スラムで生まれて育った俺は逃げ出した少女と一緒に悪人どもを成敗する~全てを手に入れた悪人どもを倒していたら最強の暗殺者になってました~

――私にもお仕事を手伝わせてください。

暗殺業を営むスヴェンは、クスリの売人を殺した帰りに、崩れかけた教会の前で一人の少女――アーリーを発見する。

血まみれで、今にも死にそうだった。

「助けて……」

最後の力を振り絞って出した声を聞いたスヴェンは、「好きな食べ物が同じだったら助ける」と賭けをして、見事に負けた。

「お前は俺との賭けに勝った。だから助けた。それ以上の意味はない」
「……ありがとう……ございます」
「お前の答えが違ったら見捨ていた。礼などいらない」
「わかってます。それでも……言わせてください」

廃墟となった教会で、二人の共同生活の日々が過ぎていく。

暗殺業を知らずに接していたアーリーだったが、ある日、スヴェンの本業に気づき、それが暗殺者になる道へとつながっていく……。

「私にも戦う方法を教えてください!」

捨てられた教会に住み着いた暗殺者がアーリーをパートナーにして、スラム街にはびこる悪を成敗していく物語。
24h.ポイント 7pt
0
小説 37,277 位 / 221,253件 ファンタジー 5,730 位 / 51,365件

あなたにおすすめの小説

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

国外追放だ!と言われたので従ってみた

れぷ
ファンタジー
 良いの?君達死ぬよ?

夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。

古森真朝
ファンタジー
 「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。  俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」  新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは―― ※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。

悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています

かきんとう
恋愛
 王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。  磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。  その中心に、私は立っていた。  ――今日、この瞬間のために。 「エレノア・フォン・リーベルト嬢」  高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。

「お前の看病は必要ない」と追放された令嬢——3日後、王子の熱が40度を超えても、誰も下げ方を知らなかった

歩人
ファンタジー
「お前の看病などいらない。薬師がいれば十分だ」 王太子カールにそう告げられ、侯爵令嬢リーゼは静かに宮廷を去った。 誰も知らなかった。夜ごとの見回り、薬の飲み合わせの管理、感染症の予防措置——宮廷の健康を守っていたのは薬師ではなくリーゼだったことを。 前世で救急看護師だった記憶を持つ彼女は、辺境の診療所で第二の人生を始める。 一方、リーゼが去った宮廷では原因不明の発熱が蔓延し、王太子自身も倒れる。 迎えに来た使者にリーゼは告げる——「お薬は出せます。でも、看護は致しません」

「植物の感情読み」スキルで解雇された薬草師、じゃあ辺境の廃屋で気ままに薬草園を作ります。

小林一咲
ファンタジー
王宮の薬草園は、いつも整いすぎていた。 土は黙り、葉は揃い、根は深く息を潜める。 その中でただ一人、耳を澄ませていた女がいた。 風でもない、祈りでもない、土の下でほどける、小さな声を。けれどその声は数に数えられず、成果にも記録にも残らなかった。 静かな紙切れ一枚で、彼女は外へ出る。 春の終わり、花びらが一つだけ遅れて落ちる頃。向かったのは、名もかすれた辺境の村。 傾いた屋根と、乾いた井戸と、触れれば崩れそうな庭。 鍬を入れると、土がわずかに息を吐いた。 水を落とせば、根がほろりとほどける。 「遅いですよ」と、かすかな声がする。 やがて匂いに誘われて、丸い影がひとつ、草の陰から転がり出る。触れれば消えそうな、あたたかい気配。 整えない庭。 急がせない成長。 言葉にならない願いだけが、ゆっくりと満ちていく。 誰かが訪れ、薬を求める。 やわらかな苦みは、喉の奥で静かにほどける。 そのあとに残るのは、名前のないぬくもり。 ——ここは、声を持たないものたちが、 ようやく声になる場所。 廃屋の庭で、小さな季節が今日も芽吹く。

婚約破棄をされた悪役令嬢は、すべてを見捨てることにした

アルト
ファンタジー
今から七年前。 婚約者である王太子の都合により、ありもしない罪を着せられ、国外追放に処された一人の令嬢がいた。偽りの悪業の経歴を押し付けられ、人里に彼女の居場所はどこにもなかった。 そして彼女は、『魔の森』と呼ばれる魔窟へと足を踏み入れる。 そして現在。 『魔の森』に住まうとある女性を訪ねてとある集団が彼女の勧誘にと向かっていた。 彼らの正体は女神からの神託を受け、結成された魔王討伐パーティー。神託により指名された最後の一人の勧誘にと足を運んでいたのだが——。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。