エルフィン・グラフィックス 〜異世界であらゆる種族の美少女を集めたグラビア雑誌をつくる!エルフ編〜
誰もが金さえ積めば異世界転生をできるようになった「転生ラッシュ」の時代、受け入れ先である異世界「リーニア」側の水際対策もまた、進化していた。転生者が新たな世界に生まれなおしたその瞬間に捕縛されるシステム、通称「選別」が完成していたのだ。
「異世界でエルフや、人魚や、魔族、あらゆる種族の美女を集めたグラビア雑誌をつくる」という野心を胸に転生した青年・カナタは、「選別」で人材的利用価値なしと判断されて、棄てられるように野に放たれてしまう。そうして頼るものもない彼が行きついたのは、肥大化した魔法文明が生み出す廃棄物「末端物質」を海洋投棄する、忌み嫌われた船上労働だった。
命の危険をともなう船上労働のさなかで、カナタは呪いの兜を身に着けた女・リリィと出会う。己の野心を叶えるためにはリリィの協力が必要だと感じたカナタは、彼女に自分の夢を打ち明け、タッグを組む。そうして雑誌制作に乗り出したふたりは、一枚の念写(写真)から、美貌のエルフ・ライズの存在を知る。彼女を雑誌のモデルとしてスカウトすべく、ふたりはライズが暮らす北の大地へと旅立ったのだった。
どうにかライズのスカウトに成功したカナタは、念写師(カメラマン)から衣装まで、おのれのこだわりを注ぎ込んだグラビア雑誌『elf in graphix』をついに完成させる。目論見どおりに雑誌は衝撃を持って民衆に受け入れられ、ムーブメントを起こしたが、雑誌を読んだことでライズを気に入った総領主家が、召し抱えようとカナタたちに接近してくる。それを剣もほろろに突き返してしまったことで、カナタたちは総領主家と対立。怒った総領主家はカナタの雑誌を差し止めることで弾圧、さらには指名手配までかけてしまう。カナタはどうにか体勢を立て直すべく、「弾圧への告発記事」を置き土産に、領外への逃亡を決意したのだった。
「異世界でエルフや、人魚や、魔族、あらゆる種族の美女を集めたグラビア雑誌をつくる」という野心を胸に転生した青年・カナタは、「選別」で人材的利用価値なしと判断されて、棄てられるように野に放たれてしまう。そうして頼るものもない彼が行きついたのは、肥大化した魔法文明が生み出す廃棄物「末端物質」を海洋投棄する、忌み嫌われた船上労働だった。
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