剣の母は十一歳。求む英傑。うちの子(剣)いりませんか?ただいまお相手募集中です!

国の端っこのきわきわにある辺境の里にて。
不自由なりにも快適にすみっこ暮らしをしていたチヨコ。
いずれは都会に出て……なんてことはまるで考えておらず、
実家の畑と趣味の園芸の二刀流で、第一次産業の星を目指す所存。
父母妹、クセの強い里の仲間たち、その他いろいろ。
ちょっぴり変わった環境に囲まれて、すくすく育ち迎えた十一歳。
森で行き倒れの老人を助けたら、なぜだか剣の母に任命されちゃった!!
って、剣の母って何?
世に邪悪があふれ災いがはびこるとき、地上へと神がつかわす天剣(アマノツルギ)。
それを産み出す母体に選ばれてしまった少女。
役に立ちそうで微妙なチカラを授かるも、使命を果たさないと恐ろしい呪いが……。
うかうかしていたら、あっという間に灰色の青春が過ぎて、
孤高の人生の果てに、寂しい老後が待っている。
なんてこったい!
チヨコの明日はどっちだ!
24h.ポイント 28pt
24
小説 23,036 位 / 223,591件 ファンタジー 3,546 位 / 52,034件

あなたにおすすめの小説

『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた

歩人
ファンタジー
侯爵家に嫁いで五年。ルチアは夫エミルの領地会計・社交・使用人管理を全て一人で担ってきた。だがエミルはいつも幼馴染のアリーチェを優先する。「アリーチェは体が弱いんだ、お前とは違う」——その言葉を百回聞いた日、ルチアは微笑んで離縁届に署名した。「ええ、私は丈夫ですから。どうぞ幼馴染様をお大事に」。翌朝、エミルが目にしたのは——税務報告の締切、領民からの陳情の山、そして紅茶の淹れ方すら知らない自分。三ヶ月後、かつて「地味な妻」と呼ばれたルチアは、辺境伯の財務顧問として辣腕を振るっていた。

『逃げられ皇帝と代用品の私〜愛を求めず我が道を往いたら、なぜか不器用な陛下と奇妙な共存関係になりました〜』

シマセイ
恋愛
完璧な姉の陰で「地味で陰気」と冷遇されてきた公爵令嬢ルシエラ。ある日、姉が輿入れ直前に駆け落ちしたことで、急遽その身代わりとして、覇竜帝国で「氷の暴君」と恐れられる若き皇帝アレクサンドルに嫁ぐことになってしまう。 過去に二度も婚約者に逃げられたトラウマから極度の女性不信に陥っている皇帝から下されたのは、「一生愛することはない。ボロボロの離宮で息を潜めて生きろ」という冷酷な宣告だった。しかし、魔法オタクで引きこもり気質のルシエラにとって、社交も公務も免除されるその条件は、まさに理想的な環境! 「愛されないなら、思う存分引きこもらせていただきますわ」 誰にも邪魔されない平穏な生活を手に入れるため、ルシエラは隠し持っていた規格外の『古代魔法』をあっけなく発動。嫌がらせをしてくる傲慢な侍女たちを実力でわからせ、廃墟同然だった離宮を快適なスローライフ空間へと大改造していく。 愛も権力も一切求めず、ただ己の平穏のために我が道を往く身代わり皇妃。その媚びないドライな姿勢と隠しきれない有能さは、やがて頑なに心を閉ざしていた不器用な皇帝の興味を強く惹きつけていく。 決して交わるはずのなかった二人が、すれ違いながらもやがて唯一無二の「奇妙な共存関係」を築き上げていく、痛快で少し心温まる逆転ファンタジー。

「あれ」で通じる幼なじみ、同日に婚約破棄されました

由香
恋愛
侯爵令嬢リディアと公爵家次男エリオットは、幼い頃から「あれ」で会話が通じる幼なじみ。 しかしその異常な仲の良さを理由に、二人は同じ夜会で婚約破棄されてしまう。 けれど顔を見合わせた二人は、 「……あれ」 「ああ、帰るか」 と秒で意思疎通。 婚約者を失って自由になった二人は、辺境改革の仕事を組んで始めることに。 すると、息ぴったりすぎる最強コンビぶりが社交界で話題になっていき……? 周囲全員が両想いだと気づいているのに、本人たちだけが気づかない。 じれ甘幼なじみラブコメ。

「料理など賄い女の手すさび」——薬膳令嬢が去った日、辺境伯が十年分の感謝を抱えて訪れた朝

歩人
ファンタジー
伯爵令嬢オクタヴィアは、十年間、王太子レオンの厨房で毎食の献立を組み立てていた。表向きは「賄い女」と呼ばれていたが、彼女の献立には漢方の薬膳学が織り込まれていた——鎮静の春菊、滋養の鶏粥、整腸の山芋。「料理など賄い女の手すさび。下女に代えればよい」婚約破棄の宴で王太子が放った一言に、オクタヴィアは献立帳を置いて去る。その朝、辺境伯テオドールが城門に立っていた。「十年前、戦傷で死にかけていた私を救ったのは、あなたの料理でした」十年前、見習いだった彼女が瀕死の若い騎士のために初めて組んだ薬膳。彼は王宮の料理を「自分のため」に取り寄せ続けていた——本当は、彼女が組んだ献立だと、最初から知っていた。「料理を、あなただけのために、作っていただけませんか」戦傷の手で、テオドールは静かに膝をついた。

虐げられ王女のアタシは最強竜王様の運命の番(一人称)

重田いの
恋愛
二十人の愛妾を持つヴァルデス王の宮廷で、第三側妃の娘・ビューティーは虐げられていた。 母は早世し、きょうだいたちの輪の中で孤立していたのだ。 そんな彼女の元に、天空城テシェンを統べる竜王ジルヴェストが王宮に現れる。彼は三百年間追い求めた「番」を見つけたと告げ、ビューティーを天空へと連れ去った。 雲の上の城で、誠実な竜王に愛され、ビューティーはようやく自分にふさわしい場所を手に入れたと確信するのだった。 ……まあ愛されてるならいいんじゃないの?

「地味すぎる」と婚約破棄された侯爵令嬢ですが、学院で隣の席だった公爵は三年もわたくしを想っていたそうです

もちかれ
恋愛
学院卒業の夜会で婚約者の第二王子から切り捨てられた侯爵令嬢マリエル。 領地に戻った数ヶ月後、屋敷を訪ねてきたのは学院で隣の席にいた公爵セヴランだった。 差し出されたのは、三年前にマリエルが学院で落とした一冊の手帳。 「ずっと、見ていました」 誰にも気付かれないと思っていた。 そんな私を見守ってくれていた人。 即座に頷くことはせず、わたくしは本音と条件を口にした──

旦那様から出て行ってほしいと言われたのでその通りにしたら、今になって後悔の手紙が届きました

伊久留りさ
恋愛
 北辺の国境を守る小さな領地、ヴァルドリア。その城館の一室で、若き領主の妻アリシアは、夫レオンハルトの言葉に静かに耳を傾けていた。 「アリシア、君にはもう少し、この城から離れてもらいたい」  レオンハルトの声は、いつものように低く、落ち着いていた。しかし、その言葉の意味は、アリシアにとってあまりにも唐突で、あまりにも冷たいものだった。 「……離れる、とはどういう意味でございますか」 「つまり、この城にいないでほしい、ということだ。しばらくの間、君には別の場所で暮らしてもらいたい」  アリシアは、ゆっくりと目を閉じた。指先がわずかに震えるのを、彼女は必死に抑えていた。この男の前で、自分が動揺している姿を見せたくなかったからだ。

選ばれなかったのは、どちら?

白瀬しおん
恋愛
「あなた、本当にうちの家にふさわしいと思っているの?」 その一言で、すべては終わるはずだった。 婚約者は沈黙し、公爵夫人は微笑む。 わたくしはただ、静かに席を立った。 ――それで、終わりのはずだったのに。 届いた一通の封書。 王城からの照会。 そして、夜会に現れた“迎え”。 その日、選ばれたのは――どちらだったのか。