あなたにおすすめの小説

『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた 表紙

『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた

歩人(あゆと)
侯爵家に嫁いで五年。ルチアは夫エミルの領地会計・社交・使用人管理を全て一人で担ってきた。だがエミルはいつも幼馴染のアリーチェを優先する。「アリーチェは体が弱いんだ、お前とは違う」——その言葉を百回聞いた日、ルチアは微笑んで離縁届に署名した。「ええ、私は丈夫ですから。どうぞ幼馴染様をお大事に」。翌朝、エミルが目にしたのは——税務報告の締切、領民からの陳情の山、そして紅茶の淹れ方すら知らない自分。三ヶ月後、かつて「地味な妻」と呼ばれたルチアは、辺境伯の財務顧問として辣腕を振るっていた。
ファンタジー 完結 短編
文字数:9,553
妹を踏みにじった奴らに、復讐の花束を 表紙

妹を踏みにじった奴らに、復讐の花束を

楠ノ木雫
 妹を傷つけたやつは誰だ。  隣国に嫁いだこの国の王女であり双子の妹でもあるクラリスが2年後に亡き人となって帰ってきた。死因すら伝えられず嫁ぎ先の墓にも入れてもらえずに隣国の使者が連れてきた。  この事実に信じられずにいると、クラリスが帰ってくる半年前に戻っていた。  一体隣国でクラリスの身に何があったのか。  絶対に、もうクラリスのあんな姿を見たくない。堅く決意し使節団の使者として隣国に乗りこむ事になった。  ※一話で過激なシーンがあります。  ※他の投稿サイトにも掲載しています。  ※11話修正しました。* 【第1回新エンタメ小説大賞】にエントリー中です。
ファンタジー 連載中 短編 R15
文字数:32,142
亡き姉の代用品として結婚した令嬢、実は公爵が愛した人でした 表紙

亡き姉の代用品として結婚した令嬢、実は公爵が愛した人でした

永江寧々
姉アナスタシアの代わりとして、コンウェイ公爵ダグラスに嫁いだ伯爵令嬢レティシア。 「アナスタシアの劣化版」「無能な代用品」と蔑まれ、西の塔に追いやられる日々。 亡き婚約者を心から愛するダグラスは、彼女が遺した美しい刺繍と、知性溢れる手紙だけを胸に生きていた。 何もできないと言われ続けたレティシアは、ただ静かに役目を終えるはずだった。 そんな彼女の人生を変えたのは、ダグラスの息子・ルシアン。 誰にも懐かなかった聡明な少年は、たった一度の会話でレティシアの本質を見抜き、彼女の傍にいることを選ぶ。 「俺はアンタが来たことで、これからの人生が良いものに変わると思ってる」 蔑まれることに慣れた令嬢と、大人を見下す孤独な天才。 二人が築く絆は、やがて屋敷を、そしてダグラス自身さえも変えていく。 だが、ダグラスが愛してやまないアナスタシアの面影には知らぬ秘密が隠されていて——
恋愛 連載中 長編
文字数:39,034
捨てられ令嬢、森の端で小さな石鹸工房を始めます 〜肌荒れ令嬢の手作り石鹸が、王都の貴婦人たちと無口な辺境伯の心まで洗ってしまいました〜 表紙

捨てられ令嬢、森の端で小さな石鹸工房を始めます 〜肌荒れ令嬢の手作り石鹸が、王都の貴婦人たちと無口な辺境伯の心まで洗ってしまいました〜

バートリ・エルジェーベト
婚約者を義妹に奪われ、実家からも追い出された元伯爵令嬢リリアーナ。 「地味で、香水もまともにつけられない令嬢など恥だ」 そう笑われた彼女には、誰にも認められなかった得意なことがあった。 それは、薬草と油と花の香りを使った、肌に優しい石鹸作り。 肌が弱かったリリアーナは、幼い頃から自分のために石鹸や香り袋を作っていた。 けれど貴族社会では、高価な香水をまとえない彼女は「みすぼらしい令嬢」と見下されるばかり。 居場所を失ったリリアーナは、亡き母が残した森の端の小屋で、小さな石鹸工房を始める。 最初のお客様は、手荒れに悩む村の洗濯女。 次に訪れたのは、戦傷と肌荒れに苦しむ無口な辺境伯。 やがてリリアーナの石鹸は、肌荒れに悩む貴婦人たち、香水が苦手な令嬢、汗の匂いを気にする騎士たちの間で評判になっていく。 一方、リリアーナを捨てた元婚約者と義妹は、彼女の商品が王都で流行し始めたことに焦り始める。 「戻ってきてくれ」と言われても、もう遅い。 私はもう、誰かの顔色をうかがう令嬢ではない。 これは、捨てられた元令嬢が、手作り石鹸で人々の悩みを洗い流しながら、王国一の香り職人へと成り上がっていく、明るく優しいものづくり恋愛ファンタジー。 無口で不器用な辺境伯の静かな溺愛つき。
ファンタジー 連載中 長編
文字数:233,746
聖女を引退したので、港町でパン屋を始めました。なぜか海竜様に気に入られています 表紙

聖女を引退したので、港町でパン屋を始めました。なぜか海竜様に気に入られています

ゆぷしろん
 十五年ものあいだ国のために祈り続けた聖女エルシアは、新しい聖女の誕生により、ついに「引退」を告げられる。周囲が同情するなか、彼女の胸に広がったのは悲しみではなく、自由だった。  退職金代わりにもらったのは、港町の小さな家と古い石窯。もう誰かに命じられて祈らなくていい。これからは、自分のためにパンを焼いて生きていく――そう決めたはずなのに、エルシアのパンには不思議な力が宿り、漁師たちの船を守る噂が立ちはじめる。さらには古の海竜ラグナまで常連客になってしまい……? 粉だらけの手で祈る、元聖女のやさしい港町スローライフ。
ファンタジー 完結 ショートショート
文字数:11,229
三人の孤児の中から聖女が生まれると言われましたが、選ばれなかった私が“本物”でした 表紙

三人の孤児の中から聖女が生まれると言われましたが、選ばれなかった私が“本物”でした

あきくん☆ひろくん
フクシア神教国では、聖女になることは最高の誉れとされている。 ある日、予言者は三人の孤児を指してこう告げた。 「この中から、一人は聖女になる」と。 長女カヤ、次女ルリア、そして三女ケイト。 社交的で人望のある姉たちは「聖女候補」として周囲に期待され、取り巻きに囲まれていた。 一方でケイトは、静かで目立たず、「何にもなれない」と言われる存在。 ――だが。 王族が倒れ、教会の治癒でも救えない絶望の中。 誰にも期待されていなかった少女が、ただ「助かってほしい」と願った瞬間――奇跡は起きた。 その日、教会は“本物”を見つける。 そして少女は、まだその意味も知らないまま、聖女として迎えられることになる。 これは、誰にも選ばれなかった少女が、神に選ばれるまでの物語。
ファンタジー 完結 ショートショート R15
文字数:2,137
真実の愛はお腹を満たしてくれますの? 表紙

真実の愛はお腹を満たしてくれますの?

「リディア、聞いてくれ。俺は真実の愛を知ってしまったんだ」  定例のお茶会の席で、婚約者様に告げられた言葉。  理解を拒んだのか、純粋にその言葉の意味がわからなかったのか……彼に応えられる回答を、私は持ち合わせていなかった。 「真実の愛は、お腹を満たしてくれますの?」  決して未練などではない。ただ、疑問だっただけだ。  その問いにセドリック様は、いつもの人を見下したような笑みを見せて。 「愛は金にも勝る。心が満たされていれば、腹だって満ちるさ」 ――真実の愛と侯爵家の財はどこまで持つかしら。
ファンタジー 完結 短編
文字数:9,546
凱旋した英雄は聖女を選びました。~冬の補給路を守っていた私は静かに軍を去ります~ 表紙

凱旋した英雄は聖女を選びました。~冬の補給路を守っていた私は静かに軍を去ります~

握夢(グーム)
「君は後方にいただけだ」―― 凱旋した英雄の婚約者からそう切り捨てられた私は、 静かに軍を辞職しました。 ――冬の補給路管理。 ――兵糧配分。 ――医薬品輸送。 ――損耗率管理。 全部、私の仕事だったのですが。 三週間後、 王国軍は補給崩壊。 「なぜ食糧が届かない!」 「なぜ兵が飢える!」 ……逆にお聞きしますが、 今まで“なぜか全部上手く回っていた”理由を、 一度でも考えたことはありましたか? これは、 誰にも評価されなかった兵站官(へいたんかん)が、 隣国の辺境伯にだけ価値を見抜かれ、 人生を取り戻す物語。 今更「戻ってきてくれ」と泣きつかれても、 私は隣国の最高機密ですので――!
恋愛 完結 ショートショート
文字数:4,645