「インフレーション」の検索結果
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「令和最新版」カストリ雑誌風味小説!・・・いや、今、適当に考えたシリーズなのですが。
「帝都大空襲の夜 ~戦争未亡人と少年、禁断の情事~」
・・・に続く、戦中・戦後シリーズ!
ちなみに、「カストリ雑誌」「カストリ小説」ですが、「カストリ」とは戦後の混乱期に闇で出回った粗悪な密造酒のこと。
カストリ雑誌は、そんなアングラな雰囲気の粗悪で安価な大衆紙で、エロ・グロをメインした少々いかがわしい雑誌のことです。
そんなカストリ雑誌に掲載されていたポ◯ノ小説の雰囲気を意識して書いてみました。
これを映像(アダルトビデオ)で表現されているのが、「巨匠」ヘンリー◯本氏だと思うのですが、「あの時代」独特の「女の生と性」をテーマにした内容、私は大好きです。
昭和22(1947)年と言えば、5月に新憲法(現在の日本国憲法)が発布され、敗戦で廃墟となった日本が、未来に向かって必死に立ち上がろうとしていた時代です。
丁度焼け野原に、雑草の新芽が芽吹き始めたように・・・。
まだ都市部は空襲によって破壊された廃墟が多く、闇市、労働争議、激しいインフレーションと、人々の生活は大変でしたが、そんな中でも人々は戦争から開放された「自由」を謳歌していました。
そういう時代の中で、夫を戦争で失い、東京の都市部の外れで二人きりで暮らす母子と、◯◯歳の◯◯生、和夫の切ない恋と別れを描いた内容です。
・・・・とか、カッコいいこと言って、内容はいつもどおりエロなんですけど(笑)
例によって拙い文章ですが、「あの時代」の雰囲気を感じて頂けたら嬉しいです。
登場人物
●主人公 和夫(かずお)◯◯歳の◯◯生。
復員して運輸省に勤める父と、タイピストの母と暮らしている◯学◯年生。
妹、弟達は群馬の母方の祖母の所に疎開しているが、東京の食糧事情が良くないために、そのまま群馬に滞在しており、和夫は父母と三人で暮らしている。
●淑子(よしこ) 34歳
色白でほっそりとした美しい戦争未亡人。
新聞記者だった失い、一人娘の美音(みおん)と二人で暮らしている。
戦死した夫の軍人恩給だけではとても生活できないはずだが、小綺麗な身なりで、困窮した様子もなく母子で生活している。
村人とは没交渉で、村の外れの古い一軒家で暮らしている。
●美音(みおん) ◯◯歳
淑子の一人娘。
身長152センチ、パッチリとした切れ長の目に、長めの髪をオカッパにカットしたヘアスタイルが似合う、どこかエキゾチックな美少女。
美音(みおん)という当時としては珍しい名は、外国駐在経験がある新聞記者だった父がイタリア人の友人の新聞記者の名からもらって命名した。
和夫の初恋の相手。
文字数 22,882
最終更新日 2021.05.11
登録日 2021.05.02
『彼女の、不可逆なインフレーション』
物語は完成した瞬間から、別の何かへと変質を始める。
本作は、三つの物語の「撮影セット」を舞台に、役者たちの素顔と、物語を愛する観測者「カノジョ」の吐息が引き起こす奇跡を描いたメタ・フィクションである。
夕暮れの教室で孤独な独白に苦しむ康介。カップの数ミリのズレに翻弄される完璧主義の沙織。そして、役作りの夜に自分を見失いかける瞳。撮影現場では、脚本通りの「正解」を求める監督と、役を降りて互いを支え合う役者たちの生身の感情が交錯していた。
「多数決の矛盾」に挑んだ『彼女の教室』
「言葉の連鎖」を紡いだ『彼女の喫茶店』
「創作者の覚醒」を描いた『彼女の計画』
確定したはずのこれら三作の本筋は、読者の想像力の擬人化である「カノジョ」の干渉によって、不可逆なインフレーション(膨張)を始める。
台本にない抱擁、予定外の告白。脚本家の手を離れた物語が、役者たちの熱量と共鳴し、誰も知らない真実の結末へと世界線を塗り替えていく。
これは、作り手と演じ手、そして読者の三者が共犯関係となって生み出す、最も美しく不確かな「物語の続き」の記録である。
文字数 11,259
最終更新日 2026.04.11
登録日 2026.04.03
『彼女の計画_本編』12部完結。
物語は、一人の男の「裏アカウント」を覗き見たことから、静かに、だが決定的に狂い始める。
職場の上司・拓が綴る、不倫相手の人妻との生々しい記録。それを手に入れた「私」は、指先一つで彼らの人生を翻弄できる優越感に浸り、観察という名の支配を加速させていく。
だが、これは単なる不倫劇ではない。舞台は2045年、高度なAIが過去のあらゆるログを解析し、人の「核」を暴き出す時代へと飛躍する。成長した拓の娘・光莉は、父が遺したデジタル遺構の中に、隠蔽された愛憎と、ある一人の「観測者」の影を見つけ出す。
かつてカフェで、そして職場で繰り返された「見る側」と「見られる側」の逆転。AIが弾き出す冷徹なレポートが、二十年前の罪を、そして「私」自身の歪んだ欲望を残酷に剥き出しにしていく。
名付けを拒んだ感情の層を掘り起こし、書き換えられた脚本の果てに待つのは、救済か、それとも破滅か。
実在する過去と、虚構の記録が交差する中で、物語は観測者である読者の「吐息」を飲み込み、制御不能なインフレーションを巻き起こす。
お楽しみください。
文字数 115,432
最終更新日 2026.05.02
登録日 2026.03.18
──終わらない夢に囚われた僕と君が、世界の外側で再び出逢うまでの、六つの断章。
言葉は廻り、記憶は揺らぎ、時間は崩れながらも前へ進む。
ドーナツの穴、タキオンの奔流、エントロピーの渦。
すべては「はじまり」に向かって収束し、やがてまた拡がっていく。
それは、永遠を拒んだ者たちの、ささやかな選択の記録。
文字数 6,219
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.05.30
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