「上田城」の検索結果

全体で5件見つかりました。
3
「真田対徳川なら絶対に徳川が勝つに決まってるから真田は見限る。でも徳川軍の一員として戦場に出て痛い思いをするのはまっぴら御免。だから『徳川に味方する宣言』だけしておいて、終戦まで主戦場から離れた山城に引きこもる作戦」 を実行に移した杉原四郎兵衛。 ところが、戦から半月ほど経過したのに「勝ったはずの徳川」からの使者が来ない。 それもそのはず。実は徳川軍はあっさり負けてしまっていたのだ! やがて、四郎兵衛たちの籠もる山城に、真田の若殿が率いる一軍が迫り来る。 兵糧もやる気も尽きた四郎兵衛たちの運命や如何に。 ----------✂---------- ※今作は、旧作【子檀嶺城戦記】をリライトしたものとなります。  旧作をお読みいただいた皆様も、改めてご一読いただければ幸いです。 ----------✂---------- 真田昌幸が「占拠」する信州上田城へ向かって、徳川軍が攻め寄せる。 上州沼田の領有権争いから持ち上がった真田と徳川(&北条)の闘争は、真田の本拠地での大規模戦闘に発展した。 昌幸の嫡男・源三郎信幸は、父に命じられた通りに伏兵部隊を率いて支城へ詰めた。 同じ頃、二十名ほどの男たちが、主戦場から遠く離れた子檀嶺(こまゆみ)岳の古城に入った。塩田平の地侍・杉原四郎兵衛の一党である。 真田と徳川の圧倒的戦力差から徳川軍が勝つと予想した四郎兵衛は、 「徳川に身方する」 と吹聴しつつも古城からは一歩たりとも出ず、 「勝利するであろう徳川軍からの勧誘」 を待つという消極的策戦を取ったのだった。 しかし半月が過ぎても、徳川からの迎えは現れない。 それもそのはずで、真田勢に敗れた徳川勢は、すでに東信濃から撤退済みだった! 廃城で孤立し、事態を知る手段もなく、不安に苛まれる四郎兵衛に耳に、銃声が聞こえた――。 天正十三年(1585)閏八月。 後の世に、第一次上田合戦と呼ばれる戦の裏側で起きた、ほんの数日間の「反乱」の顛末。
24h.ポイント 21pt
小説 25,425 位 / 185,498件 歴史・時代 358 位 / 2,364件
文字数 59,349 最終更新日 2021.06.27 登録日 2015.02.07
最後の大戦から二十有余年。 元和八年(1622年)上田。 徳川家が鬼門と嫌い、完膚なきまでに取り壊された「上田城」。 更地の城の城主となった真田信之は再三修築の願いを出すが、許可は降りない。 その信之に、改封の沙汰が下った。 この城は父の形見、この町は己の故郷。 信之は城からある物を運び出し、新しい領地に運ぶことにした。 上田の城に伝わる「伝説」、真田石の物語。
24h.ポイント 0pt
小説 185,498 位 / 185,498件 歴史・時代 2,364 位 / 2,364件
文字数 18,325 最終更新日 2018.10.30 登録日 2018.10.28
高校教師の伊咲はある出来事から辞任に追い込まれ、現在求職中。 貯金で史跡巡りを始めた彼女だったが 上田城跡に足を踏み入れた直後、戦国時代にタイムスリップしてしまう。 地理歴史の教師だった知識を活かし 予言者を名乗ることで周囲からの信頼を得た伊咲は 真田幸村に見出され、幸村を守る特別な集団・真田九勇士の一人に加わり 「真田十勇士」が新たに結成される。 幸村の最期を知る伊咲は、幸村と十勇士を救うため 歴史を変えることを試みるがーーー… -登場人物- ◆真田九勇士 ・三吉 伊咲(みよし いさき) 元高校教師 ・根津 甚八(ねづ じんぱち) 真田の参謀 ・海野 六郎(うんの ろくろう)/カイ 毒薬の技術者 ・望月 六花(もちづき りつか) 爆弾の技術者/カイの幼馴染み ・由利 鎌之助(ゆり かまのすけ) 銃使い ・三好 清海入道(みよし せいかいにゅうどう)/清海 槍使い ・穴山 小助(あなやま こすけ) 幸村の影武者 ・筧 十蔵(かけい じゅうぞう) 弓使い ・猿飛 佐助(さるとび さすけ) 甲賀出身の忍 ・霧隠 才蔵(きりがくれ さいぞう) 伊賀出身の忍 ◆真田家 ・真田 幸村(さなだ ゆきむら) 真田九勇士の主君 ・真田 信幸(さなだ のぶゆき) 幸村の兄 ・利世(りよ) 幸村の正室/大助の母 ・お梅(おうめ) 幸村の側室/お菊の母 ・お菊(おきく) お梅の長女 ・大助(だいすけ) 利世の長男 ◆徳川家 ・徳川家康(とくがわ いえやす) 徳川家当主 ・服部半蔵(はっとり はんぞう) 忍部隊の頭領 ※本作品は真田十勇士をモチーフにしていますが、名称や性別を一部変えています。 また史実上の人物も汎用性のある表記で統一しています。
24h.ポイント 0pt
小説 21,299 位 / 21,299件 ファンタジー 8,270 位 / 8,270件
登録日 2021.07.14
3