「勇者」の検索結果

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もてない僕が迷い込んだ強面の闊歩する恐ろしい世界。 時代は流れクリーンに生まれ変わったこの街には、綺麗な女性がひしめいています。 お金を払わなければ目も合わせてもらえませんが、それさえ払えば全ての夢が叶います。 遠い異世界に行かなくても、現実世界にもこんな夢の様な街が存在します。 ドラクエでパフパフしまくった方も多いと思います。あの勇者ばかりにいい思いはさせられません‼️ 今度の冒険では、あなた自身でパフパフを体感いたしましょう! 必要なのは、生活を切り詰めたゴールドとほんの少しの勇気です。 今は現代、病を恐れる事なかれ! まずは生活を改めよ。無駄を省くのです! 聖剣と聖水を駆使し全ての姫達を救うのです。 さぁ勇者よ、いざ街に繰り出さん!
文字数 112,277 最終更新日 2024.05.24 登録日 2023.10.01
 ウチは江戸京子。看護師をしている。  ウチが勤める山中病院の脊髄損傷患者の病棟に、オリンピックの野球金メダリストで先の甲子園大会の優勝投手・坂本哲也が運ばれてきた。交通事故やった。彼にはプロになり、メジャーのマウンドに立つという夢があった。彼らの様な患者のやりたい事と現実の折り合いを付けて、症状の回復と社会復帰を手助けするのがウチとか後輩看護師の青葉祥子等の主な仕事や。看護師になろうと思ったのは、高校の時、思想が違うグループ同士の喧嘩に巻き込まれ、脊髄を損傷した後輩の望月昴を治してやりたいと思ったからや。あの喧嘩はウチが焚き付けたせいや。今でもその悔恨の念は消えていない。  リハビリが思う様に進まず、もやもやしとった哲坊(坂本哲也)が野球への想いを胸にしまい次の目標へ進む決意が出来たのは、彼のファンだという女の子、たまちゃんだった。彼女は遊んでいたジャングルジムから落ちて脊髄を損傷した。歩けなくなった自分に絶望して死のうと思ったが、大好きな哲坊がリハビリを頑張る姿に、自分も頑張ろうと励まされて思い留まった。小さな勇者は、哲坊を奮い立たせた。  オリンピックの野球日本代表でバッテリーを組んだ谷口匠との野球への惜別のキャッチボールを終えた哲坊は、主に病院の退院者が集まってプレイしている車椅子バスケットボールに人数合わせで誘われ、この競技の日本代表である望月昴からの熱烈な勧めもあり、昴と共に「第一回ギリシャ統一オリンピック」で金メダルを目指す事になる。  昴とは違い、哲坊の実績は0。車椅子バスケの世界大会であるゴールドカップ観戦でカナダ代表のアンダーソンやブラジルのシルヴァ、アメリカのバーバー等世界の強者達に衝撃を受けた哲坊は、日本代表に選ばれて彼らに勝つ為には武器が必要だと痛感。ピッチャーだったコントロールの良さと肩の強さを活かし、3ポイントシュートに活路を見出そうとする。さらに試合経験を積む為に、昴のいる強豪インフィニィティではなく、元ブラジル代表で日本に帰化をしたマルコ(シルヴァ)と共にタートルズへ入る事になる。女子車椅子バスケのエースであるヨウコの叱咤激励や、野球部のマネージャーだった小田真希ちゃんの応援、田中純さんや昴による特訓の成果もあり、師匠である昴のインフィニティを倒して県大会でタートルズは初優勝。哲坊は大会の得点王になった。全国大会では昴のインフィニティに敗れたが実績が認められ、切磋琢磨した昴やマルコ等と、哲坊は車椅子バスケの日本代表に選ばれる。  古代ギリシャの神様へ五輪を返還、オリンピックとパラリンピックの垣根を無くしたギリシャ統一オリンピックが開催された。背番号1を背負って躍動する哲坊と日本代表は快進撃で勝ち進んだ。そして王者カナダとの金メダルを掛けた決勝戦でも哲坊は得意のシュートを決めてカナダを追い詰めた…
文字数 111,627 最終更新日 2024.05.10 登録日 2023.12.13
 ※魔王と魔物、勇者、魔法使いの生命の意味を問う物語※  かつて世界は魔物により滅ぼされようとしていたが、勇者の活躍により、魔王はクリスタルに封印され魔物はダンジョンに閉じ込められた。しかし数百年後、再び世界に同じ闇が迫ろうとしていた。そこで新たな勇者が王命により、再び魔物討伐の旅に出る。勇者も、それぞれの望みを抱いて。新たな魔王と、かつての魔王、そして勇者のそれぞれの思いが絡み合いながら、本当に討たねばならないのは誰なのかを探す物語 ※途中からシリアスになります。話の方向も変わります。前半部分の違和感は後半に回収します。 ※参考にしているのは中世盛期騎士道です。 ※凌辱描写があります。フラッシュバックや苦手な方はご注意ください。キャラクターのセリフもそういう描写にふれる時があります。 ※凌辱差別虐めの描写がありますが、この小説はそれらを明確に批判するものであり、肯定するものでは一切ありません。
文字数 492,438 最終更新日 2024.05.28 登録日 2022.07.07
ライト文芸 完結 ショートショート
この半年間、萌花は周囲からの祝福とやっかみと共に、自身の限界に挑戦し続けてきた。しかし奮闘空しく、この日、彼女は難敵に敗れてしまうのだった……。
文字数 1,864 最終更新日 2022.04.29 登録日 2022.04.29
吾輩が世界を征服するまであと一歩というところまで来ていたのだが、憎き勇者共が大量のペットを連れて吾輩の城を攻め落としてしまったのだ。 吾輩は命からがら逃げだして城を放棄する羽目になってしまったが、ここまでくればさすがに勇者共も追ってはこないだろう。 自らは戦わずにペットに戦闘を任せるなど勇者にはあるまじき行為である。 吾輩は残る魔力を総動員してでもこの世界で飼われているペットどもを擬人化して勇者の戦力を削いでやるのだ。 仲間のいない勇者のペットがいなくなれば吾輩が負けるはずなどないのだ。 それにしても、吾輩はいったいどこまで来てしまったというのだ。 今まで見たことも無いような建造物に息をする事すら苦痛になるような空気。 それなのに何の武装もせずに悠々と歩いている人間ども。 「もしかして、吾輩は勇者から逃げるために使った転移魔法で異世界に来てしまったというやつなのか!!!!」 どこを見ても平和そのもののこの世界は魔力を使い切っていない吾輩であればあっという間に征服出来たのかもしれない。 しかし、そんな事に気付いたところでもう遅い。 吾輩はこの世界にやってくるために使った転移魔法とペットを擬人化させる魔法で魔力はすっかり空になってしまったのだ。 再び魔法を使えるようになるまでに魔力が回復するには相当な時間がかかるだろう。 この世界には魔法という概念が無いようだし、吾輩が魔法を使えるようになるまでにいったいどれだけの時を要する事か、それは吾輩にもわからない。 「とりあえず、魔力が戻るまで大人しくしておこう」 こうして、世界各地でペットが擬人化してしまうという出来事が発生していったのである。 世界中の科学者はその原因の究明に難航していたし、神の起こした奇跡だと信じるものも多くいたのである。 今までは当たり前のように多頭飼いされていたペットたちも愛情を注ぐことで擬人化することがわかってからは一匹のペットを溺愛する人が増えていったのだ。 だが、ペットの擬人化を望まない者達は多くのペットを同時に飼い、ある程度の愛情をもって世話をするという世界が確立していったのである。 この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」に投稿しております
文字数 112,733 最終更新日 2023.01.31 登録日 2022.08.22
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