「白雪姫」の検索結果
全体で140件見つかりました。
ある日少女は恋をする。
それは一目惚れだった。
いつかは終わってしまう恋だけれど。
いつかは忘れてしまう恋だけれど。
私は初恋の相手が君でよかった。
誰もが1度は経験するはず!
甘くて酸っぱくて苦い…
そんな小さなラブストーリー
文字数 327
最終更新日 2015.12.30
登録日 2015.12.30
『雪月症』――それは雪と共に眠りにつく病気。またの名を『白雪姫症候群』
私が中学1年生の時、クラスに「白井 姫乃」という女の子が転校してきた。
東京から引っ越してきた彼女に、田舎町であったこの中学校の生徒は興味津々であったが、いつまでたっても彼女に友達ができることはなかった。
隣の席に座っていた私は、彼女を気にかけ、話しかけた。
その日の帰り道、彼女に「なぜ東京からこんな田舎町にきたのか」と聞くと、父親が借金を背負い自殺し、母親が精神狂乱となり精神病院に入院したためだと答えた。
私は思わず同情してしまい、この田舎町で一番最初の彼女の友達になろうと決心する。
冬休みが明け、学校に登校すると、彼女は病欠で休みであった。
私は学校で渡されたプリントを渡しに彼女の家へと尋ねる。そこには美しく眠る彼女の姿があった。
そこから事態は急変する。
彼女はいつまでたっても起きることなく、その異変から病院で検査をしたところ、彼女は「雪月症」という原因不明の病気に罹ったことが判明する。
またの名を「白雪姫症候群」といった。
私はたまに目覚める彼女のために、何日も彼女の病室を訪ね、彼女の笑顔を見るために面白い話をし続けた。
そんなある日、寒冷前線の影響で大雪となり、私は病院に泊まることとなった。
そして、彼女と共に眠りについた時、私は不思議な夢をみた―――
文字数 9,700
最終更新日 2021.01.04
登録日 2021.01.04
普通の男子高校生なのに、なんか白雪姫っぽい世界に転移しちゃったんだけどおぉぉーー
なんで俺命狙われてんの!?!?
おうち帰りたいよーーーー!!!
という(一応)白雪姫モチーフのお話です。
不定期更新です。
すごいスローペースで更新します。
文字数 281
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.02.17
「鏡よ、鏡。
一番美しいのは……」
何よりも美しくあろうとする姫さま。
そして何よりも美しい林檎をつくりあげる農家の白雪。
物語は、ある日姫さまが「一番美しいのは……」と鏡に尋ねたところから始まる。鏡は少し考えてから姫さまに「姫さま、それはこの城のキッチンにある林檎です。それがいちばんうつくしい」と伝えた。何よりも美しくありたい姫さまは顔を真っ赤に膨らませ、靴も履かず部屋を飛び出した。大きな扉を嵐のごとく激しく押し開き、キッチンの中を見渡す。
ふと目についた戸棚の扉をゆっくりと開き、その暗闇の中へ白く透き通る手を伸ばしていくーー。
普段イラストや漫画を中心に活動している、ゆありと申します(なので表紙も自作です)。小説は思いつく限り三回ほど挑戦したことがあるのですが、毎回最初の数ページで断念してしまい書き上げられたことがありませんでした……。本当に書き物というのは難しい!
しかし今回は小説のルールなどを一通り勉強してからの挑戦、そして原作のある作品、有名な白雪姫をベースにしたこと、先にプロットでラストまで作成してきたという準備万端状態なのできちんと完成させることが出来ました!嬉しい!
読みやすいよう数話に分けて公開していきますのでよろしくお願い致します。
文字数 9,232
最終更新日 2020.09.27
登録日 2020.09.20
中学生の杏(あん)は、友人に見せられた掲示板の一文に心を奪われる。
──『安楽自殺薬、差上げます』──
学校でも家でも居場所がないと感じていた杏は、その掲示板のオフに出掛けた。
そこにいたのは白雪姫のような美少年『レイ』と、彼に仕えるドーベルマンのような青年『キリト』。
それから、杏と同じように掲示板の書き込みを見て集まって来た人々だった。
「これから逝(い)くってのに、なんでみんなそんなにのんびりしてんの?」
登録日 2017.05.11
平凡を絵に描いたような女子高校生、伊藤雪見には七人の継母がいる。雪見の母親の座(養子縁組)を巡って十二年にわたって仁義なき戦いを飽きることなく繰り広げる継母達。しかしある日、継母達を震撼させる驚愕の事実が発覚するーー雪見に、好きな男がいる(らしい)
登録日 2019.08.15
『北壁の白雪姫』ことヴィクトリア・エルザ・ファーレンホルスト少将は、従兄でもある国王アレクサンドルに命じられ、10才年下の王の末弟フレデリクと結婚することになるが……
剛毅なお姉さまと、彼女を手に入れるためになりふり構わぬヤンデレな王子の恋は実るのか?それとも密かに彼女を慕い続けた誠実な部下と結ばれるのか?
なんちゃって中世が舞台のラブロマンスです。
ムーンライトノベルズからの転載です。
続きは午前0時に公開します。
文字数 31,675
最終更新日 2018.11.15
登録日 2018.11.07
ただ一人、信じていた妹に裏切られてしまった白紅麗は絶望した。
もう、生きてしても仕方がないとさえ思った。
そんな中、自身の婚姻も決まってしまう。
けれど、それは到底受け入れることができないものだった。
婚姻の準備のため、白紅麗は別荘地へ。
そのには大きな湖があった。
船に乗り、湖の上を漂う。
白紅麗は、そこで胸の内を打ち明け、
そして微笑みながら、自らその湖に飛び込んだ。
衣服が水を吸収し、
深く暗い水底に誘ってくる。
甘美な死を受け入れようとした瞬間
――体に何かが当たる感覚。そして、浮上して行く感覚。
驚きで何が起こったのかわからないまま、知らぬうちに“上”まで来てしまっていた。
そして、そこで暮らしていたのは、伝説の存在である“竜”だった。
白紅麗を背に乗せた竜――リアムと暮らすことに。
そこは、竜の楽園“イル・イゾレ”
白紅麗は、リアムとの出会いにより少しずつ変わっていく。
しかし、そんな中、妹の白雪姫が白紅麗を探しているという。
意を決して、リアムとともに再び地上に降り立った白紅麗を待っていたものとは――?
竜人×孤独少女
――その愛を、求めてもいいのですか?
※番外編更新中。
登録日 2019.03.16