大陸最強の幼馴染が、俺の作る飯がないと暴れるので毎日ちゃんとご飯を作っています
大陸最強――国が「特級個体災害“天裂”」と呼ぶ少女ルゥ。一振りで山が消え、機嫌が悪いと足元の地面が割れる、人の形をした天災。
そんな彼女の機嫌をこの世で唯一なだめられるのが、ただの幼馴染である俺、ハルの手料理だ。
剣も魔法も使えない俺にできるのは、飯を作ることくらい。だが、俺が卵焼きを焼くだけで最強はご機嫌になり、俺が三日家を空けただけで国がひとつ滅びかける。おかげで俺の毎日の献立は、いつの間にか国家機密になっていた。
「飯を作る=世界の安全保障」。胃を痛める対策室の隊長を横目に、今日も俺は最強の幼馴染に飯を作る。――彼女が飯を欲しがる“本当の理由”に、俺だけが気づかないまま。
最強と平凡の、歪で温かい同居ごはんコメディ。
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