夢幻の国の沖田総司
幕末に名をはせた、あの新選組の一番隊組長(隊長)にして、また、その生まれたままとすらいえる朗らかな性格もあって、ある種〝特別な存在〟として誰からも認めらてもいながら、若くして病によりこの世を去った稀代の天才剣士がおりました。そう、それが沖田総司(おきた・そうじ)と申す青年です。
そんな総司が「この世」を去る間際、現れた一匹の猫。彼はその猫を斬ろうとして斬れず、その後、息を引き取ったという〝伝説〟がございました……。
……ですが、そうして「この世」を去った総司は、実はその〝猫〟によって、彼が想像すらしなかった「夢幻の国(あの世?)」へと導かれて行く(逝く)ことになっていたのです。
そこは人間だけでなく、亜人種と呼ばれる奇妙な姿をした者たち、そして彼を導いた猫娘を始めとする霊猫族(化け猫?)、さらにはホンモノの竜馬(ドラゴナーガ)までいるという、まさに彼にとってはとんでもない〝異世界〟でした。
しかも、総司自身、「この世」にいた時とはまったく違う、肉とも玉とも鋼ともつかぬ、信じられないほどに強く美しく、さまざまな〝力〟を秘めた身体へと変わっていたのです!
果たして沖田総司はなぜ、この「夢幻の国」に導かれて来ることになったのでしょうか。
そして彼は、この「夢幻の国」でどんな相手と関わり、何をすることになるのでしょう?
……誰もが知る天才剣士・沖田総司による、一見、いわゆる「異世界転生ファンタジー」のようで、むしろどこか童話やおとぎ話めいた、これはそんな〝なんでもあり〟なお話です(※:作品のR15指定は、性的描写よりも暴力・残酷描写について考慮したものです)。
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