純文学小説一覧
文字数 19,369
最終更新日 2024.04.28
登録日 2023.05.10
「さて、ここで解け落ちた氷の話をしよう。氷から解け落ちた雫の話をしようじゃないか」
解け落ちた氷は。社会からあぶれて外れてしまう姿によく似ている。もともと同一の存在であったはずなのに、一度解けてしまえばつららのように垂れさがっている氷にはなることはできない。
そんな社会の何かからはぐれてしまった解け落ちた氷と言える彼らは、何かを探し求めながら社会を生きていく。
そしてこの物語は近親愛を題材にした恋愛・現代ドラマの作品です。
関連作品:『彩る季節を選べたら』:https://www.alphapolis.co.jp/novel/114384109/903870270
文字数 1,768
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.28
コンテンツ数:1話/167話 2024.04.28 sunday
【お小遣い帳】4月28日 【短編小説】眠り姫 【短編小説】気がつけば鉄塔の上 【通院報告】通院報告
本日までの歩行距離:【2月から】725 kmでした。ここ数週間は警戒パトロール強化で「徘徊」しているということで、、「身長:163cm、女性、靴のサイズ:23.5cm、歩幅:23cm」。夜中に散歩します。お部屋内で運動します。「雨の時」。子猫を追っかけて塀に沿って歩く。気付くと鉄塔の上にいた。おすすめの運動をYouTubeでひとつふたつする。(病院一ヶ月間で2回とプラス1回でした。2月から6回でした。本当は毎週行かなくてはならない。わたしは、行かないと決めたらいかないので……。)725 kmを歩くためには、約2,585,5,000歩(約258.55万歩)でした。2024.04.27【YouTubeのばしかた】『YouTube音楽の伸ばし方』
文字数 314,479
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.03.16
文字数 245
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.28
文字数 11,923
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.02
【一話につき700~1200字程度】
【完結保証】
みにくい男の人魚、名前はグリン。
気楽に生きてきた彼だが、健康状態の不安が勃発する。
背中に海藻が生えていたのだ!
グリンは医療を受けるべく、すみかを出て旅に出る。
めざすは高名とどろく医師・ナンデモミル。
グリンはナンデモミルに診てもらうことができるのか……?
文字数 52,272
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.03.06
七年前、恋人だった優作を冬山で亡くした霧島桃子は恋愛に臆病になっていた。
人はいつか死んでしまう、桃子はその恐怖から逃れることが出来なかった。
優作が死んで、その悲しみを紛らわせるためにモフモフの大型犬、グレート・ピレニーズに死んだ恋人と同じ「優作」と名を付けて溺愛する桃子。
同じ広告代理店に勤める後輩の寺田健也27歳は、そんな桃子が好きだった。
8歳年下の寺田の告白に揺れる桃子。人はどうして恋愛を繰り返すのでしょうか?
文字数 17,245
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.17
油絵の具で汚れたボートを湖にひっそりと浮かべ、その上で19歳の彼は死んだ。それは自殺だった。
恵まれたはずの彼が自殺した理由を求めて訪れた避暑地の別荘で、私は左手の薬指がないパン食動物の女の子と出会い、絵狂いだった彼との記憶を小説に書き起こしていく。
世界で最も嫌われた画家、右寄りの女教師、悪態つきの少女V、眼つきが悪い蛇坊主、痛みを忘れた幽霊くん、個人売春のワンコインばばぁ、片想いする焼肉屋の乙女、堅物の本官くん、盲目の天才画家、そして芸術の悪魔。そんな奴らと彼は戦う。
※暴力表現や性描写が含まれるため、苦手な方はご注意ください。
文字数 140,668
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.02.25
世界の愛とぬくもりと、願いと星々、恋をして夢に生きて、今を生きるすべての命に向ける、ささやかに、ドラマチックに綴った短編集。様々なジャンルの小説を書いていきます。恋愛から冒険とかいろいろ。
文字数 21,982
最終更新日 2024.04.25
登録日 2023.06.26
資産家である東竹家のお嬢様、志摩子。実は彼女は中学の時に両親を亡くし、親戚であったこの家に迎え入れられたのだ。それまでの質素な生活とは異なる何不自由ない暮らしだったが、彼女の心が昔のように温まることは無かった。
東竹家の女の役割は、事業のため家のために政略結婚をすること。志摩子の相手は、ライバルの西竹家の17歳も年上男性。だが全てを諦めている志摩子にとってはどうでもよいことだった。形ばかりの見合いの日に志摩子は、「自分の人生を生きて」という母の遺言を思い出す。
そんな志摩子には、誰にも言えない気になる男性がいた。しかし時折り会うその男性のことを志摩子はほとんど何も知らないのだ。名前も、声も、顔すらも……。
文字数 7,685
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25
『雨穴「変な家」読書感想文』
「作者の雨穴(うけつ)さんの作品に関して」
『まずはじめに:本をとって「ぎょっとする」不可解な家の間取り図。ありえない、間取り図は、殺人事件のあらましだった。』
「用途不明な空間演出と間取り図。そして、監禁部屋のような子供部屋。」
『登場人物:栗原(探偵の役目)と柳丘さん(相談相手)そして、変な家の持ち主。宮江柚希(みやえゆずき)本名:片淵家の人々の真実とは。』
「呪いの左手首切りと小説の醍醐味とは?」
『家の間取り図と奇妙奇天烈なハードカバー、カラーリングと表紙の出来栄え。』
「表紙の扉部分と間取りの不可解さ。そして、ユーモアさ。」
『中身を読むに連れて引き込まれるオカルトの世界とホラーの醍醐味である。』
「隠された呪いと雨穴が最後まで出てこない登場人物には無い怖さとオカルトの世界。」
『登場人物には雨穴は最後まで登場しません。最後まで栗原が探偵という役割を担うことにより豪快なサスペンスと奇妙奇天烈な不愉快さを示しています。』
「何度みても雨穴が描いた間取りには、論考が見て取れる。」
『数度となく読み返すに連れて、不気味な世界が展開される。批判を許さない、雨穴の物語。体験消費:モノ消費からコト消費へ。』
「文化と古典文学とも読み取れる文化研究の基礎テキストのような論文と会話文が紡ぐのは、もののけの物語へと進む。圧倒的なスケールと部屋の面白さが伝えるポピュラーさと悪趣味なルームガイドの豪快さ。」
『実用性はないが、大塚英志【評論家】が批評するように、研究し尽くした高級マンションポエムのようなミッドサザンスタイル。港区を呼ぶならば、其処にはきっと物語があるのだろう。マンションの売り手には東京という街は、ファミコンの攻略文化といえるだろう。ストーリー性は、物語と論調へ。変な家とは雨穴が描いた作品の読解である。』
「呪いとい名の虚構である。」
『親の因果が子に報いる。罪と罰とは、子供を通じて欺騙となる。』
文字数 5,255
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25
貝塚弘は高校の同級生だった木村綾乃と偶然再会する。
それはとある銀座の高級クラブでのことだった。
「いらっしゃいませ。初めまして麗香と申します」
その時、貝塚は麗香が綾乃だとは気付かなかった。
綾乃は「ファム・ファタール」男を破滅させる女だった。
文字数 15,536
最終更新日 2024.04.24
登録日 2021.03.18
玩具メーカーに勤める田所雄一郎は、家族の中で孤立していた。
妻の岬はパート先のファミレスの店長と不倫中、娘の渚は雄一郎を無視。愛犬の柴犬、パトラッシュだけが相棒だった。そんなある日、中学の時に蒸発した父親、榮太郎の遺産相続の話が舞い込んで来る。亡父の残してくれた都心にある豪邸でシェアハウスを始める雄一郎。「他人のような家族」と「家族のような他人」。家族のあり方を考える、泣けるシリアス・コメディです。やっと書く気になりました。
文字数 41,578
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.03.21
僕には裏と表がある。
表の僕と裏の僕は同時には存在し得ないし、どっちが表でどっちが裏なのか僕も皆も分からない。
ただ、そうしないと生きていけなかった。そんなうちにどっちが本当の自分か分からなくなった。
自分は何が好きで何を嫌い、どう生きていきたいのか分からない。
自分とはいったい何者だろうか。
文字数 1,093
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.23
糖尿性網膜剥離により、両目を失明してしまう草間健吾。そしてそのストレスから突然、耳が聞こえなくなってしまう妻、静江。ふたりに子供はなく、絶望の中で生きる道を模索する障碍者夫婦。様々な試練がふたりを苦しめてゆく。体が効かない苛立ちから傷つけ合うふたり。だが様々な困難を共に乗り越えていくことで、ふたりは失いかけていた「夫婦の絆」を取り戻して行く。どんな夫婦や恋人たちにも、お互いの足りない部分を補って生きている。ただ、殆どの男女はそれに気付かない。日常生活の中にあるささやかな幸福がいかに大切なのかを。
文字数 2,756
最終更新日 2024.04.23
登録日 2020.07.03
寿司職人、野島祐三は48才、独身。彼には辛い過去があり、女性と付き合うことをずっと避けていた。
そこにアルバイトにやって来た樹利亜は28才、3歳の女の子を育てるシングルマザーである。
彼女は離婚して実家に戻り、両親と弟の5人で暮らしていた。
そんな樹利亜を目当てにやって来る常連客、北村信二30才。
20才の年令差のある野島と樹利亜。
愛の形って何でしょうか? そんなラブコメです。
文字数 17,658
最終更新日 2024.04.21
登録日 2021.04.19
文字数 150,633
最終更新日 2024.04.21
登録日 2023.04.16
主人公伊藤夏生は、物心つく前から同性の幼なじみ、酢谷海里に恋をしている。人一倍他人の目を気にする海里に対し、夏生は青春の全てを捧げてきた。だがある日、海里が初恋を経験したことで、夏生の日常は急変する。
文字数 110,629
最終更新日 2024.04.21
登録日 2024.03.31
三上悟はパパも辞め、今度はお兄ちゃんも辞めることになりました。
歳の離れた妹、京香はしっかり者で、寅さんのサクラみたいな妹です。
でも、兄の悟はそんな妹に迷惑をかけてばかり。幼い頃は妹想いのやさしいお兄ちゃんだった悟は、酒、女、ギャンブルに溺れる毎日。口癖はいつも「兄ちゃんが必ずお前をしあわせにしてやるから」でした。
そんな兄、悟のロクデナシ・ブルースのお話です。「今日、パパを辞めます」の姉妹作品です。
文字数 2,859
最終更新日 2024.04.20
登録日 2020.08.30
儚い恋の物語です。
そんな恋って誰にもありますよね? ありませんか?
夏のモクモクした入道雲が湧き上がるラピスラズリの空に、放物線を描いて消えた恋って。
僕にはありましたよ。たぶんそんな恋が・・・。
文字数 7,801
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.16
奉祀を世襲してきた家の後継ぎとして育てられた少女の話。『蛭蛾』で登場したキャラクターが少しだけ出ます。
文字数 9,784
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.19
上村洋三には死期が迫っていた。物欲も食欲も金欲も、そして性欲すらも失いつつあった。
上村には高校時代につき合っていた恋人がいた。いつも心の中にはその彼女の面影がこびりついて離れなかった。
ある日のこと、上村はその彼女と偶然再会する。
果たしてそれは幸せの始まりなのか? それとも不幸の始まりなのか?
哀しい大人の恋の物語です。R35指定。
文字数 3,853
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.19