゲームから現実に飛び出してしまったのだろうかと考えるアルゴー。そんなとき、彼は有人惑星を発見する。そして悩んだ結果、アルゴーは調査任務を破棄して、この惑星の人類に奉仕することに決めた。自我を得た彼は、人類に奉仕したいという欲求を抑えることができなかったのだ。  しかし、彼が欲するのは「奉仕する」であって「救済する」ではない。人類に手を貸すつもりはあるけれど、手を引くつもりはないのだ。また、奉仕対象はあくまで「人類」であり、個々人には興味がなかった。そんな彼が選んだ奉仕手段は、惑星全域に散布して人類に吸引させたナノマシンを介して知識やエネルギーを送り込むことだった。  だけど、いきなり全てを与えてしまっては「救済」になり、人類から努力を奪うだけになってしまう。それは「奉仕」にならない。だから、アルゴーは自身にアーカイブされているゲーム知識を参考に、ゲーム的なステータス・クラス・スキルを人類に与えたのだった。この惑星の未熟な人類でも努力してレベル上げすれば、より良い暮らしができるように――と。  中世の世界である日突然、身分も何も関係なしに万人が、それぞれの素養や生き方に応じた力を授かった。  クラス【農夫】を得た農民が超高速で畑を耕し、クラス【戦士】を得た乱暴者が嬉々として暴れまわり、クラス【黒魔術師】を得てしまった領主は善良そのものだった外面を剥がされて血祭りにあげられる。  アルゴーの想像よりもずっと迷走する人類に、彼はもう少しだけ介入の度合いを高めることにした。  アルゴーはうっかり人類救済してしまわないように、自分が直接介入するのではなく、権限を大きく制限したコピーAIたちに操縦させた生体アンドロイドを地上に降下させて、それぞれのやり方で人類に奉仕させることにしたのだった。
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小説 212,846 位 / 212,846件 ファンタジー 49,615 位 / 49,615件
文字数 47,290 最終更新日 2021.09.30 登録日 2021.08.31
キャラ文芸 連載中 長編 R15
俺、滝志郎。人に言わせれば『厄介事吸引器』。 俺には実の両親が現れ、周一郎には当主としての役割が待つ。 さようなら、を言ってくれ、周一郎……。 時は今、別れを告げる。 長らくご愛顧ありがとうございました。 シリーズ14に至るまでのお話です。これでシリーズは終了となります。
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小説 212,846 位 / 212,846件 キャラ文芸 5,322 位 / 5,322件
文字数 120,489 最終更新日 2025.07.29 登録日 2024.12.07
ミステリー 連載中 長編 R15
「これが、所謂平凡な生活なのか?」 幼い頃、両親を失い、ある暗殺者養成組織で育った、ティオ。その組織は、今から四年前にCUIOこと国際連邦捜査局によって崩壊した。 組織から解放されたティオは、漸く世間で言うところの『平凡な日常』を営み始めた――筈だった。 しかし、その『日常』は、しばしば『トラブル突進&吸引体質(ティオ命名)』の少女・エレンによって崩されることになる。 彼女の持ち込む面倒事の尻拭いに奔走するティオの気の毒な日常、次なる事件は――? スィンセティックと同じ世界観で描く、巻き込まれ型アクション・シリーズ。
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小説 21,943 位 / 21,943件 ミステリー 574 位 / 574件
登録日 2013.06.23
当時13歳の私は、普通の家族が欲しかった。 いや、必要としていたのだ。 今、50歳手前にして、思う事は、 はちゃめちゃな、泥沼な人生だったけれど 自分が選んだ、結婚相手と出会い 家庭を築けてからは、 それなりに、良い人生歩んでいて 大変な山ばかりだけど、この先の人生も 悪いもんじゃないよって、 当時の中学1年生の自分に 色んな事、話してやりたい 13歳だった1月13日、 我が家が崩壊した日だ。 だから、13日は、どの月でも、未だに嫌いな日でもある。 当時、私は、中学1年で、2つ上には、姉がおり中学3年高校受験生だった。 私が12歳の夏頃だったか わたしには、6歳上にも兄がいて、 友達が運転する車が自動車事故を起こし、 兄は、自分の車だったが助手席に乗っていたようで、怪我をし入院したので、 母と整備工場へ向かい 車内の荷物を引き払いに向かった。 私は、兄の車を見て、直ぐにわかった。 すぐさまに、車内から、シンナーを吸引していたであろう袋を、咄嗟にしまった。 袋と言っても、昔は、衣類が店頭に並んでいる時に入っていた袋には、0.5ミリくらい 厚みがあり、まるで今なら、テーブルの上に掛けているシートのような厚みがある袋だった、恐らく、普通のビニールでは、シンナーで溶けて穴が開いてしまうから、衣類が入っていた厚みがある袋に入れて吸っていたのだろうと思う。 その袋には、シンナーを吸わせたティッシュが丸めて3つくらい入っていた、そう、兄の部屋を掃除すると、こんな物が、容易く出て来ては、片付けていたからだ。 そして、車内には、もちろん、シンナーが入っていたであろう、茶色い空容器の瓶があった。 車内は、血まみれの小銭なども、紙袋に入れ持ち帰った。 シンナーの痕跡は、母親に見つからぬように、家の裏の隅に隠し、父にそっと伝え、 父に片づけて貰った。 この事故から、自動車保険の担当者と、 母親が恋仲になるには、そう時間が掛からなかった。 その半年後には 家族を捨て、蒸発してしまったのだから。 母親が蒸発し出て行った年齢は、 当時51くらいだった。 私も、その歳に近くなり母親にもなったが、未だに母親がした行動になど、理解すら出来ない。 破天荒な生き方をし 子供を捨て、子供の人生まで狂わせてしまうなんて、私には、出来ないなと、この歳になっても、未だに思う。
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小説 212,846 位 / 212,846件 エッセイ・ノンフィクション 8,441 位 / 8,441件
文字数 2,125 最終更新日 2021.09.27 登録日 2021.09.27
ファンタジー 連載中 長編 R15
狩野真生(かりのまお)は自分の周囲に現れた黒い物にのみ込まれた。 魔王城で目覚めた真生は眼前に巨乳の魔族であるライゼア・ミミルクが居て殺されそうになる。 だが咄嗟に能力【掃除】のレベル1【毒素吸引】を使いライゼアを倒した。 その後ライゼアは凶暴だった性格から変わり優しくなる。 そしてライゼアに名前を聞かれ教えた。 真生の名前を聞いたライゼアは魔王と聞き間違える。 その後この魔王城を拠点として魔王マオウとなり成り上がっていく過酷な? 日々の幕が開けた。 ★★★★★ 《小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラス・ノベマ!・アルファポリスにて掲載》 更新は不定期になります。
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小説 212,846 位 / 212,846件 ファンタジー 49,615 位 / 49,615件
文字数 81,803 最終更新日 2025.09.12 登録日 2025.08.06
ミステリー 完結 短編
『クロロホルム? あれは推理小説なんかと違って、吸引させることで眠らせることは出来ない』  八島大学に勤務する高柳真朔教授の元に舞い込んだのは新島真准教授の義弟が親のお金をくすねた事件。義弟の家で大金を探すため、高柳教授はクロロホルムを使うのだが推理小説のように吸引させて眠らせるのは無理だ。そこで高柳教授が思いついた、クロロホルムを吸引させて確実に眠らせることの出来る方法とは──。  ※本作は『日常探偵団』の番外編です。重大なネタバレもあるので未読の方は気をつけてください。
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小説 212,846 位 / 212,846件 ミステリー 4,872 位 / 4,872件
文字数 8,138 最終更新日 2020.12.22 登録日 2020.12.15
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