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監視都市カトラル・スパイア。
この街では、すべてが見られている。
国家に逆らう者は、
存在ごと消される。
その処理を行う組織がある。
暗殺ギルド《NULL》。
ティア・レインは、
エースパイロットとして戦場に出る。
搭乗機は
NULL Type-R《RAIN》
高速近接戦闘型の機体と
サポートAI《LYNX》。
任務は単純。
国家にとって
「邪魔な人間」を消すこと。
だがある夜、
記録に存在しない機体が現れる。
白い装甲。
嵐のような機動。
識別コード――
TYPE-S
噂される、もう一つのNULL。
その機体を操る者の正体を知ったとき、
ティアの戦場は
根底から変わる。
監視国家。
暗殺ギルド。
正体不明の白い機体。
正義はどこにもない。
あるのはただ、
戦場だけだ。
甘い正義は置いてこい。
このロボット戦争に、ついてこれるか。
文字数 49,376
最終更新日 2026.05.04
登録日 2026.04.01
2000年12月31日。
世界中に突如出現した「ダンジョン」。
人々はそれを冒険と富の象徴として受け入れ、モンスターを狩る「探索者」は英雄となった。
だが――その裏で、世界は確実に壊れていた。
ダンジョンとは「世界プログラムのバグ」。
モンスターは「エラーデータ」。
そして、倒された死骸を放置すれば、それは再び“バグ化”し、通常の手段では倒せない存在へと変質する。
この世界は、巨大なプログラムで動いている。
その不具合を、誰かが修正しなければならない。
主人公・カイ・シノハラは、世界にわずか300人しか存在しない職業――「清掃員」。
探索者が残した“ゴミ”を処理し、バグ化を防ぐ、誰にも知られない裏方の仕事だ。
相棒は、劇薬と化学反応を武器に戦う毒舌の清掃員リサ・カミシロ。
そして、新たに加わるのは、元暴走族「羅刹連合」二代目頭の新人タツヤ・クジョウ
「チッ……なんで俺がこんなこと……」
文句を言いながらも、なぜか掃除をやめられない。
誰も見ていない。
誰も評価しない。
それでも、放置すれば世界は崩壊する。
バグの発生速度は、清掃の処理速度を上回っている。
このままでは、世界修正率100%まで――60万年。
それでも。
「汚れは放置が一番ダメなんです」
ただ目の前のゴミを拾うために。
これは、
評価も見返りも求めずに。
誰にも見られなくても世界を守り続ける
ダンジョン・デバッガー清掃員の物語。
文字数 17,411
最終更新日 2026.05.04
登録日 2026.04.25
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