基本二度寝

基本二度寝

ヒーローは王子より騎士、勇者より魔王、執事より庭師が好き。獣人好き。もふもふじゃなくても好き。※近況は23/1/3記事で更新してます
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恋愛 完結 ショートショート R15
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。
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文字数 7,723 最終更新日 2022.12.07 登録日 2022.12.04
恋愛 完結 ショートショート R18
王太子だったベアディスは結婚し即位した。 彼の妻となった王妃サリーシアは今日もため息を吐いている。 仕事は有能でも、ベアディスとサリーシアは性格が合わないのだ。 王は今日も愛妾のもとへ通う。 妃はそれは構わないと思っている。 元々学園時代に、今の愛妾である男爵令嬢リリネーゼと結ばれたいがために王はサリーシアに婚約破棄を突きつけた。 しかし、実際サリーシアが居なくなれば教育もままなっていないリリネーゼが彼女同様の公務が行えるはずもなく。 廃嫡を回避するために、ベアディスは恥知らずにもサリーシアにお飾り妃となれと命じた。 王家の臣下にしかなかった公爵家がそれを拒むこともできず、サリーシアはお飾り王妃となった。 しかし、彼女は自身が幸せになる事を諦めたわけではない。 虎視眈々と、離縁を計画していたのであった。 ※初っ端から乳弄られてます
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文字数 21,644 最終更新日 2022.12.03 登録日 2022.11.18
恋愛 連載中 短編 R18
公爵令嬢エンフィアは王太子の婚約者だ。 妃教育も終え、後は半年後の王太子殿下との婚姻を以て王太子妃となる。 未来の国母として王となる王太子を支え、民の為に努力を惜しまずにやって来た。 ところが、半年後の予定の結婚式は急遽早まった。 「何故ですか?」 「君を早く妻と呼びたいんだ」 屈託なく笑う王太子に、エンフィアも了承した。 国王も認めていることに異は唱えられない。 しかしー… 「侵略停戦条件の人質をわざわざ受け取りに来たのだが」 帝国の王が現れたのは、エンフィアが夫婦の誓いと国の為に身を粉にすると宣言をした直後。 「…我が妻、エンフィアを差し出す」 王太子はまだ花嫁衣装のままの妻エンフィアの背を押して、皇帝に差し出したのだった。
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文字数 14,017 最終更新日 2022.11.16 登録日 2022.10.06
恋愛 完結 ショートショート R15
「お願いします!私に魅了魔法をかけてください」 今にも泣きそうな声で取り縋る令嬢に、魔法師団の師長を務める父を持つ子爵家の子息、アトラクトは慌てた。 魅了魔法などと叫ばれ周囲を見回した。 大昔、王室を巻き込んで事件の元となった『魅了魔法』は禁術となり、すでに廃術扱いの代物だった。 「もう、あの方の心には私が居ないのです。だから…」 「待て待て、話をすすめるな」 もう失われている魔法なのだと、何度説明しても令嬢は理解しない。 「私の恋を終わらせてください」 顔を上げた令嬢に、アトラクトは瞳を奪われた。
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文字数 12,445 最終更新日 2022.10.23 登録日 2022.08.19
恋愛 完結 ショートショート R18
王太子は自分の婚約者に婚約破棄を宣言した。 王太子の弟王子や側近といわれる重職の子息達もその周りに侍っている。 彼らは己の正義の故、王太子の婚約者、公爵令嬢に牙を向き心ない言葉を浴びせ続けた。 「婚約の破棄は私が間違いなく確認した」 公爵令嬢の背後から現れたのは、聖騎士と王弟殿下だった。
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文字数 18,572 最終更新日 2022.10.16 登録日 2022.09.25
恋愛 完結 ショートショート R15
己の人生は既に決まっている。 親の望む令嬢を伴侶に迎え、子を成し、後継者を育てる。 ただそれだけのつまらぬ人生。 ならば、結婚までは好きに過ごしていいだろう?と、思った。 侯爵子息アリストには幼馴染がいる。 幼馴染が、出産に耐えられるほど身体が丈夫であったならアリストは彼女を伴侶にしたかった。 可愛らしく、淑やかな幼馴染が愛おしい。 それが叶うなら子がなくても、と思うのだが、父はそれを認めない。 父の選んだ伯爵令嬢が婚約者になった。 幼馴染のような愛らしさも、優しさもない。 平凡な容姿。口うるさい貴族令嬢。 うんざりだ。 幼馴染はずっと屋敷の中で育てられた為、外の事を知らない。 彼女のために、華やかな舞踏会を見せたかった。 比較的若い者があつまるような、気楽なものならば、多少の粗相も多目に見てもらえるだろう。 アリストは幼馴染のテイラーに己の色のドレスを贈り夜会に出席した。 まさか、自分のエスコートもなしにアリストの婚約者が参加しているとは露ほどにも思わず…。
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文字数 7,247 最終更新日 2022.10.02 登録日 2022.01.23
恋愛 完結 ショートショート R15
「う…うぅ」 ぐっと身体を伸ばして、身を起こしたのはこの国の第一王子。 「あぁ…頭が痛い。寝すぎたのか」 王子の目覚めに、侍女が慌てて部屋を飛び出した。 しばらくしてやってきたのは、国王陛下と王妃である両親と医師。 「…?揃いも揃ってどうしたのですか」 王子を抱きしめて母は泣き、父はホッとしていた。 永く眠りについていたのだと、聞かされ今度は王子が驚いたのだった。
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文字数 6,127 最終更新日 2022.09.24 登録日 2022.09.12
恋愛 完結 ショートショート R18
王太子は、婚約者の聖女を差し置いて、聖女補佐の美しい令嬢をパートナーに選んだ。 地味な女よりもきらきらと輝く聖女補佐に王太子の目は奪われたのだ。 王太子は聖女に婚約破棄を告げ、聖女の職まで奪って聖女補佐に与えた。 しかし、元聖女を追放などはしない。 自分は頭が良いと自称している王太子は、元聖女を市井で暮らせるように手配した。 もし、聖女補佐になにかあれば、影武者として使おうと考えている。 ただで他国にくれてやるつもりなどない。 死ぬまで影で働かせようと王太子は考えたのだった。 ※エロはないけど匂わせ
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文字数 11,793 最終更新日 2022.08.16 登録日 2022.07.01
恋愛 完結 ショートショート R15
「ビリョーク様」 「ララージャ、会いたかった」 侯爵家の子息は、婚約者令嬢ではない少女との距離が近かった。 婚約者に会いに来ているはずのビリョークは、婚約者の屋敷に隠されている少女ララージャと過ごし、当の婚約者ヒルデの顔を見ぬまま帰ることはよくあった。 「ララージャ…婚約者を君に変更してもらうように、当主に話そうと思う」 ララージャは目を輝かせていた。 「ヒルデと、婚約解消を?そして、私と…?」 ビリョークはララージャを抱きしめて、力強く頷いた。
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文字数 10,187 最終更新日 2022.08.11 登録日 2022.08.01
恋愛 完結 ショートショート R15
「聖女エルディーナ!あなたとの婚約を破棄する」 「…かしこまりました」 王太子から婚約破棄を宣言され、聖女は自身の従者と目を合わせ、頷く。 では、と身を翻す聖女を訝しげに王太子は見つめた。 「…何故理由を聞かない」 ※短編(勢い)
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文字数 2,080 最終更新日 2022.08.05 登録日 2022.08.05
恋愛 完結 ショートショート R15
「君がそんな性根の人間だったとは、失望した」 侯爵令嬢フランシールは、王太子に婚約破棄と ともに、伯爵令嬢への嫌がらせの罪を暴かれ断罪された。 事実、貴族の学園に入学してからフランシールは王太子に侍る伯爵令嬢を牽制し、それでも控えない彼女に怪我を負わせようとした。 フランシールの伯爵令嬢への敵意は確かなものだった。 暴行未遂を殺人未遂として罪を着せられたが、罰は罪以上に重いものを科せられた。
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文字数 15,315 最終更新日 2022.07.31 登録日 2022.07.17
恋愛 完結 短編 R18
「婚姻は王命だ。私に愛されようなんて思うな」 若き宰相次官のボルスターは、薄い夜着を纏って寝台に腰掛けている今日妻になったばかりのクエッカに向かって言い放った。 実力でその立場までのし上がったボルスターには敵が多かった。 一目惚れをしたクエッカに想いを伝えたかったが、政敵から彼女がボルスターの弱点になる事を悟られるわけには行かない。 巻き込みたくない気持ちとそれでも一緒にいたいという欲望が鬩ぎ合っていた。 ボルスターは国王陛下に願い、その令嬢との婚姻を王命という形にしてもらうことで、彼女との婚姻はあくまで命令で、本意ではないという態度を取ることで、ボルスターはめでたく彼女を手中に収めた。 けれど。 「旦那様。お久しぶりです。離縁してください」 結婚から半年後に、ボルスターは離縁を突きつけられたのだった。 ※復縁、元サヤ無しです。 ※時系列と視点がコロコロゴロゴロ変わるのでタイトル入れました ※えろありです ※ボルスター主人公のつもりが、端役になってます(どうしてだ) ※タイトル変更→旧題:黒い結婚
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文字数 49,877 最終更新日 2022.07.12 登録日 2022.06.17
恋愛 完結 ショートショート R15
王太子には婚約者候補が二十名ほどいた。 その中でも筆頭にいたのは、顔よし頭良し、すべての条件を持っていた公爵家の令嬢。 王太子を立てることも忘れない彼女に、ひとつだけ不満があった。
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文字数 13,027 最終更新日 2022.06.26 登録日 2022.06.24
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なんですってよ ※寝取り?寝取られです
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文字数 3,494 最終更新日 2022.06.22 登録日 2022.01.09
恋愛 完結 ショートショート R15
王太子は平民上がりの子爵令嬢の肩を抱いて、婚約者に罵声を浴びせた。 何事だと人が集まり、遠巻きにこちらを見ていた。 「貴様は!嫉妬から愛するナージャの授業ノートを破り捨てたそうだな!!」 貴族学園に通う王太子はそこで出会った子爵令嬢ナージャに恋し、愛を知った。 その愛する女が涙を流しているのを見て、王太子は頭に血が上った。 「授業…ノート、ですか?」 「そうだ!!無残にもびりびりに破かれた状態だった!!」 「…そのノートは彼女の物だと?」 「そうだ!」 「ハラスティア様。私が殿下を愛してしまったばかりに怒りを買ってしまったことは理解しています! ですが、私物を破損させるなど、そのような方が王妃になんて!」 子爵令嬢は王太子に縋りついたまま、彼の婚約者であるハラスティアに訴えた。 大きな瞳に涙をためて。 「なるほど…そうですか。…衛兵を呼んでください」
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文字数 4,105 最終更新日 2022.06.16 登録日 2022.06.16
恋愛 完結 ショートショート R15
出席した夜会で、かつての婚約者をみつけた。 向こうは隣の男に話しかけていて此方に気づいてはいない。 「ほら、あそこ。子爵令嬢のあの方、伯爵家の子息との婚約破棄されたっていう」 「あら?でも彼女、今侯爵家の次男と一緒にいらっしゃるけど」 「新たな縁を結ばれたようよ」 後ろにいるご婦人達はひそひそと元婚約者の話をしていた。 話に夢中で、その伯爵家の子息が側にいる事には気づいていないらしい。 「そうなのね。だからかしら」 「ええ、だからじゃないかしら」 「「とてもお美しくなられて」」 そうなのだ。彼女は綺麗になった。 顔の造作が変わったわけではない。 表情が変わったのだ。 自分と婚約していた時とは全く違う。 社交辞令ではない笑みを、惜しみなく連れの男に向けている。 「新しい婚約者の方に愛されているのね」 「女は愛されたら綺麗になると言いますしね?」 「あら、それは実体験を含めた遠回しの惚気なのかしら」 婦人たちの興味は別の話題へ移った。 まだそこに留まっているのは自身だけ。 ー愛されたら…。 自分も彼女を愛していたら結末は違っていたのだろうか。
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小説 9,546 位 / 183,880件 恋愛 4,353 位 / 55,979件
文字数 3,662 最終更新日 2022.06.15 登録日 2022.06.15
恋愛 完結 ショートショート R15
おそらく彼女(ヒロイン)は記憶持ちだった。 王族が認め、発表した「稀有な能力を覚醒させた」と、『選ばれた平民』。 彼女は侯爵令嬢の婚約者の第二王子と距離が近くなり、噂を立てられるほどになっていた。 しかし、侯爵令嬢はそれに構う余裕はなかった。 侯爵令嬢は、第二王子から急遽開催される夜会に呼び出しを受けた。 とうとう婚約破棄を言い渡されるのだろう。 平民の彼女は第二王子の婚約者から彼を奪いたいのだ。 それが、運命だと信じている。 …穏便に済めば、大事にならないかもしれない。 会場へ向かう馬車の中で侯爵令嬢は息を吐いた。 侯爵令嬢もまた記憶持ちだった。
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文字数 4,047 最終更新日 2022.06.15 登録日 2022.06.12
恋愛 連載中 ショートショート R18
産まれてすぐ婚約は結ばれた。 互いの母親が親友で、子同士を結婚させたいと産み落とされる前に結んだ婚約。 兄妹のように共に過ごしたせいで、恋するような感情は湧かなかったけれど、家族愛ならあったつもりだった。 母親の望む政略結婚ではあったけれど、お互いに尊重しあえる夫婦になれると思っていたのはヴィビラーシエだけだったようだ。 好きになった娘が出来た。 だから彼女を第二夫人として迎え入れたいと、婚約者は言い始めた。 たしかに、この国では家を守るため第二夫人までなら婚姻を法的に認められている。 しかし実際、第二夫人を持っているのは彼の父親世代までの事だ。 ここ二十年で状況は変わった。 今は第二夫人を持っている家など全く無い。それは王族も然り。 「そうですか。 ならば、その娘を妻に娶って私との婚約は解消してくださって結構です」 婚約解消、または破棄は傷物だなんて、このご時世でなにをおっしゃっているのやら。
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小説 7,576 位 / 183,880件 恋愛 3,444 位 / 55,979件
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精霊の言葉を聞き取る、『精霊聴き』のミルカは焦った。 国王陛下と枢機卿を前にして、『精霊妃』を選定するこの国で重要な儀式の場で、ミルカはつい先程まで騒がしくしていた精霊たちの声がピタリと聞こえなくなってしまった。 「ミルカよ。精霊たちは今何を言うている?」 国王陛下の問いにミルカは答えられない。 精霊たちは何も言わない。 どれほど耳を傾けても、どの子も言葉を発しない。 今まで精霊聴きとして生きてきたがこんなことは初めてだった。 国の唯一の【精霊妃】に認められれば、平民出だと馬鹿にされず、まともな報酬を受け取ることができる。 一日三食の食事にありつける、その細やかな報酬の為に、ミルカは精霊たちの声を聴き取る力を磨いてきた。 精霊たちの言葉はたわいないことが多い。 だから、焦りのあまり、何かとりとめのない言葉を適当に発言しようとしたのだが…。 開こうとした口を、小さい手が押さえているような感覚がして、ミルカは言葉を止めた。 今まで精霊に触れられたことはなかった。 小さな手はミルカに何も発するなと言っているようで、偽るつもりだった言葉は飲み込んだ。 「…なにも聞こえないのだな、やはりな」 国王陛下はミルカを蔑み、退出を命じた。 「平民ごときが精霊妃を望むなど恐れ多い!」
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小説 183,880 位 / 183,880件 恋愛 55,979 位 / 55,979件
文字数 4,385 最終更新日 2022.06.13 登録日 2022.06.10
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本日、五年通った学び舎を卒業する。 エリクシア侯爵令嬢は、己をエスコートする男を見上げた。 微笑んで見せれば、男は目線を逸らす。 エブリシアは苦笑した。 今日までなのだから。 今日、エブリシアは婚約解消する事が決まっているのだから。
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文字数 5,774 最終更新日 2022.06.13 登録日 2022.03.03
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