メリアの転生

ヨーロッパのどこかの国
とある少女の命が尽きかけていた

普通の人間であればロウソクを燃やす位の速度であるはずが、その少女の場合 まるで紙でも燃やしているかのような早さと儚さでその命の灯火が揺らめいている

常人の比ではないその様子は神の目に留まる


神は哀れに思い、条件をつけて彼女にひとつのチャンスを与える



『もし泣き虫な彼女の最期の涙が、一雫だけだったのなら… 』 と




“夜”。とあるひとつの命が尽きた夜


その抜け殻となった珠肌に 一雫の星が伝い落ち
神の加護を宿した とある魂の運命が決まった



※不定期な上に見切り発車です。お気をつけ下さい。
※度々、予告無しに改稿することがあります。ご注意ください
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