土地神に転生した俺、最強領地を築く!〜弱小領地から始まる異世界建国記〜

橋本尚季は祖父と二人で暮らしていた。平日は高校に通いながらも休日は畑仕事を楽しむ、ごく普通の男子高校生。そんな彼が気づいたら、目の前にお爺さんが立っていた。

「お助け下さい土地神様!貴方のお力が必要なのです!」

と言われた尚季は、変な勧誘に巻き込まれたと勘違いを起こす。
なんとかその場から逃亡しようと試みるが、大人たちに捕まえられた尚季。

「放せぇぇ!俺は教祖にはならないぞ!幸せになれるツボも買わないからなぁぁ!」

なんやかんやで大人達が普通の人と気づき、ここが何処か尋ねた尚季は驚愕の事実を知ることとなる。

「私共が今居る場所はダルフェニア帝国の領土であり、ミモイという名の村なんです!」

ここが日本で無いと理解し絶望した尚季に希望の光が差し込む。

『日本への帰還:可能』

その文字に大喜びする尚季だったが、彼には最大の足かせがついていた。

『移動制限の解除がされていないため、バハマの街への移動は出来ません』

隣の街にすらいくことが出来ない尚季。いったいこのさきどうなるのか。
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