《完結》婚約破棄、はい喜んで。失意の旅に出ている間に王家がなくなっていました
「はい、喜んで」
泣いて縋る必要も、相手の新しい恋人を責める必要もない。
婚約者として過ごすはずだった時間が空いたのなら、以前から行きたかった西方へ旅に出ればいい。
フリージアは家族へ、旅先から手紙を送り始める。
宿の煮込みは豆が多かったこと。東へ向かう職人を見かけたこと。
揺り籠や鍋、鶏まで積んだ荷車が増えたこと。パンが一人一つになり、宿の馬が減ったこと。
本人は、目についたものを書いているだけだった。
けれど、その手紙を日付順に並べた父と、国境を預かるアルセイド辺境伯ローゼルは気づいてしまう。
西方で、人と物資が動き始めている。
王宮が婚約破棄後の体裁と新たな婚約話に気を取られている間にも、職人は消え、馬と穀物は集められ、国境へ向かう道は少しずつ塞がれていく。
……そして「失意の旅」を続けていただけのフリージアが帰る頃、彼女を捨てた王家は、もうどこにも残っていなかった。
※王家や制度は独自のものなのでご了承ください。
強権力は、振るうタイミングと使う方向性がとってもとってもとってもとっても重要になってくるものなのに、よりによってこのタイミングでそれを内側に向けて使うのか……
事後報告ばかり寄越されたのは、『物理的問題で判断が遅くなってしまうが、説明すればきっと現場の動きと心境を納得してくださる』という信頼と信用の表れだとしても、国王の目線からすれば、近隣国の不穏な動きに乗じた王権簒奪の予兆に見えなくなくもないのか…
王弟の子息、レナード殿下は、王家より話を理解してくれますね。そして手が足りなければ自分で動いてもくれる。
あちらの王族を知っているからこそ、殿下が自ら馬車を引き、袋を運んだり受付仕事までするとは思いませんでした。
良い意味で予想外です。
王弟が話がわかる人で自ら動いていくスタンスだからなのか、殿下も変に威張るところや権力をちらつかせるところ、命令だけするところがなく、好感もてました。
ただ少し表現が不器用さんかしら❓
女性慣れしてないのかな❓
でも、早馬にすぐ反応してくれて本当に良かったです。
そうでないとアナベルさんが大変すぎて心配でした。
どんどんきな臭くなってきました。
文一つ届けるのにも、何日もかかる。
時間は待ってくれない。
食料も物資も医薬品も、補給しなきゃ減るだけ。
国王のプライドなんて、待ってらんないよ。
レナート、無事で居てほしい。
アナベルも気丈だ。
辺境伯とお嬢様の文のやり取りの内容が、どう変わるか。楽しみに毎日読んでます。
>>王宮の食卓を見る限り、困るほどではないな
>>民にも、いたずらに不安を広げぬよう知らせるべきだろう
>>品物が一つ届かなければ、別の品を使えばよい
の、呑気……っ!
一見どうにかなっているように見えるのは、王宮という『何を置いても優先されがちな特権階級』『莫大な資産』『備蓄できるだけの土地と管理できる人員』の3点が揃った特例中の特例だからであって、それを労働者階級が大多数を占める国民に強いるのはあまりにも酷……っ!
王弟領と公爵領も、王宮からの命令や注文に現場判断で介入できるだけの強権を振るえるから何とかなってるだけで、そうじゃない下位貴族領は大変なことになってるんじゃないかなぁと思いました。
>>西隣国の大使は、肉料理を褒めた
>>「この都は落ち着いておりますな」
(意訳)これだけ余裕あるなら、もっと貰ってっても良さそうやな^^
大使は自国にとって不利になることは、ギリギリまで隠そうとしますよね。防衛面でも貿易のためでも。
で、場と人の流れを読まずに楽観視していた王宮は、最終的に板挟みになって両方から攻められないとわからない❓
公爵家と王弟が動いてくれてるのを、自国の備えと当たり前に言えるところが救えません💧
行動してるのは貴方達ではありません😮💨
わぁ、避難してきた人に葡萄酒をお届け……確かに身体は暖まるかもしれないけれど、子供は、飲めませんし、体質で飲めない方もいる。
料理に入れてアルコール成分飛ばすなともかく、乾杯をしろという無茶ブリ😅💦
ごめんなさい、お茶吹きましたwww
避難所で宴会は普通、開催しませんよねぇ(笑)
まずは寝る場所と食糧が欲しいんだから🤣
危機感ゼロな次期王妃w
現場を知らないから、完全な机上論。
普段なら、アマリリスの方法の方が様式美もあって良いのかもしれないけれど、この場面で乾杯を勧められたら逃げてきた人達は怒り出しそう😅💦
反面フリージアはハプニングあると、予定変更して臨機応変の対応してくれそうなので、こういう非常事態を何とかしないとならないような場面にはめっちゃ強そうだなぁ💧
公式とサバイバルの差❓
野戦病院などで活躍しそうなのは間違いなく公爵家の女性陣ですね✨
まず現地で待っててくれてあたたかい寝床用意してあって受け入れて貰えたら、泣きたい気持ちで逃げてきた人達はホッとしそう。
ひと息つけば冷静に物事(これからどうするか、とか)考える余裕も出るから進退決める覚悟もつくし。家族連れは着の身着のままの逃亡だと、まず生活拠点作りたいですものね。
17話、2話と同じような文章で結ばれていますね。
王宮は、動きを楽観視して、公爵家たちの動きを勇み足のように判断しました。
けれど、公爵家は服も着替えずに対応開始。別の新たな報せが届いたので。
これは予め調べていた事、話をきちんと聞いたことなどが影響していますね。
そして、フリージアの縁談を世話する予定でいる王族達。
普通に考えれば、婚約解消しておいて、縁談を世話するの、ブーイング受けそうな話ですよね。
けれど、王族とは、何故か傲慢なもの(特にこういう物語の王家は余計に)
公爵家はとても団結していて、それぞれが自分の役回りを理解して動いていますね。
結婚式に参列した服のままで。
王族は翌日ものんびりしていますが😅💦
公爵家の皆様、フットワーク軽いですね。
調べたいことなど、すぐ手紙を書くし、知りたければ見にも行く。
そして手紙は王弟に出し始めました。軍部を司るから……だけではありませんよね、もちろん。
王家に言っても話が「旅を満喫している」だけで終わらされて、重要なところをきちんと見てくれないから。
そして、殿下の知らないところで、婚約を解消した相手は文通をする(状況報告だけど)男性と出会いました。
心配と言いつつ気になっていたようですが、まさかいつまでも自分を思っている……とか思ってませんよね😅💦
仮に幸せを掴むとしても、婚約解消した相手にどうこう言われる筋合いありませんし、言う権利もありません。
香草が多い料理……素材の質や鮮度が落ちれば、臭みを目立たせず、味を誤魔化す意図があるのかも❓
そして、客観的にこの手紙を読むと、恋に破れた女性の切なさは全然伝わってこないw失恋旅行というよりは普通に視察ですよねwww
そして、1人の女性がこれ全てを書いたなら、それは無意識に見た情景を伝えるだけでなく、もっと意味をもってきますよね。
辺境伯、どうやらそこに気づいたようです。
王族はまだまだ楽観的ですね。
でも、こういう気配を一番に、感じとるのはたいてい商人で、その動きに反応して動くのが民ですよね。
物価なども大きく変動するので、異変をすぐに察するのは、やっぱり生活に密着している人達ですよね。
役所や上は、たいてい最後に気づくし、気づいた時は事が起こってしまう直前だったり。いつも気づくのが遅れます。
為政者が早く気づいてくれる人なら、こんなに後手にまわることはないのですが、その人物を、王家は自ら手放しましたものね。
隣国と西隣国は別物ですね、了解です。
初めの頃、隣国の通貨価値が下がっていたので、辺境伯の国だと思ってました。
西隣国の住民が隣国経由で移動、または主人公の国の国境越えの両方で、大移動中と言う事ですかね。
家財や揺り篭まで持っている段階で、逃げてきた可能性大。
塩が値上がりする、保存食を増やす、のかな❓食事も変わりだしましたし、不安が残りますね。
塩の値上がりと、国の情勢は要注意と何かで見た記憶があるような……西がキナ臭い。
検査が多いのも荷か人を移動させにくくしているのかも、という仮定もありますね。
王家は自国に都合の良いように解釈しかしていませんが、家族はきちんとフリージアの気にかけているところを見てくれている。ルピナスさん達も、身分低めな貴族家ということで、こういう流れには敏感なようです。
弟くんの橋の作りやお供にした人の人選も、本当に公爵家はきちんと国を、人を見ていますね。
王家はひたすら表面だけ。
西から東への流れ。逆に物資、職人達の移動。通貨が嫌がられるのも、経済か交友かに影が予想される。
馬が減るのも気になります。
最悪戦の危険性もあるのかも。
家族は用心始めたのに、王家が楽観的なのも、見る目が変わったから様子を見ているようで見逃しているようにも……
馬を集め、職人を集め……解釈によっては最悪戦の準備ともとれるし、経済の中心の移動とも受け取れる。
戦の可能性なら、そのせいで人は東へ逃げるともとらえられる。
これらの事象に対する危機感をどう抱くかによって王家の対応もまた変わる事に。
今まで多方面を見て決めていた事を、見てくれる目が偏るようになったら、大事な変化を見逃しますね。
橋と側溝の話だけでも、雨が降ると川が増水する、橋にその分負担がかかる橋が落ちる可能性、街も洪水を警戒中という事が仮定出来ますね。
商人が増えたのも、単に栄えているのではなく、仮定だけど、婚約者交代により、王家から商人達の心が離れた、もしくは婚約者交代により細部まで見てくれる目がなくなった=王家の政に穴があく、と見られている可能性も。
もしくは、その事により来期から支援が減る、工事など着工の遅れ、国が少しずつ傾く前兆……と見られたとか
家族はそこもきちんと読んでいそうですが、王家は「元気で旅をしている」「相変わらず細かい」としか見ない。
この差が後にどう響くか楽しみです(笑)
フリージアが細かい事が、単に性格なのか、もしくは婚約者として勉強した賜かにもよりますし。トップが見落とすと、見る目が変わる事になり、結果政の方向も変わりかねませんものね。
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