視線 小説一覧
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【彼女の計画_外伝】 影たちの物語~康介の章開幕。
今後、本編の他の登場人物についても短編単体でも楽しんでもらえる作品をご用意してまいります。
本編では描かれなかった「もう一つの視線」を持つ者たち――彼らは何を見て、何を思ったのか。
新規公開中:康介の章
『彼女の計画』の登場人物・康介。常に「最適」を追い求めた彼は、なぜ動かなかったのか。瞳との愛、離婚、そして一枚のメモ「stocking_night_0612」。何もしなかった男が、最後に受け取ったものとは――。
シリーズ全体について
本短編集は、Eの章を皮切りに、沙織の章(「画布の支配者」)、康介の章(「民主大国の果て」)、そしてすべての傍観者たちが交差する「連鎖のなかで」、さらに本編とは異なる可能性を描く「異世界線」、シリーズ全体を包摂する「外側の物語」へと続きます。
「見る/見られる」の連鎖の中にいた、もう一人の彼ら――影たちの物語を、どうぞ。
文字数 49,924
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.03.28
2
完璧な規律で自らを律する48歳の会計責任者、千尋。彼女の冷徹な日常は、画廊で見かけた一枚の裸婦画『白い虚実』によって瓦解を始める。それは20年前、彼女自身が「被写体」としてすべてを晒した記憶の残滓だった。
自分を「言葉」で支配し続ける上司・伊達と、彼女の肉体を「作品」として渇望する画家・隅田。二人の狂った芸術家の視線に晒される中、千尋は自ら仕組んだ官能の脚本『眼下の蜜』に溺れていく。事務机の下で擦れる黒タイツ、引き裂かれるストライプのレース。理性の堤防が決壊したとき、千尋が辿り着いたのは、羞恥と快楽が溶け合う「真っ白な絶頂」だった。
残酷で淫らな「完結」の物語。
文字数 31,070
最終更新日 2026.05.05
登録日 2026.05.04
3
『彼女の計画_本編』12部完結。
物語は、一人の男の「裏アカウント」を覗き見たことから、静かに、だが決定的に狂い始める。
職場の上司・拓が綴る、不倫相手の人妻との生々しい記録。それを手に入れた「私」は、指先一つで彼らの人生を翻弄できる優越感に浸り、観察という名の支配を加速させていく。
だが、これは単なる不倫劇ではない。舞台は2045年、高度なAIが過去のあらゆるログを解析し、人の「核」を暴き出す時代へと飛躍する。成長した拓の娘・光莉は、父が遺したデジタル遺構の中に、隠蔽された愛憎と、ある一人の「観測者」の影を見つけ出す。
かつてカフェで、そして職場で繰り返された「見る側」と「見られる側」の逆転。AIが弾き出す冷徹なレポートが、二十年前の罪を、そして「私」自身の歪んだ欲望を残酷に剥き出しにしていく。
名付けを拒んだ感情の層を掘り起こし、書き換えられた脚本の果てに待つのは、救済か、それとも破滅か。
実在する過去と、虚構の記録が交差する中で、物語は観測者である読者の「吐息」を飲み込み、制御不能なインフレーションを巻き起こす。
お楽しみください。
文字数 115,446
最終更新日 2026.05.02
登録日 2026.03.18
4
3年C組。誰も決めた覚えはないのに、物事は「気づいたら決まっていた」。後ろの席には誰も座った記憶がない。でも、誰かがいる気がする。ノートに文字が浮かんでは消える。『私は、ずっとここにいた』。
それが「観測されることで存在が生まれる」という、この教室のルールだった。
10年後の同窓会。彼らは再びあの教室に集う。ノートはまだそこにあった。『そして――まだ、決まっていない』。
0時。「忘れてもいい」と「忘れたくない」。二人の答えは分かれた。ノートの文字が消える。彼らは「見るのをやめる」と決めた。それであの「誰か」は確定した――完全には消えなかったけれど。
この物語を読んでいるあなたもまた、あの「誰か」を見ている。見ているから、そこに「いる」のだ。
――さあ、最初のページに戻ってください。
文字数 35,584
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.03.20
5
6
今岡孝一は一流大学を卒業し、有名企業に就職し、順風満帆な社会人生活を送っていた。
ある日、宗教の勧誘チラシを配っていた不気味な女と出会ってしまう。
その日から、孝一は女の視線を感じ始める。
玄関ドアの覗き穴、カーテンの向こう側、部屋の中、そして……。
文字数 39,423
最終更新日 2019.12.27
登録日 2019.10.17
7
ホラー系、ダーク系の作品を一つにまとめてみました。
チョットだけ嫌な気持ち、寒い気持ちになって楽しんで頂けたら嬉しいです。
こういう方向の作品が出来たら、またコチラで掲載していきたいと思います。
【小説家になろう】【ムーンライト】で掲載していた短編の作品を纏めたものです。
【ファインダーの奥の欲望】俺の働いていたDPEショップの常連さんの写真。俺はその写真に違和感を覚えてるが……
【囁く声】何気なく立ち寄った庭園の片隅にその美術館があった。何があるわけでもない、なんてことない美術館の筈だったけれど……。
【ボードゲーム】 この話をすると良くない事が起こるというので、今日まで人前で語るのを避けきたけどそれを今日話そうと思う。という言葉から始まったのは兄と従兄弟ですごした他愛無い夏休みの思い出のようだったが……
【月夜に啼く】明日、政略結婚をする俺の所に元恋人が訪れる。俺は彼女を部屋に招き入れるが……。
文字数 14,706
最終更新日 2018.06.06
登録日 2018.05.31
8
夏希の実家の酒屋は、父の事業の失敗で大きな借金を抱えてしまった。愛人になればその借金をチャラにするという好条件を夏希に提案してきた人物は、高校の同級生の高柳君だった。
文字数 101,563
最終更新日 2017.11.13
登録日 2017.01.09
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