「死んだ人」の検索結果

全体で78件見つかりました。
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私は死にました。 15年という短い生涯でした。 じゃあ、死んだらどうなるの? それは誰一人として知らないから、死んだ人しかわからない事だから。 だから皆んなどうなっちゃうの?って思うんだよね。 いい子だったら天国に行けて、悪い人だったら地獄に落ちるって言うけど、そんなのって生きてる人が自分達の生きて来た証を残したいから、誰にでも平等に訪れる【死】という恐怖から逃れたいから、 死んだって終わらない。 死んだって、まだ【何か】あって欲しい。 そんな淡い儚い想いが創り出した、うつつの抜けた作り話だって皆んなわかっている事なのに、【生】という括りから抜け出せない可哀想な人達は、そんな話に縋る事しか出来ないんだよ。 だって、私もそうだったから。 だけど、死んでも世界は終わりませんでした。 死んでも、次のステージが待っています。 これは、私、山下はるかが体験した死後の世界のお話です。 キャラ紹介 山下はるか……享年15歳。 本作の主人公。 本来なら花も羨む女子高生。 黒髪、セミロング、それなりに美人。 ある病でガリガリに痩せて亡くなったが、死後の世界では健康的な身体を取り戻している。 一人称は私。 オムパロスのエコモ。 オムパロスとはギリシア語で女神のヘソ。 女神の中心を意味し、本作では現実世界と並行世界を繋げている【へその緒】を意味している。 エコモの形は、犬と猫を足して2で割ったような形をしていて、基本的には二足歩行。 序盤、はるかの記憶には残って無いが、 はるかが幼かった頃大事にしていた、犬と猫の縫いぐるみの化身。 一人称は僕。 性別は不明。 この物語は、この2人が死後の世界Anotherで、四十九日間を生き延び、はるかの生まれ変わりを目指すサバイバルファンタジーである。
文字数 18,278 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.04.25
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母と2人で東京で生きてきた14歳の上村 糸は、母の死をきっかけに母の祖母が住む田舎の村、神坂村に引っ越す事になる。 糸の曽祖母は、巫女であり死んだ人の魂を降ろせる"カミサマ"と呼ばれる神事が出来る不思議な人だった。 そこで、糸はあるきっかけで荒木 光と言う1つ年上の村の男の子と出会う。 2人は昔から村に伝わる、願いを叶えてくれる祠を探す事になるが、そのうちに自分の本来の定めを知る事になる。
文字数 81,190 最終更新日 2024.04.17 登録日 2024.04.14
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