【完結】『妹の結婚の邪魔になる』と家族に殺されかけた妖精の愛し子の令嬢は、森の奥で引きこもり魔術師と出会いました。
メリルはアジュール王国侯爵家の長女。幼いころから妖精の声が聞こえるということで、家族から気味悪がられ、屋敷から出ずにひっそりと暮らしていた。しかし、花の妖精の異名を持つ美しい妹アネッサが王太子と婚約したことで、両親はメリルを一族の恥と思い、人知れず殺そうとした。
妖精たちの助けで屋敷を出たメリルは、時間の止まったような不思議な森の奥の一軒家で暮らす魔術師のアルヴィンと出会い、一緒に暮らすことになった。
妖精たちの助けで屋敷を出たメリルは、時間の止まったような不思議な森の奥の一軒家で暮らす魔術師のアルヴィンと出会い、一緒に暮らすことになった。
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失礼致します。
時間経過の停止、これがお話の一貫したテーマになっていると思いました。家族から孤立し妖精のみと過ごしていたメリル、師匠を失い家に時間停止の魔法を施したアルヴィン、王太子妃であるにもかかわらず呪われたグリーデン侯爵家の血筋と蔑まされるアネッサ、加えて師匠の師匠である魔王と化した彼。それぞれの人物が自分の世界に閉じこもる様が見事なまでに描かれています。
そして何よりアルヴィンとヒューゴ、メリルとアネッサの邂逅によりそれぞれの世界が再び動き出す展開が素晴らしい!
とても綺麗で心が温かくなるお話でした。
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