ライカード王国魔導部隊所属の魔導散兵である君は迷宮の調査探索中、怪しげなポータルを起動させてしまう。
気付いた時には一切見覚えのない風景が広がっていた。
迷宮であることは間違いないが、壁の質感、床の質感、空気の味なにもかもが違う。
未知の迷宮に飛ばされてしまったということなのだろうか。
君はいぶかしみながらも探索をすすめていく。
やがて出口が見えた。
踏み固められた街道、そよぐ木々、風。
なにより道の先にある都市はライカードのものではなかった。
そこは迷宮都市アヴァロン。
君はそこで冒険者として過ごすこととなる。
祖国ライカードへの帰還を夢見ながら
文字数 227,715
最終更新日 2026.10.09
登録日 2026.09.22
オーレリア・ハルケンシュタイン侯爵夫人は見下している。勇敢でけなげで、意のままに動いてくれる可愛い男たちに逆らう愚昧極まる女たちを。
文字数 23,340
最終更新日 2026.10.05
登録日 2026.10.05
大手食品メーカー勤務の夫と「月一のランチデート」、私立中学を目指す二人の娘。完璧な家庭の主婦・志保は、不倫相手に「家族を捨てられない」と泣いて逃げ出しながら、「私を一人にさせた彼が悪い」「元の家族とやり直せば私の罪悪感も消えるのに」と身勝手な日記をネットに投稿する。
文字数 4,159
最終更新日 2026.10.02
登録日 2026.10.02
かつてこの世界は数度に渡り、種の生存を賭けて魔族と争ってきたと言う歴史がある。
三代勇者により魔王は封印されたものの、大陸全土はサバサバ(殺伐殺伐)として危なっかしい。
そんな世界を旅をするのは愛想がない術師、ヨハン。
術師ヨハンは公私の混同はしない男だ。
それでもたまに情に流される事もある。
趣味は野盗やチンピラの殺害。
そして説教、煽り。
イマドキのサバサバ冒険者は、魔族との数度の大会戦でサバサバ(殺伐殺伐)した世界を、今を生きるヨハンが旅をするダークファンタジーである。
※
なろう、カクヨムなどに転載中
文字数 661,897
最終更新日 2026.10.02
登録日 2026.09.08
性衝動を医療で抑える「返納法」が浸透した世界。男たちは公正で穏やかになり、性犯罪は消滅した。男の男たる衝動にうっすら嫌悪感を抱いていた加奈は恋人である悠真にも返納を勧める。最初は抵抗していた悠真だったが、衝動を失った彼は嫉妬も執着も手放し、合理的な「完璧に親切な他人」へと変貌していった──。
文字数 11,195
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.27
詩を読めば「寒そうだね」、観劇すれば悪役の足さばきに夢中。感性に乏しいトンチキ王太子アリウスは、公爵令嬢ミリアとの政略婚約に少しでも情を通わせようと努力するが、毎週のお茶会は白けるばかり。そんな折、赤毛の男爵令嬢シィラが妙に距離を詰めてくる。ここまではよくあるテンプレ異世界恋愛なのだが──。
文字数 24,279
最終更新日 2026.09.24
登録日 2026.09.24
ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
文字数 32,424
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.09.21
魔術の申し子エルンストと呪術の天才セシリアは、政略結婚の相手同士。しかし二人は「愛を科学的に証明する」という前代未聞の実験を開始する。手を繋ぐ時間を測定し、心拍数の上昇をデータ化し、親密度を数値で管理する奇妙なカップル。一方、彼らの周囲では「愛される祝福」を持つ令嬢アンナが巻き起こす恋愛騒動が王都を揺るがしていた。
文字数 88,560
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.09.05
物語は観測者がいなければ物語足りえない。世界もまた同じで、神無き世に先はない。だから人々は──物語、世界に関わらず──観測者を、神を楽しませるために言いたくもない事を言って、やりたくもない事をやる。王太子も公爵令嬢も男爵令嬢も、みんなみんな頑張っている──そんな物語。
※
なろうカクヨム、小説サイト諸々に転載
文字数 3,767
最終更新日 2026.09.03
登録日 2026.09.03
妻の加奈子が交通事故で死んだ。遺言どおり海への散骨を済ませ、僕はひとり残された部屋で抜け殻になっていた。やがて迎えたお盆の夜、玄関の向こうに何かが来た。
文字数 5,882
最終更新日 2026.08.04
登録日 2026.08.04
鈴木よしおは日本の霊能力者界隈でも屈指の祓いの業を持つと賞賛されている。
確かにそうだ。
よしおはこれまで多くの除霊を成功させてきた。
これからも成功させるだろう。
よしおが怒りを忘れない限りは。
怒りこそが彼の除霊の根源である。
そして彼が怒りを忘れる事は決してない。
なぜなら彼の元妻は既に浮気相手の子供を出産しているからだ。
しかも浮気相手は彼が信頼していた元上司であった。
よしおは怒り続ける。
――憎い、憎い、憎い
――愛していた元妻が、信頼していた元上司が
――そしてなによりも愛と信頼を不変のものだと盲目に信じ込んで、それらを磨き上げる事を怠った自分自身が
熱した泥のような怒りの源泉は、よしおに膨大な霊力を与えるだろう。
その力を以って彼は悪霊を、怨霊を、死霊を、あるいは他の邪なる存在を祓い続ける。
文字数 194,764
最終更新日 2026.08.04
登録日 2026.04.13
【PASH10年大賞入賞しました】
アステールの血を引く者は魔術に優れる事甚だしく、特にハイン・セラ・アステールはアステール史上もっとも強大な魔力を誇る麒麟児であった。
"本来の歴史" では彼は傲慢で邪悪な典型的悪役貴族であったのだが、並行世界では一味違う。
いや、二味違う。
一味目は、彼が極度のマザコンだという点だ。
平行世界のハインもまた本来の歴史のハインと同様に邪悪なのだが、母への愛が魔と邪を覆い隠す。
勇者も聖女も元婚約者も、彼にとってはどうでもいいことだ。
ハインはただ母と静かに安らかに暮らしたいだけで、それを邪魔する者全てが彼の敵である。
では二味目はといえば、それは彼が本来の歴史のハインよりも遙かに強大な魔力を有し、遙かに強大な魔術を操るという点だ。
愛する母に格好いい姿を見せたいがために努力を重ねた天才──ハインに不可能はない。
ハーメルンなど外部サイトで同時連載しています
文字数 538,347
最終更新日 2026.08.03
登録日 2026.04.14
電車内で肩幅以上に脚を広げて座る屑、満員電車の中で悪びれもせずに脚を組んで座るカス。そんな人倫に悖る外道共に対して現行法はいかなる抑止力も持たなかった──これまでは。
文字数 8,853
最終更新日 2026.04.28
登録日 2026.04.28