婚約破棄されたばかりだし聖魔法使いでも聖女にはなりません!―いくら貴族の務めといえどまっぴらです‼私は好きなことして過ごします‼―
先日大好きだった彼の浮気で婚約破棄されて、意気消沈のルアーナ。
もっぱら物語の世界に引きこもっていたけれど、教会から聖女判定を受けてほしいとの書状が来て――。
「でもほら私つい最近婚約破棄されたばかりですし、聖女の経歴に婚約破棄されたなんて言うのがあるのは良くないじゃないですか。しかも相手方の浮気で捨てられたんですよ?」
聖女と言えば清貧の象徴。
しかも次期国王のフィアンセ候補の1人にもなるじゃないですか。
もう結婚話はお腹いっぱいですし、聖女になったら大好きなお菓子作りも本を読むのも、時々宝石を買ってうっとり眺めながらお気に入りの紅茶を飲むのもできなくなるなんてまっぴらごめんです!
聖魔法が使えるからって、私は聖女にはなりたくありません!
好きなことして一生暮らせるように財源を確保したら、森にひっそりと小さなお屋敷を立ててそこで余生を過ごすんです‼
もう皆ほっといてくださいめんどくさい‼
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