全部俺の思う通りにしてやる(東雲祐介×澤端隼人)

東雲祐介(一途ヤンデレ執着)×澤端隼人(トラブルメーカーやんちゃ)

——「ゆうすけー、すき〜」
——「すき?」
——「うん、パパとママが仲良しの人にすきって言うってきいたんだ」

幼稚園の頃に交わした、何気ない約束。
それは、大人になっても東雲祐介の胸に深く刻まれたままだった。

大学生になっても、隼人は変わらない。勉強をさぼり、飲み会で羽目を外し、それでも最後は祐介を頼る。
「お前なら教えてくれると思って」「お前がいると楽だから」
軽い言葉を繰り返す隼人に、祐介は笑って応じながら、心の奥底で静かに炎をくべ続けていた。

「——お前、俺のことどう思ってんの?」

友達として、ずっと隣にいた。
でももう、それじゃ足りない。
こぼれ落ちる独占欲と執着が、隼人を絡め取る夜が来る——。

「もう、お前を”友達”になんて戻させない」

友達のままでいられなくなった幼馴染の、危うくて甘い駆け引き。

番外編含む全11話で完結
24h.ポイント 21pt
46
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