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山奥に建つ全寮制の女子高。
そこではブルームーンの夜に「ブルームーン・セレモニー」と呼ばれる儀式が行われる。
満月の下、生徒たちの中から“たった一人”が選ばれる。
主人公・舞香は、親友のあんずとともに平穏な寮生活を送っていた。
しかし儀式の日が近づくにつれ、あんずの様子は少しずつ変わり始める。
やがてあんずは、舞香にこの学校から逃げることを提案する。
学校が秘密裏に記録している、ある“周期”。
満月と少女たちの身体の変化。
第三十四回ブルームーン・セレモニー。
血に染まる月の下で、舞香が見るものとは――。
少女たちの心と身体が揺らぐ夜。
それは通過儀礼か、それとも選別か。
これは、“成長”という名の儀式に抗う物語。
文字数 14,464
最終更新日 2026.03.04
登録日 2026.02.28
藤原美羽は進学校に通う高校一年生。今まで「優等生」としてそつなく何でもこなしてきたが、高校に入ってから色々なことが上手くいかなくなり、パニック障害と適応障害を発症してしまう。「普通」を必死に装いながらも、段々彼女のおかしさに気付くクラスメイトが増えていく。
ある日電車の中で発作を起こし、動けなくなってしまった美羽を助けたのは、通信制高校に通う少年、柏木悠真だった。彼は自由な校風の中自分のペースで生きていることを知る。
そして彼にも、普通に生きられないハンデを密かに抱えていた。
悠真の言葉や存在が、少しずつ美羽を変えていく。
「壊れたままでも、生きていけるのかもしれない」
そう思えるようになったとき、美羽は初めて自分の本当の気持ちを伝えたいと思うようになった。
これは、「普通」になれなかった二人が、壊れたままでも共に歩んでいく物語。
文字数 45,859
最終更新日 2026.01.29
登録日 2025.02.01
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