《完結》婚約破棄、はい喜んで。失意の旅に出ている間に王家がなくなっていました
「はい、喜んで」
泣いて縋る必要も、相手の新しい恋人を責める必要もない。
婚約者として過ごすはずだった時間が空いたのなら、以前から行きたかった西方へ旅に出ればいい。
フリージアは家族へ、旅先から手紙を送り始める。
宿の煮込みは豆が多かったこと。東へ向かう職人を見かけたこと。
揺り籠や鍋、鶏まで積んだ荷車が増えたこと。パンが一人一つになり、宿の馬が減ったこと。
本人は、目についたものを書いているだけだった。
けれど、その手紙を日付順に並べた父と、国境を預かるアルセイド辺境伯ローゼルは気づいてしまう。
西方で、人と物資が動き始めている。
王宮が婚約破棄後の体裁と新たな婚約話に気を取られている間にも、職人は消え、馬と穀物は集められ、国境へ向かう道は少しずつ塞がれていく。
……そして「失意の旅」を続けていただけのフリージアが帰る頃、彼女を捨てた王家は、もうどこにも残っていなかった。
※王家や制度は独自のものなのでご了承ください。
カメラって
物理で何でも写ってしまうために
データーセンターとか機密エリアじゃ
持ち込み不可
なんですよね
現代はカメラの価値を知ってる時代。
そういう認識以前の世界と言う事でもあります
物語として楽しく拝読してますが
意外に情報化時代前には
あちこちで散見した話なのかもとも
思ってしまいます
何でも写し過ぎる
高性能カメラの
隅までクッキリ!
を、
主体の被写体以外までガチャガチャ写ってて
煩い
と取るか
こんなものまで写ってたのか!
凄い良く写ってるな!
と上手く使うか。
多くの情報を扱う国なら
何人も人を使ってでも
使いこなさなきゃならなかった
…と言うお話ですかね。
彼女一人の情報解析に
公爵家は一家総動員している(笑)
恐らくこの先出てくるらしい辺境伯家も
有能な側近と当主が解析する。
王家は誰一人扱えない。
指導者は全部を扱う必要はない
は真理ですが
全部を扱うための『人材』は
それらの人材達に寄って網羅出来てる範囲と共に
全て把握している必要がある
かと。
王家も侯爵家も
この後半がなかったのかな。
増やすべきは彼女の『代わり』ではなく
彼女の『解析係』だったのだと気付けなかった。
視点は彼女と手紙を受け取った人々だろうから
崩壊の様も事件も第三者的伝聞に成るのでしょうが
彼女を失って崩壊する様が楽しみです!
おやあ…3ヶ月先まで国家機密に食い込んでいた令嬢を令嬢というだけで拘束も書面にて口止めもせず放流…w
さらに物流を詳に観察されてお手紙出してますけど王家はのほほんとした旅の便りと思うんでしょうね、これw
同じ報告(手紙)でも見る処が違うのがよく分かりました。細かいと見るか貴重な情報と見るか。。確かに為政者は、大筋が大切で 細かいところは担当者が見れば良いのも分かります。
この、それぞれの受け取り方が違うのが、何かに影響してくるのか楽しみにしております。
ルンルンと『失意』の旅に出発したヒロイン♪ ご家族の許容範囲が広いのも面白いですね。
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