魔法を使いたいだけなのに、ユーザー登録されていません
AIの普及によって勤めていた会社のWEB制作部門が縮小され、相沢紬は別部署への異動ではなく退職を選んだ。
気力の湧かないままゲームをして過ごしていたある夜、PCに「接続先が見つかりました」と書かれた見覚えのないページが現れる。調べても正体は分からず、好奇心に負けて[YES]を押した紬は、魔法の存在する異世界へ転移してしまう。
そこで初めて目にした魔法は、紬にだけ術式コードとして見えた。長年の継ぎ足しで複雑化した魔法は、まるでレガシーコード。ところが自分で魔法を使おうとすると、表示されたのは `User Not Found`――紬の情報は、この世界の魔法システムに登録されていなかった。
魔法を使いたい元WEBコーダーは、術式を解析し、まず自分のユーザー登録に挑む。
★更新頻度は不定期です。
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そこで初めて目にした魔法は、紬にだけ術式コードとして見えた。長年の継ぎ足しで複雑化した魔法は、まるでレガシーコード。ところが自分で魔法を使おうとすると、表示されたのは `User Not Found`――紬の情報は、この世界の魔法システムに登録されていなかった。
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