親の勝手により愛する者と引き裂かれ、政略結婚を強いられる者達。
不本意なことに婚約者となった男には結婚を約束した恋人がいた。
そんな彼にロラは提案した。
「私を書類上の妻として迎え入れ、彼女を愛人になさるおつもりはございませんか?」
文字数 7,795
最終更新日 2022.11.16
登録日 2022.11.14
「これからしばらくの間、私はあなたに不誠実な行いをせねばなりません」
茶会で婚約者にそう言われた翌月、とある女性が見目麗しい男性を数名を侍らしているという噂話を耳にした
。
男性達の中には、婚約者もいるのだとか…。
文字数 7,860
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.27
グレイキャット伯爵家の嫡男ジョージには、平民の恋人がいた。
彼女を妻にしたいと訴えるも、身分の差を理由に両親から反対される。
両親は彼の婚約者を選定中であった。
伯爵家を継ぐのだ。
伴侶が貴族の作法を知らない者では話にならない。
平民は諦めろ。
貴族らしく政略結婚を受け入れろ。
好きな人と結ばれない現実に憤る彼に、姉は言った。
「――で、彼女と結婚するために貴方はこれから何をするつもりなの?」
待ってるだけでは何も手に入らないのだから。
文字数 7,520
最終更新日 2022.06.19
登録日 2022.06.18
サリーは10年来の友人であるクレアに誘われ、いつもの居酒屋で飲んでいた。
「…私、この間あの子に借りパクされたのよ」
「へえ、そうなん。何をパクられたのさ」
クレアはため息を1つ吐くと、うんざりした顔で言った。
「婚約者」
「…え、何て?」
文字数 4,729
最終更新日 2022.05.16
登録日 2022.05.15
先読みの巫女(さきよみのみこ)。
それは数日、数年、あるいは数十年も先の未来を視ることの出来る希有な能力を持つ女性のこと。
この国は、巫女の予知により何度も助けられてきた。
そのため巫女の言葉は王族にとって信ずるべきものとして認識されている。
だが時として予知に振り回され、人生を棒に振る者がいる――。
文字数 23,834
最終更新日 2022.03.05
登録日 2022.02.24
聖女は激怒した。
国中の瘴気を中和する偉業を成し遂げた聖女を労うパーティで、王子が婚約破棄をしたからだ。
「あなた、婚約者がいたの?」
「あ、あぁ。だが、婚約は破棄するし…」
「最っ低!」
文字数 3,457
最終更新日 2022.01.15
登録日 2022.01.15
紫の国の王族に、アメジストという名の王女がいた。
23歳で他国に嫁ぐまでの間に起きた彼女の言動は、当時を知る人々の記憶に鮮明に残っている。
※残酷な表現有り
※1話完結するショートストーリーを気まぐれに更新予定
文字数 7,795
最終更新日 2022.01.13
登録日 2021.12.14
第二王子ザカライアには、人には言えない趣味があった。
それは、官能小説を書くことだ。
このことを知っているのは友人であり、出版社社長の息子であるマックスのみだ。
いつも通り学園の図書準備室で書き上げた作品をマックスにチェックしてもらっている時に、
偶然通りかかったザカライアの婚約者が、彼らの会話を耳にしてしまった。
「――そもそも俺じゃ無くてもいいんじゃないか?ザカライアには俺よりもっと他に良い相手がいるかもしれないだろう?」
「ダメだよ!僕は…僕はマックスじゃなきゃダメなんだ!マックス無しじゃ何も出来ない!」
(はわわっ…)
文字数 11,025
最終更新日 2022.01.03
登録日 2021.12.19
白の国の王子は、余り器量が良くない。
結婚適齢期にさしかかっているというのに未だに婚約者がいなかった。
両親に似て誠実、堅実であり人柄は良いのだが、お見合いをした令嬢達からは断られてばかりいた。
そんな彼に、大国の令嬢との縁談が舞い込んできた。
お相手は、帝国の第二皇子の元婚約者という、やや訳ありの御令嬢であった。
文字数 7,951
最終更新日 2021.12.16
登録日 2021.12.15
「リーゼ、僕たちの婚約を解消しよう。僕はリーゼではなく、アルマを愛しているんだ」
「お姉様、ごめんなさい。でも私――私達は愛し合っているの」
父親達が友人であったため婚約を結んだリーゼ・マイヤーとダニエル・ミュラー。
ある日ダニエルに呼び出されたリーゼは、彼の口から婚約の解消と、彼女の妹のアルマと婚約を結び直すことを告げられた。
婚約者の交代は双方の両親から既に了承を得ているという。
両親も妹の味方なのだと暗い気持ちになったリーゼだったが…。
文字数 6,629
最終更新日 2021.10.28
登録日 2021.10.26
「あのね、その…お母さんに会って欲しい人がいるんだけど…来週の土日って空いてる?」
女手一つで育ててきた娘が二十歳になったある日、そう切り出した。
快く応じて、娘が連れてきた彼を迎え入れたのだけれど…。
相手はどうみても小学生の男の子。
大人びた彼は言った。
「私とヨーコさんは、前世で恋人同士だったのです」
「――は?」
文字数 4,158
最終更新日 2021.10.26
登録日 2021.10.26
王都にほど近い町――ブルームタウンで翻訳の仕事をしているエミリアは、最近引き受けた仕事に頭を悩ませていた。
引き受けたのは異国の手紙を訳す仕事。
訳したところ、なんだかイタいポエムが書かれていて…。
文字数 4,461
最終更新日 2021.09.02
登録日 2021.09.02
婚約者の心変わりにより、婚約を解消した王女のエメラルド。
彼のことは愛していなかったので婚約の解消自体は快く受け入れた。
だが、新たな婚約者を決めようにも、国内の優良物件はすべて完売済み…。
国内での縁談に見切りをつけた彼女は、他国で開催される婚活パーティに参加したのだが、
なんとそこには彼女の天敵である聖女ソフィアの姿があった。
(なんでアイツがここにいるのよ!)
文字数 9,596
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.08.25
国を救った勇者リチャード。
国王は彼への褒美として、第二王女のレイチェルとの婚姻を許すと告げたが…。
勇者が王女との結婚を望んでいないことを、レイチェルはすぐに察する。
レイチェルに促され、勇者は望みを口にした。
「勇者を――殺してください…」
大戦を終えた勇者パーティのその後のお話。
※BLとGL要素を含みます
BL:勇者→盗賊。
GL:勇者の元パーティメンバーの二人(※会話の中でちらっと出てくるだけ)
文字数 24,018
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.08.10
VRゲームが一般家庭に普及して早数年。
アラサーOLが金の縁(きんのえにし)という恋愛シミュレーションゲームを自由気ままにプレイするお話。
※見切り発車で書いたものの、続きが書けそうになく…。お蔵入りしていたけれどもったいないのでアップ。
文字数 7,074
最終更新日 2021.08.03
登録日 2021.08.03
アインス帝国の女帝ローズが、捕らえた魔獣の殺処分を執り行おうとしたところ、邪魔が入った。
それは、一部の者から聖女と呼ばれている治癒師の少女だった。
少女は魔獣を殺すのは可哀想だと訴える。
対する女帝は言った。「可哀想だからなんだというのだ?」と。
文字数 4,980
最終更新日 2021.08.01
登録日 2021.08.01
婚約破棄をした王子は、苛烈な元婚約者の公爵令嬢を断罪した。
これで想い人と結ばれると思ったところ、王子には新たな婚約者が決まってしまう。
王子は婚約破棄をするため、新しい婚約者と交渉することにした。
文字数 7,161
最終更新日 2021.01.15
登録日 2021.01.15
伯爵令嬢カナリア・イエローカップは、20歳の誕生日に婚約者に殺された。
しかし、気づくと彼女は8歳だった頃に戻っていた。
困惑し、死の瞬間を思い出して怯える彼女だったが、彼女の側には最も信頼できる侍女のアナがいた。
カナリアが逆行したことを話すと、アナは言った。
「そうだ、お嬢様キャンプしましょう!」
「は?」
文字数 34,542
最終更新日 2020.10.13
登録日 2020.09.17
メイル城では、先月亡くなった聖女の後を継ぐものとして、5人の聖女候補者が集められていた。
アマリリスは候補者の一人だ。
彼女が好む小説のジャンルに『ざまぁ系』というものがあり、自身が置かれている状況がそれに似ていることに気づく。
小説の通りならば、平民のローズが聖女になるのだが。。。
筋骨隆々とした平民の聖女候補ローズと、ざまぁされることを恐れつつも興味津々でローズを見守るアマリリスのお話。
文字数 8,307
最終更新日 2020.08.30
登録日 2020.08.26
『これは僕が出会った不思議な人との不思議な出来事』
特に意味のない、これといったオチもないような、思いつきで作り上げた短いお話です。
文字数 2,962
最終更新日 2020.08.28
登録日 2020.08.25