美人教師の飛鳥先生は、史上最も邪悪なサモナー(召喚士)らしい【1巻】


青山学園の数学教師に就職していた日比野飛鳥は、10年前に失踪した幼馴染、杉山健太の行方を追っていた。

健太は霊界の“反逆児“と呼ばれるハデスの勧誘を受け、魔族たちの住む冥府へと旅立っていた。

生まれつき特異な体質を持っていた彼は、ハデスのある「計画」に利用できるのではないかと目されていた。

“触れた者の魂を無形化できる“

その、『特性』を。


ハデスは霊界の六王と呼ばれる魔導府の使者たちの追手を掻い潜り、ある“野望”を企てていた。

人間界と霊界の境界を壊す。

人間たちの心を融かし、すべての生命と原始大海が覆っていた太古の地平を取り戻す。

そのために、人間たちの魂で汚れた「不浄の土地」を一掃しようとしていた。

霊界を守護する、『魔法省』の転覆を手始めに。
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